● フィギュアスケート GPシリーズ 第6戦 ●
~NHK杯(日本 長野)~
男子シングル編
男子も女子に負けていられません!
数年前じゃ考えられなかった男子も表彰台独占を狙って
高橋大輔選手、織田信成選手、小塚崇彦選手が出場しました!!!
男子は優勝候補だったスイスのステファン・ランビエール選手がケガの為欠場。
他にライバルといえば、中国の李選手くらいか・・・?
SPではトップバッターの高橋選手が見事な演技で高得点をたたき出し1位!
4回転を跳ばなくても、イケルんじゃん・・・w
無理してプログラムに組み込まなくとも、スピンやステップで闘えるって事ですねww
僅差で織田選手が追い、小塚選手も3位の李選手との差はわずか。
男子は3位以下が均衡しており、誰が来るか予想不可能にw
その男子フリーではとてつもないドラマが待っていた・・・。
最初に登場したのは、SP2位の織田選手。
大会前に風邪をこじらせたようで、インタビューでも声がかすれていた。
万全の体調ではないのにも関わらず、ノーミスでの演技は凄まじかった・・・。
最初のトリプル・アクセルからのコンビネーションもキレイに決まり、
ジャンプに関してはノーミス!!!
ホント・・・誰よりも着氷が美しいと思う。(4回転も見たいなぁw)
ただ、他のコンビネーション・ジャンプはトリプル・ダブルの組み合わせだったので
今後はトリプル・トリプルへコンバートしていく可能性あり。
244.56というもの凄い高得点が出た時、多分彼は勝利を確信したのでは?
と感じた(すんごい笑顔だったしw)。
が、勝利の女神はとんでもない結末を用意していたのであった・・・。
次に登場した小塚選手もいい演技を見せてくれました。
ジャンプや細かいミスはいくつかあったものの、自己ベストを更新。
まだ17歳なので、笑顔にもあどけなさが残ってますw
李選手が満足いくような演技ではなかった為、小塚クンを抜けず
これまでの順位は1位織田・2位小塚!!!
男子も表彰台独占が見えてきたゾ~w
そして最後に登場したのが高橋選手。
織田選手が244.56というPBを更新しての高得点を出した為、
彼もPBを更新する演技をしないと優勝は無理・・・というプレッシャーの中、
『オペラ座の怪人』が静かに流れ出した。
この日の彼はまさに怪人と化していた・・・・・。
最初のジャンプはここ2シーズン成功していない4回転トゥ・ループ。
見事に着氷を決めた!!(初めて見たかも・・・?多分w)
次々と鮮やかにジャンプを決めていく大ちゃんw
(スケートカナダではボロボロだったしw)
後半の5つのジャンプも成功!!!
ラストのストレート・ライン・ステップの前でのポージングの時には
相当息が上がっていたようで、苦しそうだったが、最後まで踏ん張りを見せ
見事にオペラ座の怪人を演じきった。
あそこまでジャンプをノーミスでイケれば、多少のスピード落ちやスピンの崩れは
仕方がないのかな・・・とw
(本人もインタビューで、ジャンプ意外の部分が雑になってしまったと反省してたw)
結果は織田選手を更に上回る最高点を出し、見事に優勝!!!
247.93点っておいおいおい・・・・w
歴代2位に値する得点じゃないですかっ!!!(すっげーっw)
(歴代1位はオリンピックのプルシェンコ選手ですw あれは・・・抜けないでしょうw)
優勝: 高橋大輔 247.93
2位: 織田信成 244.56
3位: 小塚崇彦 208.34
フタを返してみれば、男子も女子も日本勢が独占した結果となりました。
見応えありましたね・・・今回は特に男子がっ!!!
これで、ファイナル進出には日本からは5選手の出場が決定しました。
男子: 高橋大輔、織田信成
女子: 安藤美姫、浅田真央、村主章江
ロシアで行われるというのに、シングルにロシアの選手が一人も居ないってのは・・・
初めてじゃないかしら???
女子シングルにはアメリカの選手も居ないし!!!???
今年のGPシリーズ、女子のシングルは接戦の争いでした。
キミー・マイズナー選手なんて、2位と3位に入っているのに出られない。
ロシェット選手はカナダ大会で優勝したのに出られない。
なんて怖ろしい・・・・・(汗汗
ファイナルでは得点から見ると、浅田・安藤・キムの3選手の争いとなりそうですが・・・
真央ちゃんの2連覇かミキティの初優勝を願いたいものです♪
不満は放送がテレ朝に戻ってしまうという事・・・。
あのウザったい熱い男が帰ってきそうで、何とも言えません・・・(ため息w)