バンコクでトムヤムクンのカップ麺を食べ較べるvol.06
原則として海外出張中には日本の食品を口にしない男ですが、今回は「トムヤムクンヌードル」買い漁っていたら、バンコクのJascoで日清の「カップヌードル トムヤムクン」と言うのを売っていたので思わずゲットしてしまいました。日本にいる時は、まずカップ麺なんか食べませんから、日本国内でもこの製品販売しているのかどうかは判りません。 ちなみに、日本の「即席ラーメン」は間違いなく世界一と言えるレベルで、今までタイ、ベトナム、台湾、中国そして欧米と色々な国を仕事で旅しましたが、どこに言っても「日本の即席ラーメンはウマイッ!」って絶賛されてます。ラーメンの本場中国でも、仕事先の社長が「今度中国来る時は、日本の即席ラーメンお土産に持ってきてくれっ」って頼んできたほどでしたから。しかも、ブランド指定(笑)でしたから、社交辞令だけとは思えません。 そんな世界に誇る「即席ラーメン大国」(笑)の雄である日清製粉の、しかもカップヌードルのシリーズなんだから、これはもう不味い訳ないっ!・・・って、結果は激マズでした(涙)。カップの中にはあらかじめ味付けされた乾燥麺と調味オイル、そして折りたたみ式のフォークと言うスタイル。麺はまぁ、カップヌードルそのものですから決して美味くはありませんが、十分許せる範囲です。 問題はスープ!って「トムヤムクン味」なんだからここはスープがキモじゃありませんかぁ~っ!!なんだか、普通のカップヌードルに適当に唐辛子やらその他のエスニックっぽい香辛料チョコチョコッとブレンドしただけで「ヘイッ!イッチョ上がりっ!!」ってなやっつけ仕事なのがばればれです。少なくとも、トムヤムクンの絶妙な酸味やら塩味が全然感じられません。この商品の開発者はトムヤムクン食べた事無いんじゃないでしょうか? はっきり申し上げて、地球上から消えてなくなってまったく問題ない商品だと思いますし、せっかく「世界に冠たる、日本の即席麺」と言う地位を築き上げてきた先達に申し訳ないと思います。まぁ、日本語読めないでしょうから無駄ですが(苦笑)「世界中のカップ麺ファンの皆様っ!この商品は無かった事にしてくださいね、これが日本のカップ麺業界の実力じゃないですからねっ!!」って、声を張り上げてと言うか絶叫したい気分です。当然、評価の星は0個です。