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カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2008
▼埼玉西武-北海道日本ハム 6回戦 (埼玉西武3勝2敗1分、14:01、34,783人)
【投手】 (日)スウィーニー、建山、武田久、星野-鶴岡 (西)キニー、大沼、星野、小野寺、グラマン-細川 【責任投手】 小野寺 2勝2敗 グラマン1勝8S 武田久 2勝2敗 【本塁打】 細川5号(西)、中島8号(西)、G.G.佐藤9号(西) 5月5日、子供の日のこの試合は初回からライオンズの劣勢で始まります。 先発・キニーの乱調で3四球に一塁手石井義のエラーが絡みいきなり3点を失う(自責点0)と、2回から登板の大沼も5回にやはり一塁手石井義との連携ミスをきっかけに打ち込まれ、5回まで6点ビハインドと苦しい展開。石井義は今季から一塁も兼任しているものの、ここでも不安定な守備力を露呈。これではいくら打撃が好調でもセ・リーグ球場でのスタメン出場は難しいでしょう。 キニーは試合前のブルペン投球から球筋が定まっていなかったので嫌な予感がしていた。試合後、キニーの背筋痛が発覚し登録抹消となり許銘傑投手(こいつはダメだよ!)が昇格するそうだ。 34,783人(実数発表後の第3位)と開幕カードを上回る今季最多のファンが集う西武ドームに敗色ムードが漂います。 5回にGG佐藤のチーム初安打を皮切りにチャンスを繋ぎます。ここで頼れる女房・細川がここまで好投の日ハム先発・スウィーニーから甘いスライダーを値千金の5号満塁弾を放ちます!!歓喜乱舞に包まれる西武ドーム!!!さ~て、試合は始まった!!! この一発をきっかけに完全に目を覚ました獅子とファン!ナベQ監督も試合後語っていたように、これで球場内の重苦しいムードが一掃され、ベンチも「行ける」となりました。 復帰初日の中島がまず6回にソロ本塁打を放ち1点差とすると、なおも8回、武田久から片岡が先頭で出塁し栗山がバントを成功。ナカジ三振で倒れた2死ブラゼルのタイムリーで同点!これで球場内のファンも気が楽になり、「GG仕上げろ!」私はそう叫びました! そして本当に「仕上げてくれました」。“千両役者”GG佐藤が武田久の甘く入ってきたストレートを右中間に勝ち越しとなる、大きな大きな9号ツーラン!!遂に6点差を逆転!!! この時点で、球場のボルテージは今まで経験したことの無いような高さにまで登りつめました!!こうして文章を書いていても、あの興奮と西武ファンの歓喜が脳裏に蘇ってきます。 武田久は球場の雰囲気に飲まれたのか、ストレート系の球種が続いたところを西武打線に狙われました。 9回は守護神グラマンが0点に抑え試合終了です。怒涛の勢いを見せたライオンズ打線が6点差をひっくり返す劇的な逆転勝利で2位・日本ハムを下し、ゲーム差3と首位をガッチリキープ!貯金は今季最多の9となりました! これが首位の実力!この勢いはまさに黄金期そのもの!ファンと共鳴したライオンズが首位攻防戦の第1ラウンドを制しています!! 【ヒーロー・インタビューでのコメント】 細川捕手: 「(満塁ホームランは)完璧な当りでした。一生懸命振った結果です。子供の日に家族の前で打ててうれしいです。これからも打ちつづけて投手陣と助け合っていきたいです。」 中島内野手: 「完璧な手ごたえでした!怪我した足をかばってゆっくり走れるようにホームランを打つ、と言ったけど、そのとおりになってビックリしました。これからもホームラン量産します!明日も勝てるようにがんばります!」 ブラゼル指名打者: 「いい場面で回ってきて、自分のスイングができてよかった!子供の日にホームランが打てなくて残念だけど、明日からも活躍できるように頑張りたい!」 G.G.佐藤外野手: 「狙ってはなかったけど、手ごたえはよかった。打ててよかったです。 (ファンに一言)子供の日、子供たちの夢を現実に。そして、ホームランに夢を乗せて、こいのぼり。“キモティー~~~~~~~~“」 【管理人のつぶやき】 3日の千葉マリンでの試合に続いて初回に守備の乱れから大量失点する嫌なパターンで0-6となったときは、その千葉マリンでの試合展開が頭をよぎった。 ただ一つだけ違っていたのは唐川とスウィーニーの出来の差だ。スウィーニーは唐川と違って道の投手では無かったことだ。案の定、5回に細川の満塁弾が出て、眠れる獅子がここで覚醒した。 結果的に相手のクローザー(MICHEL)が出る前の8回で決着を付けて、9回にグラマンを投入する理想的な形での勝利を飾れた。 打線の粘りで勝てたけど、いつもこうして打線が援護できるとは限らない。最近、投手が大量失点する場面が多いが、やはり先発がビシッといかないと理想的な試合運びは出来ない。 こうした打線の爆発の裏には伊東監督時代にはなかったスコアラーと選手が一体となって攻略方法を見出しているからだ。 明日の試合も観戦しますので、今度は早い回から楽な展開を希望します...。 【明日の試合の先発ダースについて】 今日の先発は西武ドームでは安定感がある石井一と、ハムはプロ初登板初先発のダースだ。 2006年のドラフト4位で入団した2年目の右腕投手だ。 彼は、関西高(「かんぜい」と読みます。岡山県)出身で、甲子園にも出場し早実・齋藤と延長15回まで投げ合ったので記憶されている野球ファンも多いでしょう。名前の「ダース」はスターウォーズのキャラとは関係なく、父がインド出身で母が日本人と記憶しています。 梨田監督は「ダルビッシュ2世」として期待しているそうですがどうでしょうか? 試合の詳細はこちらで ←「西武6点差を大逆転勝利!」関係のブログ満載! ←西武ライオンズのことならここ ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載 人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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