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madamkaseのトルコ行進曲

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 marnon1104@ お久し振りです (。≧ω≦)ノ!! kaseさんのお誕生日だったのですね。 お元…
 marnon1104@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) kaseさん、こんにちは(*'▽')♪ …
 madamkase@ Re[1]:渡航記念日(03/16) 高見由紀さんへ こんにちわ、イスタンブ…
 madamkase@ Re:渡航記念日(03/16) marnon1104さん、こんにちわ。 3月に書い…
 madamkase@ Re:トルコでシュウマイはいかがですか?(07/08) ひなのさん、おひさしぶりです。 トルコは…

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2015年09月26日
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【9月26日・土曜日】


 私はもう一度、土曜か日曜のどちらかにコンサートに行こうと思っていたので、どうせなら続けて行ってしまおう、とデニズさんに今日もお邪魔します、とFacebookからメッセージを入れた。

 デニズさんはコンサート会場の警備隊長セダットさんと2人で、庭の松の木陰で待っていてくれたが、私を見ると大急ぎで芝生を飛び越えるように走って来て出迎えてくれた。チャイが運ばれて来た。

kokage  
この松の木陰では、何度も楽しいティーパーティが開かれたものでした。



 今日は21年前からの友人ムスタファさん、シェレフさん、ユスフさん(みんなコーラス隊)の顔が揃っていたので、「やっぱり今日来てよかったわ」と言うと、デニズさんもニコニコとして頷いた。

 3時20分前にデニズさんは着替えに行く。10月半ばくらいまでしばらくお別れになるので、それらしい挨拶をして再会を約束しメフテル棟の前で別れた。10月の上旬、私はシワスに行ってしまうし、何日に出発なのかは分からないが軍楽隊はベルギーに行くことになっていた。

 今日のコンサートの最初の曲は、ここ何年も聞いたことのない歌だった。ボルという、金管楽器の吹奏で始まり、チェヴゲンの1人が朗々たる美声で長い一節を独唱するのだった。

 あとで教わったところによると、その歌は「Mert dayanır namert kaçar (勇者は耐える 臆病者は逃げる)」という、Türkü(テュルキュ=日本の民謡のような国民歌謡)の一つだということである。 

 そしてその美声の主は21年前に知り合ったユスフさんだった。そのときの仲間の中では今、一番老けて見えるユスフさんなのだが、8月半ばに訪問した時に、デニズさんが「ユスフさんは今でもいい声をしていますよ。今度お聴かせしましょう」と私に言っていたので、それを思い出してくれたに違いなかった。

deniz  
デニズさんの顔の前に、ユスフさんがいます。私のカメラ、ズームが利かなくて残念。

yusuf  
写真を見るともうとっくに定年退職した人かと思われそうな
ユスフさんですが、相変わらずの美声に変わりはありません。
手にした楽器がチェヴゲン(鈴付き錫状)で、9月9日撮影。


 20年ぶりくらいでユスフさんのソロで歌う声を聴くことが出来たのと、デニズさんがその約束を果たしてくれたことも嬉しくてつい目が潤んでしまった。

 コンサートが終わって、ミュゼ・ショップでCDを買っているところに、キョスゼン(大太鼓)のシェラフェッティンさんから電話がかかって来た。

 コンヤからバイラムにコンヤ・シェケリ(コンヤの飴)やチョコレートなどを買って来て、デニズさんや彼の子供達にあげようと、昨日デニズさんに預かって貰った。それを受け取ったので、私にお礼を言いたい、とミュゼ・カフェに会いに来てくれると言うのだった。

 彼にチャイをご馳走になっているとコーラス隊のムスタファさんが通りかかった。コーラス隊員の古株の人はみんなに「ホジャ(先生)」と呼ばれている。

sivil memur  
左からムスタファ・ホジャ、シェラフェッティンさん、そして私。



 シェラフェッティンさんも「ムスタファ・ホジャ!」と彼を呼びとめ、チャイを勧めた。成田に行く飛行機の中で知り合ったとき、ムスタファさんはまだ新婚1年にも満たない、最も若いチェヴゲン(コーラス隊員)だったのだ。

 当時ホジャと呼ばれていた、大物感の漂うチェヴゲン・バシュ(長)のハッサンさんは既に他界してしまっているのがさびしい。とても懐かしい思い出話をしながら、私は4時半分頃2人と別れて博物館を出た。

 その日、エミニョニュで美保子さんに会い、家に戻ると断水で、猫の餌を作ってやるにも手が洗えず不自由した。本当にどうしていつもこうなのだろう。








   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座



madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房)




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Last updated  2015年09月30日 21時07分34秒
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