『宵のうち・・・』
「『宵のうち』まで時々雨でしょう」 はなくなりますー。 気象庁がこのほど実施した予報用語の改正で 「宵のうち」が「夜のはじめごろ」 と言い換られ、姿を消すことになった。 天気予報文の作成システム改良など、半年程度の 準備期間を経て、正式に切り替える。 同庁は「午後六時ごろから九時ごろまで」を指す言葉 として使っていたが、「人によってとらえ方が違う」 というのが理由。 もっとも遅い時間を含んでいると考える人が多いとみている。 当初は「宵の口」への変更案もあったが、よりストレートな 「夜のはじめごろ」に落ち着いた。 一般から「情緒のある言葉。残してほしい」 との意見が寄せられたが、気象庁は 「予報用語は、誤解なく伝わることが重要」 としている。 (5日朝刊より記事をそのまんま引用) 私自身 この『宵のうち』という言葉は とてもよく使った言葉です。 ご存知の様に 夜の商売をしていた私。 毎日の様にこの言葉をよいときも悪いときにも使っていました。 『今日はヒマだね~。』なんて言われると 『まだ、宵のうちだからね~~。』なんて・・・。 宵のうちに他のお店の偵察に出かけてみたり・・・。 この言葉が「夜のはじめごろ」に変わる。。。 今の生活の中では、確かにあまり聞かないし、使わない。。 でも、何となく淋しい気がする。 記事の中にもあったように 情緒ある言葉だと思う。 「予報用語は誤解なく伝わる事が重要」 ということですが、 「夜のはじめごろ」ってわかりやすいのかな?? それより「宵のうち」が「6時~9時頃を指す」ことを もっと広く伝えていけばいいのに・・・・なんて・・・ ちょっと思いました。 昔の言葉って だんだん なくなっていくのかなぁぁ。。