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2006年11月06日
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カテゴリ:いじめ
「はじめに」で、これまで私や子供が体験した「いじめ」について紹介しました。
その体験の中で、何より驚いたのは、やる方もやられる方も、多くの親が「無関心」なこと。


小学校入学と同時に、母親が仕事に出る場合も多く、物理的に子供と接する時間が少なくなるのは理解できます。
しかし、それならば、今まで以上の注意を払わなければいけないと思っているのは、なぜかごく少数のようです。

仕事されている、されていない、に関わらず、中には小学校に入った途端、子供がものすごく成長したようなつもりで、学校に預けておけばOKと思っている節の親もいます。
幼稚園や保育園までは、保育者が手取り足取り、子供たちを保護します。
でも、小学校は学習する場所。
園のようにはいきません。


私には、むしろ小学校に入ってからのほうが、親の目が必要だと思います。
手をかけろというのではなく、もっと気にかけて欲しい。
仕事を持っていて、隅々まで心配りして、子供を気にかけている親も沢山います。


本人が言わなければ、学校のことはわからない。
ホントにそうです。
特に高学年になると、子供からは絶対に言いませんね。
無理やり聞けば、不機嫌になるし、聞き出すのは面倒なことです。
でも、少しでもいつもと様子が違えば、面倒でも親子で話をして欲しいです。
問題があるようなら、さらに周囲からも話を聞く、そのくらいは誰でもできることです。
小学校は、保護者同士のつながりが薄くなるので、実際のところは面倒なことではありますが、大切な子供のためなら、やってやれないことではありません。


本人についてだけでは、ありません。
別の子がいじめにあっているとき、自分の子が傍観者になっていないでしょうか?
別にヒーローのように戦わなくても良いのです。
怖かったり、自分がやられるのが嫌で押し黙ってしまうこともあるでしょう。
でも、せめて信頼できる大人に話をする。
それは、親です。
親から、教師へ学校へと、周囲の目が光っていればどんな「いじめ」も深刻化しないはず。



「いじめ」の最大の敵は、「無関心」だと思います。










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最終更新日  2006年11月06日 13時04分20秒
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