通風
いきなり お知らせですが、急遽 明日から2週間ほど、また 短期おでかけします。 せっかく帰って来て、お持ち帰りの仕事を機嫌よくしていたのに・・・一応 本日終わらせて、メール納品しました。また違う会社ですが、こちらから派遣しているうちの1人が体調不良で休みがちなので、予定が大幅に遅れているため、助っ人です。 もー 日雇いの便利屋さん状態です。この前のところとは違う業種。 まあ 30数年 いろんなことをやってきましたから、どんな業種でも対応できますけど・・・今度もどうやらマトモな席はないようで(会議室ではないが、隅っこの普通の机)、PCもノートを使わなければならないよう。よって またまた お昼間はネット接続できませんので、ご訪問不可です。 また 帰宅も遅くなりそうなので、コメントレスも遅れます。 何卒 ご容赦ください。さて、今日も昨日の「血管のお歳」に続いて、かった~い話題 「通風」もう亡くなりましたが、私の伯母さんが これで悩んでました。 いろいろ病院も通ったそうですが、残念ながらいっこうに良くなりませんでした。昨日の「血管年齢」も高齢になれば、悪化はやむを得ないものですが、痛風もどちらかといえば高齢の人が多い病気です。しかし こちらは高齢化からくるものではなく、もっと若いときの栄養管理の不備によって、加齢とともに出てくることが多いようです。まず、痛風になりやすい条件として、食生活が一番にあげられます。 痛風は、血液中に「尿酸」という物質が増えてしまうことによって起こります。尿酸は、健康なときには液体に溶けた形で存在していますが、これが過剰に増えてしまうと針状の結晶になって、身体のいろいろな場所に沈着します。特に関節などに沈着した場合、激しい痛風発作を起こします。(これ かなりつらいらしい)高尿酸血症が増加してきたのは、ある程度、糖尿病と似通ったところがあります。 肥満度が増せば高尿酸血症にかかる可能性が増えてきます。食物が豊富ですし、車社会のせいで、歩くことが少なくなったことで肥満が増えてきました。もう一つの原因は飲酒です。 ビールの飲み過ぎはよくありません。 アルコールの代謝にともなって、尿酸が増えてきますから、アルコールの飲み過ぎは高尿酸血症の頻度をあげ、痛風患者を多くすることになります。皆さんご存知の通り、糖尿病はインスリン抵抗性が増えてくると起こってきます。 それと同じ様に高尿酸血症はインスリン抵抗性が増えてくると尿酸が多くなり、起こってきます。 インスリン抵抗性をもたらす代表的なものは肥満です。肥満がインスリン抵抗性のもとになりますから、肥満者の痛風ないし高尿酸血症ではインスリン抵抗性をその根底に持っています。 日本での研究では、痛風患者の50%でインスリン抵抗性があることがわかりました。高尿酸血症とは、血中の尿酸値が7mg/dl以上のことをいいます。 ですから7mg/dlを超えている人で、肥満があれば先ず体重を減らす様、1日1時間歩く様に習慣づけることが第一です。第2は食事療法です。 食事療法の基礎はプリン体の多い食品を制限することです。「痛風」は約70%が足の親指のつけ根が痛くなります。 それ以外には、ひじやひざ、かかと、足の親指以外の関節、くるぶしなどで発作が起こり、最初の発作では約90%が足の指の関節周辺で起こると言われています。尿酸は体内で「プリン体」と呼ばれる物質が分解されてできるものです。 尚、プリン体とは、動植物の細胞の核や染色体の中にある、遺伝に関わる核酸という物質の成分です。プリン体は食事から摂りこまれるだけではなく、新陳代謝によっても生産されます。 そして、肝臓で代謝されて尿酸となります。尿酸は腎臓で老廃物となり、結局のところ排泄されてしまいます。つまり、人の細胞が生命活動をする中で、その老廃物として尿酸が作られているのです。その尿酸が増えてしまう理由のひとつは、体内で尿酸が作られ過ぎる場合。 これは、体内の尿酸合成が多すぎたり、プリン体を含む食べ物を摂り過ぎてしまうことが原因です。もうひとつは尿酸の排泄がうまくいかず、たまってしまう場合。 日本人はこのタイプで痛風になることが多いようです。健康な人の場合は常に約1,200mgの尿酸が蓄積されています。 そのうち半分以上の尿酸が毎日入れ替わっていおり、排泄される尿酸のうち、4分の3は尿として、残りは汗や便として排泄されます。しかし、この排泄がうまくいかなくなるとバランスが崩れてしまい、尿酸が体内にたまってしまうのです。尿酸が高いかどうかは健康診断や人間ドックの血液検査で分かります。<尿酸値の一般的基準値> 正常値 7.0mg/dl以下尿酸値の平均値は年齢や性別によって多少変動があり、男性で4.0~6.5mg/dl、女性では3.0~5.0mg/dlが正常と言われています。 ただし、男女ともに7.0mg/dl以上になると「高尿酸血症」と呼ばれます。しかし、高尿酸血症だからといってすぐに痛風の発作が出るわけではなく、長年放置しておくと、尿酸の結晶が関節などに蓄積して激痛をもたらす痛風になってしまうのです。ちなみに、痛風発作が起きても治療をせずに放っておくと、関節だけではなく関節の周囲や軟骨、皮下組織などにも尿酸の結晶がたまり、「痛風結節(つうふうけっせつ)」といわれるこぶができます。触っても痛みはないため、気がつかないうちに大きくなってしまうこともあります。また、尿酸は腎臓から尿として排出されるので、尿酸が増えれば腎臓にも負担がかかります。 処理しきれなかった尿酸が結晶化して腎臓の中にたまってしまい、腎障害を起こしてしまうのです。腎障害を気がつかずに放っておくと腎不全、さらに尿毒症を起こし、死に至ることもあります。また、高尿酸血症の人が、高血圧や糖尿病、高脂血症などの合併症を起こしていることも少なくありません。 その反対もあります。いずれにせよ、検査で尿酸値が高めだと診断されたら、専門の医療機関を訪れて異常がないかチェックしたほうがよいでしょう。次回は、プリン体の多い食品、少ない食品をご紹介します。以前にご紹介した、DIAMAMAさん & sisterさんが、お店を開店しました。お店の名前は「来楽暮(こらぼ)」 ←ここをクリック尚、メインタグはヘッダーに移動しました。●別ブログ6/3の新着は「島民ラジオ開局」 奄美FM ディ!ウェイヴ また、前回は「ガマン」 また、前々回は「殺虫剤」 こちらも見てね