bandy's journey

[国際恋愛～B.Dとわたし] カテゴリの記事

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  春に思うこと・・・

  朝起きると、再び外は真っ白くなるほど雪が積もっていました・・・昨日は午後から札幌へ。仕事がらみだったため、結局時間がなく楽しみにしていたインテリアショップには行けず残念・・・しかも、とても寒くて風邪ひきになってしまったようです。今の札幌は、冬と春のファッションが入り混じっていてちょっと不思議です。4月に入ったと言っても、気温はかなり低く実際は冬の装備をしていないと寒いのですが、北海道の人は冬があまりにも長く、春が待ち遠しいせいか「暦」で着る物を選んでいるように思います。私も　「もう4月なんだから、スプリングコートにしよう」とか「もう4月だから、いくらなんでもブーツはないよね」とか・・・でも、実際は充分さむーいのです！昨日も街行く女性達を見ると、ファー付きのコートやダウンの人もいれば、うすいGジャンの人、ロングブーツの人もいれば、バックベルトのパンプス（これは、かなり寒そうでした・・・）の人もいました。でも毎年、まだまだ春は遠い・・・と思っていると、知らない間に一気に春らしくなって今度はその速さに自分が着いて行けなくなる・・・のパターンなので、今年は春の訪れを実感しながら過せるといいな。昨日はCDを2枚買いました。D・PowterとJ・Johnsonの新作どちらも春のドライブにぴったりだなー。早く暖かくなってほしいです。　春になる前に、一足早く「常夏」を過してきてしまったのでよけいにそう思うのかもしれません・・・この前、最近おろそかになっているビューティーアップについて書いたのですが、おろそかになっているものはこれだけではありませんでした・・・あれほど、気合を入れていた「お料理」も、「お洋服」もかなーり気が入っていません・・・恋愛の力、恐るべし・・・だれかに愛されることがなかったらなんて淋しい人生だろう・・・と、思ったりしますが、結局愛情を注ぎ込む人がいない人生こそが淋しいのかな、なんて思います。街を歩くと本当に沢山の人たち・・・こんなに沢山の人がいるのに・・・きっと、もっと容易にコミュニケーションが取れて、毎日のように会うことが出来るかもしれないのに・・・でも私とB.Dは、ものすごい距離と難しさを持ちながらもお互いが「この人に自分の愛情を注ぎ込みたい」と選んだのでしょう。ふと、B.Dに出会わなかった自分の人生はどうなっていただろう？と思うことがあるのですが、もうすでにそれを想像することさえ難しいのでした。春にこうした思いがよぎるのは、この季節にB.Dがここにやってきて一緒の時を過した記憶のせいだと思います。うまく行けば、次にB.Dがこちらに来るのは今年の秋。その時にあわてないように、「ビューティーアップ」「お料理」、そしてやっぱり「英語」！　これを何とかしなくては！春を思いながら、すでに気持ちは秋へ・・・そんな一日でした。

