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カテゴリ:交通システム
今日は終日強風でした。 洗濯物があちこちに飛んでました。 私のバイクのカバーも見事に半分以上捲れあがってましたね。
昨日は穏やかないいお天気だったのに、明日は最低気温が0度になるそうです。 春の訪れまでは、まだ少しあるみたい。 ところで、最近 バリアフリー化ということもあって、駅などの公共施設でエレベーター、エスカレーターの設置が増えている。 これは確かにいいことです。 車椅子などを利用せざるを得ない身体障害者にとっては朗報である。 今までも駅などでは、駅員が2~3人がかりで階段を運び上げている光景を見たが、なかなか言いにくいもの。 私自身、3年前に左足首の複雑骨折で初めて車椅子、松葉杖のお世話になったが、車椅子で外出したときに、「なんと世の中は身障者にとっては不便なんだ!」と実感した。 健康体のときは何も感じなかったが、それほど世の中の施設は健常者本位に作られており、日本ではまだまだバリアフリーが遅れている。 高齢者の増えるこれからの時代。 バリアフリー化は公共施設だけでなく、家庭にも必要になってくるものと思います。 さて、以前 どこで書いたか忘れたが、「エスカレーターで急ぐ人のために片側をあけておかないと、なんとなく舌打ちされたり、邪魔者扱いされたりすることもある」ということを書いた。 エスカレーターの片側をあける場合、「関東では右側をあける」、「関西では左側をあける」ということがよく言われるが、本来はエスカレーターの追い越しは原則禁止。 元々エスカレーターは片側をあけないで乗ることが基本だそう。 「片側をあけ、急ぐ人が歩いて通るというのは、自然発生的に生まれてしまったもの」と 社団法人・日本エレベータ協会。 本来は、ステップの黄色い枠の中に立ち、必ず移動手すりを持つというのが、正しい乗り方だそうです。 理由は「安全装置が動作した時や停電の時は急停止するから、転倒を防ぐため」ということだそう。 ということで、本日のお題は 「屋上手前のエスカレーター」 尚、昨日のお題は 「玉子カレー」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ さて エスカレーターといえば、子供のころ、百貨店の屋上が好きでよく行ったが、大人になってから疑問に思うのは、エスカレーターがなぜ屋上階までいかないのか?ということ。 エレベーターは「R」表示されていて、屋上までいくものが多いのに、エスカレーターはひとつ下の「レストランフロアまで」とか「レストランフロアの下まで」で終わっているケースがほとんど。 エレベーターは好きじゃないという人も多く(特に混んでいる時は)、最上階であっても、エスカレーターでゆっくり上りたいが、最後の最後であらわれる階段に「?」と思うことが多い。 東京・伊勢丹では、「いろいろ調べましたが、なんでそうなったかはわからないんです。 当社の場合、もともとあった建物を買収し、それを拡大したという事情もあり、もともとの建物にエスカレーターが途中までしかなかったんじゃないかと思われます」と、広報担当者。 では、京王百貨店では、「元々エレベーターは屋上までいきますけど、エスカレーターが屋上までいくビルなんて、百貨店に限らず、ほとんどありませんよね?」と広報担当者。 ただ、通常のビルと違い、百貨店の屋上は「営業フロア」の一つだし、エレベーターは屋上までいくのだから、エスカレーターも、と思うのだけど・・・ すると、改めて調べたうえで、こんな回答をくれた。 「建物を建てた当時の建築基準法はわかりませんが、現行では、屋上までエスカレーターをつけるのは無理なようです」 ただし、これは建築基準法というより、「消防法」上の問題で、しかも、京王百貨店の構造上では無理 ということだった。 「当社の作りでは、エスカレーターはフロアのど真ん中にあるので、屋上まで上げるためにはフロアのど真ん中に穴をあけなければいけなくなるんです」 フロアの真ん中に穴をあけるのができない理由はというのは、 「屋上は営業フロアでありながら、同時に、『避難フロア』という大切な要素もあります。 避難フロアには通常、固定物を置くことができないので、真ん中に固定物=エスカレーターを置くのは無理なんです」とのこと。 ちなみに、エレベーターは壁側にあるので、屋上まで通すことができるのだという。 そういえば、エレベーターはほとんどのビルで端にあるのに、エスカレーターは真ん中を通しているビルが多い。 それは、箱を上下させるだけのエレベーターと違って、ある程度の幅をとってしまうためなのだろうか。 ただ エレベーターも屋上まで通すには、構造上 その上に機械室を作らねばならない。 つまり 機械室を設けられる場所しかエレベーターの設置はできなかった。 従って、必ずその機械室がエレベーター上にあったが、現在は機械室レス構造のものができ、一段と屋上まで通しやすくなった。 同時に設置場所の限定がなくなった。 いずれにしろ、エスカレーターが途中階で終わっているのは、百貨店という業態で決まっているわけではなく、各ビルの構造上の問題のようです。 ●別ブログ2/07の新着は「美術鑑賞とグルメ三昧」 こちらも見てね 尚、迷惑書き込みがやたら多いため、現在 別ブログのコメント欄は停止しております。 ご了承ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月23日 22時22分15秒
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