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カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2008
▼埼玉西武-オリックス 1回戦 (13:00、27,132人)
【投手】 (オ)金子、菊地原、加藤-日高、前田 (西)涌井、小野寺-細川 【責任投手】 金子 1勝0敗 加藤 1S 涌井 0勝1敗 【本塁打】 G.G.佐藤1号(西) パ・リーグが例年よりは早めですが開幕しました。西武ライオンズは今年から球団名に「埼玉」を冠し、地域密着を謳い文句に球場も改装し30周年の今年への意気込みを感じさせます。 昨年の開幕は、直前に「裏金問題」が発覚して当日の試合前のセレモニーも一切なく太田球団社長(当時、現副社長)の「謝罪スピーチ」で始まる異様な日でした。 今年は自慢の大スクリーンを使って球団史を振り返るなどしていましたね。そして、試合前の国歌斉唱はライオンズの球団歌を歌っている「松崎しげる」さんの声量豊かな声が狭山丘陵に響いていました。 始球式前には上田埼玉県知事による「西武応援宣言」があり、そのまま「ストライク」の始球式へとの流れでした。 今日は生憎の雨で寒かったですが、晴れ舞台でもある開幕試合を任された投手は「涌井と金子」でした。 ライオンズの開幕投手といえばここ10年は「西口」か「松坂」であり、涌井は高卒4年目でこの座を手に入れた。 一方のオリックスの金子は、自由枠で入団し故障が癒えた昨年は後半から先発に定着して6連勝と勢いの有る投手で西武は昨年この投手に完封負けを喫しています。 【2回表】オリックス 先頭のローズを警戒し過ぎて四球を与える。濱中の平凡な遊ゴロを中島が弾きエラーでピンチを招くも涌井が後続を絶つ。 【2回裏】西武 金子の105~108キロの大きなカーブと140~145キロの直球との緩急でこの回3者三振。西武の打者のタイミングを狂わす。 【3回表】オリックス 1死から坂口がセンター前にヒットで出塁。迎凡退後3番ラロッカの打席で再三1塁へ牽制。ラロッカが右中間を破る2塁打を放ち坂口が生還してオリックス先制。 【4回裏】西武 3回に同点のチャンスを逸した西武、1死からG.G.佐藤が豪快にレフトスタンドへ叩き込む同点ソロ本塁打。続く中村も2塁打で出塁するが逆転は出来なかった。 【7回裏】西武 先頭のボカチカ四球で出塁。細川のバントの打球は投手前に転がり何とこれが併殺打となり一気にチャンスは潰えた!これは痛かったし、スタンドで観ていて嫌な予感が...。 【8回表】オリックス 先頭の日高が四球で出塁。坂口のバントを処理した涌井の送球がそれて中島取れず。続く迎のバントで1死2,3塁。3番ラロッカは2-0と追い込まれながらもセンターへ犠牲飛球を放ち、オリックスはこの回無安打で貴重な1点を奪う。 【9回裏】西武 G.G.と中村へ1発の期待が掛かるが抑えの加藤の前に凡退。2死から代打大島のセンターへの安打と代走赤田主将の盗塁で2死2塁と盛り上がる。しかし、細川の代打上本は加藤の高めの速球に負けて空振り三振。 オリックスの金子は立ち上がりから緩急が使えていて、西武打線は大振りが目立ち三振を10も奪われ、更に、7回裏にはバントが併殺になるなど少ないチャンスを生かせなかった。 逆にオリックスは3安打ながらもラロッカの効果的な2打点が勝利に繋がった。初の開幕投手を任された涌井だったが、この日の主審柳田(ヤナダ)は相対的にストライク・ゾーンが狭い上に、西武投手陣へはもっと狭く塁審としても微妙なジャッジは西武へ不利にすることでファンには認知?されている。そうしたこともあってか2-3が多かったが8回の先頭日高へ与えた四球が結果的に勝敗を決してしまった。 それでも涌井は8回2失点であり責めることは出来ない。むしろ大振りを繰り返していた打者に問題があり、ブラゼルも全くいいところがなかった。まあ、これで緊張が解れて1日休んで仕切りなおしですね。 【試合後のコメント】 涌井投手: 「僕の責任です。無駄なミスもあったし、(相手に)打たれるような甘いところに投げてしまった。」 ナベQ監督: 「(相手先発の)金子にいい投球をされた。涌井は本来の出来じゃなかったけど、重責の中、2失点だったことは評価できる」。 開幕試合が全てではないですから、土日の2試合を取ってこのカード是非勝ち越しで終わりましょう。 次の観戦予定は22日(土)です。 試合の詳細はこちらで ←「パ・リーグ開幕!」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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