  2006年04月03日

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• 旅の記憶～オアフ島へ、そして別れの朝～

  オアフに移った瞬間、マウイとはあまりに違うペースに驚いた！日本から、オアフに入ったときは　「のんびり～」と感じるものの、さらにゆるーいマウイから来た場合はものすごく都会！！という気分になるから不思議です。再び、空港で車を借りて（今度も同じオープンカーの濃紺でした）高いビルがそびえ立つワイキキへ。ホテルにチェックインをして荷物を置き、早速カイルア、ラニカイ方面へと車を走らせました。オアフ島では、ラニカイの海が一番好き。ハワイ語で、「天国の海」を意味するとおりの美しく、静かなビーチです。ワイキキから、ダイヤモンドヘッド、高級住宅地のカハラを抜けてハナウマベイ、サーフスポットのサンディ・ビーチを右手に見ながらカイルアへ。今は二人とも亡くなりましたが、B.Dのおじいちゃんとおばあちゃんがカイルアに住んでいました。B.Dが高校を卒業したお祝いに、おじいちゃん達がB.Dをハワイに招待してその時初めて彼はハワイを訪れたのだそうです。その数年後、ハワイで1年ほど暮らしたこともあるB.Dカイルアの住宅地を走っていると、その時一緒に働いた人が犬を散歩させているのを発見！しばし、久しぶりの偶然の出会いに話し込んでいる。あぁ、いつかハワイに家を持ちたいな。今は、海外での生活は想像できないのですが（今のところ、B.Dが日本に移り住むことになっているので）、マウイでもオアフでもいいなぁ・・・と、閑静な、でもどこかのんびりとした住宅地を見て思いました。パートナーが外国人であるということは、住むところの選択肢がものすごく広がることでしょう。もちろん、日本人同士だって自由に住むところは選べるし、転勤族ならいやでも遠い場所に住むことになると思います。私は、生まれも育ちも同じ場所で、父も自分で事業をやっていることから転校などの経験もありません。自分で選んだ進路のために4年間の大学生活を送った東京暮らしが、唯一地元を離れた経験です。この先、私は海外に住むこともあるのかな？大好きなハワイ、そして日系人の歴史もコミュニティもあるハワイなら暮らしてみたいな、と思いました。B.Dと一緒に暮らして、子供たちがいたらどんな風だろう。彼はきっと良い父親になると思うな・・・・・そんなことを思っていたら、B.Dはもう話し終わった様子。それから、夕暮れの道を急ぎB.Dのおじいちゃんもお気に入りだったと言う「BUZZ's」というシーフードレストランへ。ローカルな雰囲気に溢れるかわいいお店。ロブスターはここのが一番！と思っているB.Dと、仲良くシェアしながらもおなか一杯に美味しいシーフードを満喫！！となりのテーブルのグループともお互いのお料理で盛り上がる。アメリカンだなー。満腹のおなかを二人で抱えながら戻る。途中、進路を変えた彼が向かった先は夜景で有名な「タンタラスの丘」ワイキキの溢れるような光の粒の数々、連なって動く車のライト・・・前にもB.Dが連れてきてくれましたが、いつ見てもきれい。夜道のくねくねと曲がったところで急に車を止めるB.D？と思っていると、両手一杯にプルメリアの花を摘んで戻ってきた。夜露にぬれて、いっそう強く香っている花たち・・・ふと、涙ぐみたくなる。明日のこの時間には、私はここにはいない。帰国前夜はいつも気持ちがそわそわと落ち着かず、まるで迫る時間から逃れようとしているみたい。