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カテゴリ:交通システム
以前 「ピポーピポー」で、救急車のことを書きましたが、消防署の救急車以外にも、許可を受けた一般病院の救急車も緊急自動車として認められています。
しかし、医師個人のなどは緊急自動車として認めれらておらず、緊急を要する場合でも一個人となります。 実際、パトカーなどに捕まった場合、パトカーが先導してくれることもありますが、それでも違反は原則として検挙されます。 それが今回、一定の条件を満たせば、救急車などと同じように緊急自動車として認められるようになりました。 ------------------------------------------------------------ 在宅療養を続ける終末期のがん患者などの容体が急変した際、患者宅に駆けつける医師の車が4月から、「緊急自動車」として認められることになった。 現場の医師のアイデアをもとに国土交通省と警察庁が法令整備を進めた。 回転灯やサイレンの設置などの条件を満たせば、救急車などと同じように道路を優先的に通ることができ、患者宅にいち早く到着することが期待されている。 治る見込みが薄く、自宅で家族と過ごすことを選んだ終末期のがん患者などに対しては、医師が往診し、痛みを和らげる緩和ケアなどにあたっている。 統計データはないが、在宅治療の質向上を目指す「在宅ホスピス協会」(東京・墨田)のホームページは、終末期の往診に対応できる全国の病院や診療所計600カ所余りを紹介している。(2009年3月30日 日本経済新聞) ------------------------------------------------------------ これは必要でしょうね。 今までは緊急を要する場合でも、緊急自動車としては認められていませんでしたから・・・ さて、いきなり話は変わりますが、春ですねぇ~ ちょっと野山に行けばかわいい花が咲いており、小鳥の鳴き声が聞こえます。 あるとき、JRのホームで小鳥の声が聴こえ「おっ ここにも小鳥が」と思った。 ところがよく聴いてみると、ずっと同じトーンの鳴き声が続いているし、どうやら本物が鳴いている声ではないようなのだ。 そこでホーム内を探してみたところ、その鳴き声はホームに設置されているスピーカーから流れていることがわかった。 ン、これって乗客へのサービス? 以前「発メロ」で書いたが、列車の発車時に流す発車メロディと同じなのか? でも 一体、なんのため? ホーム内の環境をよくするためだろうか? 試しに知人たちに話してみると、「鳩などの鳥やねずみを避けるため?」などという意見もあった。 さて、真実は? ということで、本日のお題 「JRの小鳥の鳴き声」 尚、昨日のお題は 「床屋」←ご覧になってない方はこちらもどうぞ なぜ、ホームに鳥の鳴き声がするスピーカーが設置されているのだろうか? 「ガイドラインに基づき、視覚に不自由をお持ちのお客さまに対して、ホームから改札(駅出口)へのルートを示すために設置しています。 具体的には、駅のホームから出口(=改札口)向かう階段入口に設置しています。 都心のターミナル駅では、東京駅・上野駅・池袋駅・品川駅などに設置されています」(R東日本広報部) えっ そうだったのか。 ホームにある黄色い線、つまり視覚障害者の人たちのための誘導ブロックのことはもちろんわかっていたけれど、このように音での案内もされていたとは。 さらに「このスピーカーの設置は2004年度から本格的に設置を進めています。 ちなみに 鳥の鳴き声以外にも、改札口では『ピンポーン』という音、トイレでは『右が男子トイレ、左が女子トイレです』など、位置関係を音声で案内しているところもあります」とのこと。 そして、鳥の鳴き声として多く採用されているのは、「キビタキ」という鳥だそう。 ただし 地方によって異なる種類の鳥の鳴き声の場合もあるという。 また、この鳴き声は首都圏の駅ではだいたい30秒~1分の間隔で定期的に流れているのだとか。 ホーム利用者からの声について尋ねてみると、「ほとんどのお客さま(健常者)は、設置趣旨をご存知ないこともあり、「何のために設置されているのか」という問い合わせもいただきますし、『癒される』というご意見もいただいています」という。 私もその鳴き声にすっかり癒されていたのだが、なにはともあれ、きちんとした設置の意図もわかってよかった。 そして、視覚障害者の方々などへの配慮や工夫がされているのは、やはり心強いことで、私たちがそのことに気がつくこともまた大事なのだと、改めて感じた。 大学からアクセスの多い別ブログ ●別ブログ4/13の新着は「アトランティス伝説」 前回は「謎の企業 B-CAS社」 こちらも見てね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月21日 21時12分49秒
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