スネールvsスネールリッド!
さて前回の予告どおり、本日からバンコク土産の素晴しい品々の薬効を確認してみたいと思います(笑)。まず、第一回目の実験は「スネールリッドは本当に貝類駆除に効果があるのかぁ~!」です。 まずは、スネールリッドの紹介から。主成分は銅イオンとなっておりますが、おそらくは硫酸銅あたりだと思われます。使用方法(英語で書いてあります)は2リットル辺り1滴のスネールリッドを水槽に滴下してちょーだい!との事です。ただ、ちょっと気になるのが「炭酸塩硬度KHの低い水では、他の生物にも危険が及ぶ可能性があります」と注意書きがあることですね。大体、我が国の水道水の炭酸塩硬度は低めですから・・・。という事で、いきなり魚やエビに試すのはちょっと嫌なので、今日は貝君だけに御登場いただきます(笑) さて、スネールリッドに相対するのは・・・おっ~と!まずはラムの登場だぁ~♪レッドラムズホーンと言うのは、体が赤褐色に染まる変種の事を指すのであって、写真のような茶褐色の個体は「インドヒラマキガイ」と呼ぶのが正しい様です。いずれにせよ、普段はアベニーパファーの餌としてしか認知されていないラム君にしてみれば、一世一代の晴れ舞台と言えるでしょう!でも、嫌な晴れ舞台だな・・・(苦笑) 続いての登場は、よくわかんないけどたぶん「なんちゃらカワニナ」(苦笑)。いつの頃からか、我が家の温室に住み着くようになってかれこれ20年近いでしょうか?2回の引越しの際にも、乾燥させた底砂の中に紛れてしぶとく生き抜いてきたサバイバーです!日中は、砂の中に潜ってるのであまり目立ちませんが、夜間消灯後に懐中電灯で水槽内を照らそうもんなら、ウッと絶句する事請け合いの大量発生してたりします。以前、「この貝は水草を齧る傾向は少ない上に砂の中を適度に浄化してくれるので有益な貝です!」などとたわけた事を雑誌に書いているドアホウがいましたが、出来るならばそいつの水槽の中に我が家の温室の「カワニナ」をドバッと全部入れてあげたい気分です!(笑)。 闇夜に蠢くおぞましさでは、ラム以上の厭らしさだと思いますので、今回は是非とも「スネールリッド」の健闘を祈ります。とは言うものの、目の前で貝が苦しんでいるさまを見るのも悪趣味なので、これから水槽に「スネールリッド」投入して、明日の朝にもう一度確認してみます。貝類駆除に効果があるとわかったら、次に魚や水草に与える影響に関して調べてみたいと思います。それでは投入してみます!「それじゃ、両者ともフェアに戦うようにね!レディ~ゴォッ!」