明日の朝が来るのが本当につらい。それでも朝はやってきて、忙しく出発の用意をする間にも絶えず切なさが押し寄せる。いつも、空港で別れる度に「もう二度と空港で別れるのはいやだ！」と思う。私にとって「空港」は、もう”飛び立っていく地”、”次の場所”に属しているもの。「空港」に入ってしまったら、もうハワイにもB.Dにも属していない・・・それが悲しい。空港に着くまで私たちはほとんど話さなかったように思う。別れた後も残る彼の手の感触・・・それをくっきり思い出すことが出来るのに、私の意識はハワイから、彼から離れることを感じることを拒絶しているのか感覚があまりない。あんなに楽しみにしていたビジネスクラスのシート。深く体を沈めて、ハワイから飛び立ってしまうまで意識をなくしてしまいたい、と思う。となりは、物静かそうなビジネスマンらしき紳士だった。となりの人にかまわれることなく、静かに過せそう・・・飛行機が飛び立って、遠くに離れていくハワイを見ることが出来なかった。まだそこのどこかにB.Dがいると思うと、心が泡立ってしまうから。意識をなくすることに成功した私・・・どれくらい経っただろう。となりの老紳士が私に話しかける。やはり世界中を飛び回っているビジネスマンだった。私も言葉を返す。はじめに、このとなりの人は私を放っておいてくれそうだと思ったのは、幻だった（笑）旅行、お互いの仕事、音楽、おじさんが持っていた「ipod」がいかにすごいか！という話、そして私とB.Dの話まで！！私たちの馴れ初めに興味津々のおじさんに、私は一から彼との話をしなければならなかった。それは、いつしか身の上相談と化しおじさんは「男っていうのはね」やら「それは、お嬢さん、あんたが悪い！」などとことん話してしまった。「自分はおしゃべりだから、いやになったらいつでも言ってくれ」と言いつつ　「それでさー」とおじさんの話は続く・・・おかげで、私は楽しみにしていた食事もそこそこにおじさんと話さなければならなかった！これから成田でシンガポール行きに乗り換えるというDavidおじさんは、「キミたちの結婚式には招待してくれよ！」と言って去っていった。帰りのビジネスクラスの記憶ゼロ・・・でも、おかげで悲しくならずに済みました（笑）成田からB.Dに電話。またすぐ会えそうな気がする。今から迎えに行くよ！とB.Dが言ってくれそうな気がする。旅の終わりはいつもとても切ない。さらに飛行機を乗り継いで北海道へ。さすがに、10日間で雪がとける訳もなくあまりの寒さに驚く。体は疲れていて、すぐに眠れそう。けれども私は、じきにやってくる体も心もよじれるような寂しさのことをもう知っている。Happy sandwichのない、狭いベッド。再び私たちの間に出来てしまった「距離」と「時差」気持ちをなだめて、元の様にする過程を考えると途方にくれる・・・B.Dも同じ気持ちでいるかしら？外は春の雪が降っていて、ハワイの記憶を薄くしようとしているみたい。いまだにあたたかく、深く私に残る彼の手の感触とマウイの太陽の跡。B.Dと一緒のハワイが夢ではなかったと確認できるそのしるしを見つめながら、心が彼を恋しがるのをどれほどこれからなだめなくてはいけないんだろう・・・でも、そうしたことと引き換えに私と彼の中には共通の「思い出」を得ていることにも気づく。ハワイで、私たちが出会ったマウイで会えて本当に良かった。少し、切ないけれどまた一緒に過せることを祈って・・・・・私とB.Dの旅は終わりました。

