|
カテゴリ:音楽・AOR
<曲目> 1. Goodbye Aloha 2. Dream Lady 3. Making Amends 4. Love Is All 5. See 6. Take Good Care (of your time) 7. Maui On My Mind 8. Hold Her Own 9. All Alone 10. Home Away From Home 11. Such A Mess 12. Laugh Too Loud インディアナ州出身のレイ・グーリアックが1979年に故郷で録音したアルバムだが、内容は自身が1976年からしばらくの間滞在していたハワイのマウイ島への賛歌として作られた。 従って、このアルバムはハワイ出身者が制作したハワイアンAORとは純粋な意味では異なるのだが、内容的には十分ハワイアンAORとして通用する中身になっている。 アルバム収録曲は全てレイ自身によるもので、演奏も本人が殆ど全ての楽器(ギター、ベース、ピアノ、ドラムス、シンセサイザーなど)をプレイし、バック・コーラスも彼自身の声による多重録音で処理されている。 1曲目はいきなり軽快なリズムに乗せて歌っているが、中身はハワイへの感謝を示している。 ラリー・リー辺りのサウンドに少し近い雰囲気を感じる。 2曲目はタイトルの様に何だか夢の中を漂っているような感じで、フォーク調のアコギがメロディ・ラインを牽引している。 3曲目は、こちらも軽快なサウンドでカントリー・ロック風でコーラス・ワークも爽やかだ。 4曲目は、どことなくマッタリとしたムードが漂い、レイの歌声もここではロック調である。 5曲目は、全曲同様ここではハワイの風は感じられず、どちらかと言えばサザンロック風の曲調である。レイによる一人多重録音びよるヴォーカル・ハーモニーが耳に付く。 6曲目は、アコギによる軽快なリズムが終始流れとレイのゆったりとしたヴォーカルとバック・コーラスが絡む。ギターのメロウなリズム・パターンが心地良い。 7曲目は、このアルバムのハイライト的な曲。マウイでの快適な生活をそのまま歌詞にした、レイによるマウイ賛歌と言って良いだろう。曲調は全曲と似ている。 8曲目は、一転してアップテンポなポップスでレイのヴォーカルも再びロック調に変わる。 9曲目は、トロピカルなナンバーながらもボザノヴァを感じさせるまったりムードの曲。レイが演奏しているのか判らないが、ホーンセクションが随所に絡む。 10曲目は、アルバムの表題曲。生まれ故郷から遠く離れたマウイ島での生活について吐露している。メロディ・ラインはピアノとアコギでリズムを形成したシンプルな曲。 オリジナル・アルバムは10曲収録だが、今回の再発盤では2曲のボーナス・トラックが追加収録されている。 11曲目は、ウェスト・コースト・ロック風のサウンドで中間部でのギター・ソロがロック色を強めている。ハワイを感じさせない曲で、ラストはいきなり終わる。 12曲目は、波音のSEで始まり同じSEで終わる。ソプラノ・サックスの音色が印象的。 ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.07 16:28:31
コメント(0) | コメントを書く
[音楽・AOR] カテゴリの最新記事
|