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カテゴリ:野球・埼玉西武ライオンズ2009
埼玉西武・中島内野手が2度目の契約更改交渉に臨み、前回と同じ4000万円増の年俸2億5000万円の提示を保留した。午後6時から始まった交渉は食事休憩なしの約3時間20分にも及んだが、中島は疲れた表情も見せず「今年は自分の中で、今までで一番良かったシーズンだと思う。妥協することはない」と徹底抗戦を誓った。 自身で持ち込んだノートにメモを取りながら、交渉相手の前田球団本部長を質問攻めにした。 特に「義務値」の解釈に時間をかけた。今季はリーグ唯一のフルイニング出場を果たした上で、打率・309、22本塁打、92打点。ただ前田本部長は「高額年俸の選手に対しては、こちらもレベルの高いものを期待している」とし、中島に求める具体的な数字を挙げて説明。それに対して中島は、タイトルを獲得した最多安打(173本)、最高出塁率(・398)などの数字も挙げて見直しを訴え続けた。 球団側の言い分も分かるが、他球団の主力級と比べても西武の選手の年俸は妥当と言えるか疑問に感じる提示額が紙面を飾っている。当然ながら、選手たちは他球団の同等クラスの選手の更改記事をみているはずだ。 球団側は査定方法などを説明しているが、1億円を超える選手の査定は数字だけでは難しく言葉は悪いが「ドンブリ勘定」なのが現状である。中島も涌井もタイトルのことを強調するが、西武はタイトル料なるものは加えられず、この辺が他球団とは異なる点で選手たちの言い分も理解できる。 ただし、涌井は最多勝と沢村賞という投手としては最高の賞を受賞したので強気に出たい気持ちは分かる。中島のタイトルは打撃3部門(本塁打、打点、打率)外のタイトルであるのがインパクトを弱めているが、2億5千万円と提示では納得いかないだろう。 私個人レベルでは中島は「2億7千万~8千万円」位が妥当かな?って漠然と思います。涌井は「2億2千万円+タイトル料(又は出来高)」かな?。 球団はこうした主力選手に対して、チームの成績(4位)を云々ではなく、成績を残した選手には報いてもらいたいし更改の席上で選手の感情を逆撫でするような発言やプライドを傷つけるような不用意な発言にも注意してもらいたい。そうした発言の積み重ねがFA交渉時に不利に働くでしょうから、ファンはそこを一番心配しています。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.26 13:01:09
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