  2006年03月29日

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  旅の記憶～イアオ渓谷、ハレアカラ～

  B.Dと過すマウイも残りわずか・・・毎日、「明日はどうする？」と彼が私に聞くのがとても嬉しかったな。でも、計画を決めていても車を走らせていると次々に魅力的なところを目にするのがマウイ。その度に、計画になかったところにも足を伸ばしたりする。そんな自由で気ままな旅が出来ることが幸せ。その日も、カフルイにあるショッピングセンターに行って、ついでにハナの悪い道と雨のせいで汚れた車を洗車しようか、と出かけました。ロコの男の子にB.Dが洗車できるところは近くにあるか聞いている。その男の子の言うとおりに車を走らせたのですが・・・途中に　「IAO VALLEY STATE PARK」の文字を発見。やっぱり急遽行ってみることに。私は以前にも来たことがあります。プウ・ククイ山の断崖に囲まれた渓谷です。緑が深く、鬱蒼としてハワイでも2番目に雨の多いところです。その真ん中に高く、細くそびえるのがイアオ・ニードル（671m）この日は、午後だったのにも関わらず晴れていて展望台から迫力のイアオニードルを見ることが出来ました。ここは、かつてカメハメハ大王とマウイ軍の壮絶な戦いがあった場所との事。深い緑の森が真っ赤に染まったと言われています。マウイ軍は、負けてしまったのですがこの渓谷には、王や酋長の骨が誰にも見つからない谷底に隠されているそうで、神聖な場所、スピリチュアルなところとされているそうです。ハワイは、地球上でも最もエネルギーが集まるパワースポットですが、土地が持つパワーと共にスピリチュアルな力も持っていることを感じます。そして、そんな力を思いっきり感じるのは「ハレアカラ」だと思います。ハワイ語では「太陽の家」を意味し、マウイ観光のハイライトで、世界最大級の休火山。最後の噴火は1790年頃と言われ、標高3055メートル。その頂上まで舗装道路が通っていて、私たちが滞在していたキヘイから車で3時間ほどでしょうか。のどかなクラという酪農地帯を抜け、何重にも折れ曲がった道を登ります。あいにくお天気は良くありませんでしたが、だんだん雲が下に見えてきて下界を見下ろすようになると日が射してきました。頂上は、同じハワイとは思えないほどの寒さ！展望台から巨大なクレーターを望む。あまりに大きすぎて距離感が麻痺してしまうほど。写真右下は貴重な高山植物の「銀剣草」右は、花をつける前の状態。銀色の葉がまるで剣のよう。そして、花を咲かせるときは高さが2メートルにもなります。同じ写真の左側は、花を咲かせた後の状態。標高の高いところにしか生息できない脆弱でめずらしい植物。ハレアカラはサンライズウォッチングの名所でもあります。今度は、サンライズも見てみたいです。次の日は、もうオアフに移ることになっています。ここで過したのどかで、幸せな毎日を思い出す。私が感じたのと同じくらいB.Dは幸せだったのかな？ベッドルームはエレベーターの音が聞こえて度々起こされた。朝は、例のおもしろい鳴き声の鳥が頼んでもいないのに起こしてくれる。うっすらと目を覚ますたびにB.Dがいることで私は安心する。ブランケットより私を幸せに包み込む「Happy sandwich」ふと、自分の小さなベッドを思い出す。静かで快適だけれど自分の分しかない狭いベッド、「Happy sandwich」がなく一人眠ることを思い浮かべると、急に寂しくなってしまう。すっかり二人のペースに慣れた頃にまた離れ離れ。次の朝、名残惜しくて空港に向かう途中にキヘイの海をもう一度歩いた。その光や海は何も変わっていないのに、ちょっと淋しく写る。車を返して、空港のチェックインカウンターに並ぶ。二人で手をつないで・・・お互いが旅の途中の小さな空港で出会った私たち。その時まで何の接点もなかった二人。その二人がもう一度、今度は二人の意志でここにいること。人生って本当に何が起こるかわからないな・・・とにかく二人でマウイに来れた事が本当に嬉しかった。そして、いつものように飛行機がマウイを飛び立つときは涙が出るほど淋しい。でも、今日は隣でB.Dが私の手を握っている。ハワイでの日々は残りわずか・・・・・

