格差の拡大 Part-2
今日もお天気は良いものの、肌寒い1日でした。 春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。どうもこの頃 みなさんとすれ違いの日が多くなってます。今日は早めの更新ですが、普段は午後9時過ぎ以降に更新しますので、よろしく。3月20日 今日は1951年 初めてLPレコードが発売された日だそうです。そして1926年 - 蒋介石が反共クーデターを起こす(中山艦事件)1981年 - 神戸市でポートピア'81が開幕 1995年 - 地下鉄サリン事件 12人が死亡、5,510人が重軽傷を負う2003年 - イラク戦争勃発。米英軍がイラクに侵攻(正確には3/19 米 東部標準時) 2005年 - 福岡県西方沖地震(M7.0)発生 玄界島が壊滅的被害と 大きな事件が、今日 3月20日に起こっています。さて 本日は昨日の続き「地域格差の拡大 Part-2」です。昨日 おいでにならなかった方は、こちらをクリック→「地域格差の拡大」前回は、「これから私たちは次のような環境の中、手探りで将来に向かって歩いていかなければなりません。」と 終りました。では どのようにしていけばいいのか 一緒に考えていきたいと思います。ちょっと難しく、長くなりますが、お付き合いください。その前に、また ネット記事をご紹介。----------------------------------------------------------------------家庭の所得によって、子どもの進学への期待や習い事にかける費用に格差が出ていることが、「こども未来財団」(東京都港区)の調査で明らかになった。調査は昨年10月、20~44歳の既婚男女約2400人に行い、回答者の家庭所得を年収「200万円未満」から「1000万円以上」まで6分類した。1000万円以上の家庭では89%が子どもに大学・大学院進学を希望しているのに対し、200万~400万円未満は44%、400万~600万円未満は6%。200万円未満の家庭では30%が「特に希望はない」と答えた。第1子に習い事をさせる割合や平均月謝額も所得に“比例”。1000万円以上の家庭の79%が習い事をさせ、約2万7000円の月謝を払っているのに対し、400万~600万円未満と200万~400万円未満の家庭では、それぞれ50%、約1万2000円と 38%、約9600円だった。調査に関わったお茶の水女子大の坂本佳鶴恵教授(社会学)は「子どもの教育費は『かかる』というよりも『かける』ということが明確に表れた。所得差が教育格差につながりかねない。子育て世帯への教育費の支援が今後の課題になる」と話している。 (読売新聞:2006年03月14日)----------------------------------------------------------------------つまり 上流家庭と中流、下流家庭のかける教育費はあきらかに違うのです。生活に占める教育費はいまやかなりの比率になっていますが、やはり限度があります。一家が生活できることが最優先ですから・・・★人口減少社会・超少子高齢化社会日本全体の人口減少とそれに輪をかけた労働人口の減少により、収入を得ることができる人口が減っていく社会の中で、増大する高齢者層を支えていくこととなり、おのずと負担は重くなります。そしていつか私たちも支えられる側になっていきます。★増税・インフレ社会家計を圧迫する増税とインフレ慢性的な赤字の財政を、国債の発行という赤字先送り手法の自転車操業で賄っている日本。 その額は国債・地方債などを合わせると1,000兆円に達します。生まれたばかりの赤ちゃんを含めて国民一人当たりに換算すると800万円を超える借金のツケが重くのしかかっていますが、そろそろ自転車操業にも限界が近づいています。この状況を変えていくには、インフレ(物価上昇)を起こすか、大幅な増税をせざるを得ないところまできています。 最終的には国民の私たちにツケがまわってきます。 と 言うことは、私たちはこの避けられない増税やインフレに耐えることができる家計を今から計画しておかなければなりません。★自己責任社会国や企業が私たちを守ってくれた時代は終わりました。 国も企業も自分のことが精一杯で、国民や従業員のことまで守ってくれません。 銀行ですら、自行の建て直しを必死でやっています。口の悪い人が銀行に対してよく言う言葉に「お天気の日に、雨が降るといけないからと半ば強制的に傘を貸し、雨になると自分が濡れるから返せ と言う」というのがあります。今までの銀行、および金融機関の態度を見ると、まんざら当たっていないこともないような気がするのは私だけでしょうか? あ 少し話が脱線しましので、話を元に戻します。 預貯金ではペイオフの導入、国は年金や医療などの社会保障は負担を上げ、給付を削減してきています。(今回も老人医療費の自己負担増、福祉関係拠出金の減額、などなどがあります) 企業では退職金制度も確定給付型(企業が将来支払う退職金を約束)から401kなどの確定拠出型(企業は一定の退職積立金を負担し、その運用は社員が自己責任でおこなう)へ移行するなど大きく変化してきましたし、これからもますます変化の度合いは大きくなっていくことが予測されます。★無責任社会自己責任社会の一方で、無責任な人たちも増えています。●耐震強度偽造問題の当事者と、それを本質から離れて政権争いの道具にしようする政治家●自分の会社を世界一にするために、結果的に多くの投資家を犠牲にしたホリ○○ン●いっこうに減らない年金未納者(これは根本が政治にあるのだが)●意欲と気力を持たず、ただなんとなく働きたくないニート、などなど 年金や医療費・税金の負担などは真面目に働いて納めている人にかかってきます。ホントに人ごとではありませんよね。★成果重視社会「年上」「社歴が長い」「会社に貢献してきた」などということは、もう企業の中では出世や給料などの尺度にならなくなってきました。個人個人が今以上に「努力」をするということはもはや当たり前で、それ自体も評価に占める割合も下がってきています。 日本も「結果」を出すこと、「成果」を上げることで処遇が決まる欧米型の体系へと変化してきました。好き嫌いを問わず、今後もますますその傾向は強まるでしょう。ということで、この項目は一旦終わりにします。そして 別ブログは「言葉の暴力」 こちらもよろしく楽天では書きにくいことなので、できれば是非ご覧ください。本日の画像 「昨日の夕食」 左上から反時計まわりに きゅうり・わかめ・じゃこの酢の物、マグロ(元刺身)、山菜かやくご飯、味付けのり、玉ねぎ・わかめ・しいたけのみそ汁、人参の漬物、大豆・じゃこのピーナツあえ、真中に塩サケ と前回に続き豪華版。 でも大半は半額GETしたもの & 頂き物。そして 付録はいつものようにブラジルデザート「いちごタルト」画像提供はいつものように、ブラジルの Gaobrazilさん いちごがちょーデカイ! まわりにある粒々はナッツ。 やっばり劇甘