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カテゴリ:やっぱりトルコが好きな私
【10月18日・日曜日】 5日前の13日(火)の昼前、NARVEN(http://www.narven.com.tr/)という大手不動産会社から電話があって、同社が首都アンカラに行く途中にある山岳地帯のボル県に造成中の、広大な温泉付き保養地の第一期工事が完成間近となり、賃貸、分譲などのセールス段階に入ったので、観光バスで行く現地見学説明会に招待された。 と言っても私の場合、買えるわけがないことは先方も承知しているので、枯れ木も山のにぎわいで連れて行ってくれるらしかった。お友達を連れて来てもいいですよ、と言うので、友人3人を誘って、日頃滅多なことでは行かれない山の空気を吸ったり、森林浴に行く気分で出かけたのだった。これなら枯れ木じゃないわいな。 ちょっと雨の降りそうな空模様だったが、タクシーで集合場所のメジディエキョイまで行って待つうちに、バスが時間どおりに迎えに来て、8時20分、ちょっとお湿り程度の小糠雨の中をいよいよ出発したのだった。 40人余り乗れる大型観光バスで、アジア側でも何箇所かに停まり、その地域から参加する人々をピックアップしつつ進むのだった。途中で水やチャイと菓子パンが配られた。そのあとバスは、イスタンブールの東端にあるゲブゼ工業地帯から、高速道路に入った。 コジャエリ県イズミット市や、サカルヤ県アダパザール市を通過し、デュズジェ県に入るとやや高低差が高くなり、途中のドライブインでトイレ休憩があった。 250キロほどの行程。大型デラックス・バスでお出かけです。 緩やかに上りになる山道、デュズジェ県は次第に海抜が高くなります。 その後、以前なら名にしおう難所・ボル峠に差し掛かるのだが、数年前に完成したボル・トンネルに入るために緩いカーブを右折した。このトンネルのお陰でイスタンブール~アンカラ間の陸路は1時間短縮され、5時間ほどで行かれることになった。 ボル・トンネルの入り口にさしかかってきました。 トンネルを出た頃、薄日が差して晴れ間が見えてきました。 トンネルを抜けるとボルの街である。そこからやや南に進路を取り、バスは一路森林の多いボル県のなだらかな山岳地帯に入って行く。ボルには、冬場イスタンブールやアンカラからたくさんのスキー愛好者で賑わう大きなゲレンデを持つ「カルタルカヤ・スキー場」があるのだった。 目指すのは、Bolu Gölucük Milli Parkı (ボル・ギョルジュク国立公園) ギョルジュク湖の、西洋のおとぎ話に出てくるような幻想的な風景。 そして温泉も豊富に湧き出している。ボルの山岳には、ギョルジュク湖と言う名のカルデラ湖を包含する、広大な国立自然公園があったのである。 この公園で約1時間のコーヒー・ブレイクがあり、みんな思い思いに湖畔を散歩したり、すぐにチャイを飲みに座る人もいて、私は会社のセールス係バハルさんとそぞろ歩いて何枚かスナップを写して貰った。 公園の入り口の料金所。歩きで来た人々は入場無料。 ギョルジュク・ギョルの眺め。クラテル(カルデラ)湖です。 ギョルジュク湖を背に、国立公園の眺めを満喫しています。 ここに軽食とカフェとバーベキューの広場があり、好きなところを使えます。 昼過ぎには沢山の家族連れやグループでいっぱいになりそうです。 今日の招待主であるNARVENのみなさん。ありがとう、楽しいです。 澄んだ空気の中で、幸せなひと時を満喫しています。 カフェに戻ってトルコ・コーヒーをご馳走になり、やがて集合時間が来て再びバスで6キロほど進むと、細い田舎道で、車両交換もままならない場所もあるが、途中から急ピッチで道路が造成されているところに出た。 その先に現場があり、近隣諸県からだいたいこの時刻に合わせて到着されるように設定されているのか、何台ものバスが到着し始めた。 最初に管理棟らしい大きな建物に入り、受付からすぐ奥の映写室に行く。温泉付きの優雅なこのバカンス村のコンセプトが記録映画風に上映され、次に大食堂に移動、フィックスメニューの、スープもついた美味しいランチをご馳走になった。 2019年に全棟完成の暁には、こんな大きなバカンス村になります。 管理棟の入り口にあるインフォメーション。笑顔で迎えてくれました。 このわらじのようなチキンカツと、スープ、ピラフやサラダが美味しいランチでした。 美由紀さんと並んで食べています。 いよいよ建設現場のモニター・ルームを見学に行きます。安全第一。 食事が済んだ2時過ぎ、モニター・ルームを見学し、私達にはバハルさんがついて詳しく説明してくれた。 1週間から10日くらい、世間の喧騒を離れて、優雅に広い保養地の中の温泉プールで泳いだり、自然を見ながら散歩をするのも楽しそうでいいな~、と私達も意見は一致したが、なにせ、先立つものがないよねえ、と結論もすぐに出てしまう。 しかし、NARVENではお求めやすい分割システムで、いろいろなケースの支払い方法を準備しており、月々の積立金も無理のない設計にすれば、気分は別荘の持ち主。楽しい夢を見ることも出来る。あながち不可能ではないよね、と友達同士で共同購入を想像するのも楽しい。 私の場合は猫さえいなければ楽勝なのだが、どうせ独り暮らしで車もないし、山の上までどうやって来るかも問題なので、まずは不可能であるのが明確。余計なことは考えないことにして、招待客だからいいや、と単に遠足に連れて来て貰った気分でついてきたのだった。 ぞろぞろとバハルさんのあとを付いて行きます。 これで12月に完成するって、本当ですか。 サロンには、フランス風バルコニーが付いています。 お風呂は2か所。こちらがシャワールームで、スタンダードです。 その脇の浴槽は、温泉の湯を直接引いています。自宅で温泉に入れる仕組み。 ブランコに乗って童心に帰る。さすがに美樹さんは若いので大きく振ります。負けた。 5時。出発の時刻が来ました。とても楽しめた一日でした。 NARVENさんの皆様、楽しい行楽と、ちょっぴり夢を見させて頂いて、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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