  2006年03月28日

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  旅の記憶～キヘイのビーチで～

  マウイでのB.Dとの日々はゆるやかに過ぎていきました。毎日、早起きの彼と一緒には起きられず、彼はニュースをチェックしたり、あきらめて散歩に出かけたり（笑）・・・それでも、朝ごはんは毎日作りました。卵は、オムレツ、スクランブル、目玉焼きなど日替わりにして、混ぜ込むものや添える野菜やチーズなども工夫して。そしてヨーグルトと一緒に食べるマウイのフルーツ。それにしても、マウイ産のパイナップルの美味しさと言ったら！！中にハチミツかシロップでも注入されているんじゃないかしら？と思うほど甘くジューシーなのです。ほかの、マンゴーやパパイヤも味が濃くてワイルドな感じです。こうして、ゆっくり朝食を二人で食べて、DVDなんかも見たりする。午後からドライブで遠出して、買い物をして帰ってくるともう夜。こんな毎日でした。旅行前の計画では、ホカホカのお菓子を焼くことを予定していました。レシピも研究したり、fumitoryさんにもアドバイスいただいたり・・・コンドミニアムのキッチンはこんな感じでした。オーブンも立派で、調理道具も充実！　豊富ななべやフライパン類、ディッシュウォッシャーから計量カップまで！！このキッチンを見たときは、「やった！！」と思いました。それでも、午後はまるまる外に出かける毎日。おやつ作りの時間帯には、いつも毎日タイミングが合わないのでした。そして、夕食も結局「非常食？」として日本から持って行った物が連日大活躍でした。それらは・・・・・お好み焼きセット（B.Dの大好物）、天ぷら粉、たらこスパゲティのソース、煮込みラーメンなどなど・・・抹茶好きなB.Dのために、「抹茶花びらもち」を作ろうと「小豆缶」まで持っていったというのに、お菓子はとうとう作れませんでした（涙）あんなにはりきっていたのに・・・ごめんよ、B.D、ごめんよ、fumitoryさん・・・それでも毎日、私の料理を楽しみにしてくれて、美味しい料理を作ってくれてありがとう、といつも言ってくれるB.Dこの次はもっとがんばるからね。そんなわけで、連日お出かけしていてコンドミニアムの目の前のビーチパークにまだ行っていなかった私たち。道を渡ってすぐに、「Charley Young Beach」という穏やかな美しいビーチがあります。水着を着て、マットとカットしたフルーツやスナックを持ってビーチへ。波は結構あるようでしたが、きらめく海とずっと続く砂浜。私たちは腰を下ろして波の音を聞き、戯れる人々を眺めました。海の向うには、ラナイ島が見えます。遠くへ出かけるわくわくとのんびりビーチで過す午後。陽射しはそんなにきつくないのに、私の肌はまるでゴクゴクとそれを飲み込むように色を変えていく。B.Dが私の手を引いて海へ向かう。少し冷たいと感じる水もつかってしまうと心地よい。私はまったく泳げないので（恥）B.Dは、あるときは浮き輪、あるときはライフジャケットになる。彼の背中に乗って波間を漂う。時々、大きな波が来てしぶきを受けてびっくりする。そんな私を見て、B.Dがさらにふざける。「ウミカイジュウデスー。ガオー！」う、海怪獣？！そんなことより私は水が怖いんだよ。そして、背中に私を乗せたままB.Dが「Hold on!!」と言ったかと思うと、いきなり大きな波に乗ってのボディボード！！まさにB.Dをボードにした波乗りである。頭真っ白になる私。声が出ない私の変わりにB.Dが楽しそうに笑っている。死ぬほどびっくりした・・・けど、なぜか楽しかった。水の中でもB.Dがいる限り絶対に安全だ、と思っているからだろう。それから、二人で大きな波が来るのを待って何回もボディボードを楽しみました。私は、彼に出会ってから様々な新しいことを知りました。世界中を旅したり、外国に住んだり、小さな事ではサイクリングやスポーツなど、私の今までの生活になかった世界を彼は知っていました。私は、どちらかと言うと自分のテリトリー内での行動が多くて新しいことに気軽にトライしてみるタイプではありませんでした。（今も、ですが）彼といると、「こんな世界もあるんだ」とか、「こういう考えもあるんだ」と思います。それでも、やっぱり自分の今までの行動パターンを飛び出すことが怖かったりします。でも、ふとだいぶん前に仕組まれた屈辱的？なお見合いのことを思い出す。そのときにお会いした人は、道を踏み外すことさえなければこれから一生安定という仕事をされていた。「この上ない人だ」と”仕組んだ人”は私に言った。そこで私にはこんな風景が浮かんだ。毎日繰り返される安定した、同じ生活のことを。延々と続く静かな食事の風景・・・結局お断りしたのですが、たぶんもし結婚していたら（もちろん、すごく幸せになっていたかもしれませんが）　私は、星をずっと眺めたり、海で抱き合って泳いだり、すごい道をドライブしたり、いつも手をつないでくれたり、高いところによじ登って集めてきてくれたプルメリアの香りに顔をうずめたり・・・こんなことは経験できなかっただろうな。たまにテンションが高くなったB.Dをたしなめなくてはいけない事はありますが・・・この人といると、次はなに？とわくわくする自分がいることも確か。ビーチに行った日の夕食は2回目の天ぷら！この人といると、同じ夕食の風景も悪くはないな・・・と思った。マウイでの日々は残り少なくなってきて時折私の心に影をさすけれど、どの瞬間もきらきらとして気持ちを明るく照らしてくれる。B.Dが新聞を読んでいる。その横顔を見ながら、黙々と天ぷらを揚げる。旅の中の小さな一こま・・・・・

