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madamkaseのトルコ行進曲

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2015年12月20日
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カテゴリ:旅に出て人と会う


【12月20日・日曜日】

 あとで写真を掲載します。


 コンヤではポストニシン様、アヌ・ホテルのべギル会長、ヌレッティン先生、アブデュラーさん、そしてユジェルさん、「私の愛するコンヤの五つ星」と勝手に決めている皆さん方である。

 ユジェルさんとは17日にシェビィ・アルースの入場券を貰いに行って数分間出会ったが、今日は滞在の最後の日なので、ユジェルさんと会う約束になっていた。ミチコさんが12時半発だったか、アンカラ行きの高速列車に乗るので、彼女を見送る前に早目に出迎えに来た日に休憩したカフェで出会うことになった。

 11時少し前に2人でアブデュラーさんの家のそばから市営バスに乗って、駅の近くの交差点のそばのバス停で降ろしてほしいとカプタン(運転士)に頼んだら、ちょうど2日前のカフェをちょっと通り越したところだった。

 ほどなくユジェルさんも来て、3人でいろいろ話をし、12時過ぎにミチコさんは駅もすぐそこだし、見送りはここでいいですからゆっくりお話しして、と私達を残して出て行った。

 「加瀬さん、ちょっとお昼のお祈りに言って来てもいいですか。20分くらいで戻ります」とユジェルさんもそのあと出て行き、私は彼が戻るまでまっていた。ふと外を見ると、交差点に先日は気がつかなかったが、「エルトゥールル・1890」の大看板があるのに気がついた。

 ユジェルさんが戻って、何を話したかもう覚えていないがあれこれ話をして、最後にコンヤ・エトゥリ・エクメッキを食べてから帰りたい、と言うと、では、日曜日でもやっている「カンディル」に行きましょう、ということになった。

 看板の前で写真を1枚撮り、ミニビュスで県庁前に来た。カンディルは、CD 製作などを手掛けている、ヒクメットさんがオーナーの食堂である。なかなか美味しいコンヤ・エトゥリ・エクメッキが食べられる。

 私達が着いたのはもう午後2時を回っていたが、またまたユジェルさんが払ってくれたので有難くご馳走になった。私はそのあと、もう1人、今回まだ会えずにいるアヌ・ホテルの会長ベキルさんに電話してみると、今日はホテルに出て来ている、5時までに来られれば待っているよ。との話。

 私はユジェルさんと一緒にベキルさんを訪問した。2003年以来、まるまる13年近い日々をサミミ(とても親しい間柄)として過ごしてきたベキルさんは、夏場は避暑地に行っていたりして会えないこともあるが、今日は1時間余り、ゆっくり話をすることが出来た。

「これからどうする、家へ夕飯に来ないか?」と言ってくれたが、私ももう今夜の飛行機で出発する、と言うと残念そうに「じゃあ、せめてアブデュラーさんのうちまで私の車で送ってあげよう。ユジェル君はそのあと最寄りの駅に送ってあげるよ」と言って、ピカピカの日本車のドアを開けてくれた。

 「車も人も日本人が一番だ。そうだろ、加瀬ハヌム」と言ってベキルさんは上機嫌である。だいぶアブデュラーさんの家に近づいてきた、と思う頃、「あっ、大変。鞄をベキルさんの部屋に置いてきちゃった」と私は叫んだ。

 またホテルにとんぼ返り、往復30分くらいロスしてしまった。10月にシワスに行った時も、大事な青いフェルトの帽子を昼を食べた食堂に忘れて来て県庁を訪問している時に気が付き、県の職員さんが取りに行って来てくれたりしたこともあって、ちょっとこの頃要注意な私である。

 ベキルさんとアブデュラーさんは、2004年とか2006年に私がアヌ・ホテルに長期滞在していた頃、ちょくちょく彼の車を呼ぶことから、もともとヌレッティン先生という共通の友達もいたのですぐに親しくなり、やはり非常に信頼の厚い運転手だということで、すぐそばのタクシープールに車が見当たらない時は、アブデュラーさんを呼ぶことも多いらしい。

 ポストニシン様とアブデュラーさんも子供時代、同じ地区に家があって、その後私が2人を紹介したら「おおーっ、ファフリじゃないか」「いやあ、30年振り以上だね、アポ(愛称)!」てなことになり、私の目の前でどちらも187~8センチはあろうという長身の大男が抱き合ったのを見て、まあ、私は縁結びの神様みたい、と思ったことがある。

 いま、ファフリさんとアブデュラーさんの一家は、折々互いの家を訪問し合う仲で、9月1日にアブデュラーさんのお母さんが亡くなる少し前、ファフリさん一家はアブデュラーさんの一家を訪問し、昔話をして楽しく一夜を過ごしたそうだ。そのあと、お母さんが発病し、私は、ファフリさんからアブデュラーさんのお母さんの訃報を聞き、9月中旬、2週間後に弔問と墓参に訪れたのだった。

 アヌ・ホテル会長のベキルさんが私を家人に渡すまでちゃんと見守ってくれたので、アブデュラーさんの奥さんが引き留めてせめてお茶でも、と言ったが、ベキルさんはいずれ伺いますよ、とユジェルさんと共に帰って行った。

 アブデュラーさんのチャーダッシュ家で私は夕飯を頂き、夜もアブデュラーさんに送られてコンヤ空港に向かった。たくさんの人々に囲まれて、コンヤはトルコにおける第二の故郷と思える。コンヤのみなさん、ありがとう。

 コンヤ空港で飛行機の到着がやや遅れたので、私はイスタンブールの猫だらけの家に思いを馳せた。結局一時間ほど遅くなって、しかもサビハ・ギョクチェン空港からなので、帰宅は夜中の1時半、とにかく真夜中であれ、猫どもは私の足音を聴きつけてしっかりと扉の内側に集まっていた。

 美由紀さん、猫達、どうもありがとう。
 


 


 







   かに座さそり座いて座
かに座さそり座いて座



madamkaseのトルコ本 「犬と三日月 イスタンブールの7年」(新宿書房)




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Last updated  2016年01月31日 23時45分10秒
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