007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
キャリー・ジョージ・フクナガ 監督の2021年の作品。ダニエル・クレイグはこの作品でボンド役を終えるらしい。ボンドガールは前作「スペクター」と同じ レア・セドゥ、悪役は「ボヘミアン・ラプソディ」(2018)のラミ・マレック が演じた。アクションシーンや撮影風景は豪華で素晴らしいと思う。また、昔の007映画で使用されたものが登場する。「女王陛下の007」のテーマ曲とサッチモの歌、アストンマーチン、「ドクターノー」のタイトルバックなど、私は嬉しかった。しかし、ストーリーはいい加減だ。細菌兵器が主題のようだが、その動作が幼稚で現実的ではない。また、中盤から敵基地で、ダラダラとノンストップアクションとなるが、飽きてくる。今回は少し新味があったが、まとまりがなかったと思う。★★★