  2006年03月27日

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  旅の記憶～Heavenly Hana～

  B.Dと一緒のマウイの旅から戻って一週間。日焼けした私の肌が、まだまだ山のように残っている雪の中で浮いている・・・いつも彼と手をつないで歩いたことが懐かしい。たまたま出会った人とジョークを交わしている彼を見るのも好きだ。そのジョークに声を上げて笑った後、私に落とされる彼の視線。まだその笑いが残っていて、その笑顔を見ることも好きだ。それからもう一つ、好きなこと。運転中の彼。海と渓谷、そして空・・・Mauiは、本当に美しい島。それらにいつも忙しく目を奪われることのほかに、私がB.Dの横顔をいつも目で追っていることを彼は知っているだろうか。今まで何回か訪れたマウイでは私も度々運転している。それは、のどかだけれどよく整備された交通量の少ない道ばかり。せいぜい、ラハイナやカアナパリからハレアカラの山頂に行ったくらい。（これでも私には、大冒険でしたが）そして、車でなければ、そして運転に自信がなければ行けないHanaという小さな町へはまだ一度も行ったことがありませんでした。「Heavenly Hana」という言葉で称される時間の流れが止まったような美しい町Hana。今回はB.Dが運転してくれるので、このHanaに行ける事も本当に楽しみでした。その日は、ハナに行くつもりはまったくなく「テデシーワイナリー」へ行くつもりで出発しました。ここも以前、訪れたことがありますが自然のなかにあるワイナリーで、マウイ産のパイナップルワインなどを味わうことが出来ます。ちょっとした森のようで、そこでピクニックのようにランチを食べるのもいいな、と思いました。B.Dはここには行ったことがなく、あまりにも小さい入り口に気づきませんでした。このワイナリーを越えると、急激に道が悪くなります。行き過ぎたことに気づいた私たちですが、景色が変わってきたことにわくわくしてもう少し先へ行ってからワイナリーへ引き返そう、ということになりました。舗装はされているものの、狭く周りには何もない。ひたすら赤い土にサボテンが生えていて、右にあの海が見えていなかったらマウイとは思えないような景色でした。Hanaには行ったことがあるB.Dですが、この道は初めてとの事。すっかり周りの景色を楽しんでいた私たちは、ずいぶん先へ来てしまったようです。地図で確認すると、この先にHanaの地名がもう見えるところでした。私たちは、急遽Hanaを目指すことになりました。思いがけず、Hanaへ行けることになった私は大興奮でした！そして、車をさらに走らせます。しかしこのHana、運転の難しさでは有名です。ほとんど見通しのきかない車一台分の狭い道幅、617箇所！！と言われるカーブの連続、そして場所によっては土砂が崩れているようなところも。途中、対向車とお互いに行きつ戻りつしながら車を進める。絶対に私では無理だろう。狭い石橋は56箇所。先ほどの赤土はもう跡形もなく、うっそうとした森林が続く。オープンカーの幌を上げてトンネルのようにそびえる濃く深い緑の木々を見上げる。あまりにも空気が濃い感じがしてむっとするほど。だんだん雨まじりになって、日も落ちてきた。途中、橋を渡るたびにそれは美しい滝を目にする。流れ落ちる水のしぶきも、なにもかも濃い感じがする。古い教会が寂しくたたずんでいる。　もう、ここに集う人々の影はなくそのままにされている。雲が重く落ちてきて雨が降り始めたので、Hanaの海岸線は鉛のように冷たい色に変わっていて少し恐ろしく思えるほど。まったく違うマウイの一面。いつまでもこの森と冷たい海が続きそうでした。カーブが大きくなり、道が少しずつ広くなってきた頃Hanaの町に着きました。もうすっかり暗くなってしまいましたが、桟橋のあるところで車を止めてしばらく海を眺めました。帰り道は、今の道を戻るのではなくこのまま突き抜けて半島を一周することにしました。こちらは、同じくカーブの連続ですがずっと良く整備された道との事でした。もっとHanaの色々なところを見てまわりたかったのですが、何せ無計画でここに来てしまった私たち。帰りの険しい夜道のロングドライブになるので、名残惜しくも帰路に着きました。ずっと運転してくれるB.Dに、今日はマッサージをしてあげようと思う。帰りの車の中でB.Dが、私たちが大好きなバンド「Bread」のCDをかける。マウイで出会ってから初めてB.Dと直接会ったときに、彼が教えてくれた曲。「If」という美しい曲は、私たちの曲だ。この曲を聞き、抱き合いながら星を見続けたっけ。私たちにはすでに二人の歴史が出来つつあることを思う。きっと今日のHanaもその一部になっているはずです。一緒に部屋に帰り着く。もちろんこのコンドミニアムは私たちの決まった家じゃないけれど、二人で「お家に帰る」ということが私は本当に嬉しいのだ。運転してくれてありがとう。マッサージを始めると、あっという間に眠ってしまったB.D・・・それでも私はマッサージを続ける。決まって次の朝にB.Dが私に言う。「昨日、bandyは2分間しかマッサージしてくれなかったよね！」・・・・・2分もしないうちにキミは、クークーと眠っていただけだよ、B.D。いつの間にか私のマッサージは「2-minute massage」と呼ばれるようになった（笑）目を閉じると、次々に迫るカーブや濃い緑の森が浮かんでくる。そして、ひそかに「Hotel Hana Maui」でハネムーンを過したいという夢が浮かぶ。あの天国のようなHana、テレビも時計も外されたコテージ・・・いつかそんな日が来ますように・・・B.Dの寝顔を見つめながら思った。～Heavenly Hana～テデシーワイナリーを越えるとこんな道に！

  2006年03月26日

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  旅の記憶～激しく嫉妬～

  B.Dと一緒に過す中で、ゆっくりゆっくりとではあるけれど二人でいることが自然に思えてきた。遠距離のカップルは、いつも一緒にいられない。心に急に湧き起こった不安も、一緒に分かち合いたい楽しさもすぐには相手に直接伝えられない。今までの私がそうだったように、相手に伝える前にその気持ちを自分で何とかしてしまう。そして、実際に会えたとき、あるいは電話で話せたときには、それらの心に起こったことは解決された（あるいは、一見癒された？）後だったりする。もともと、私は一人っ子と言うこともあり「心の中で対話する」ことをずっとやってきたように思う。子供の頃は、両親が猛烈に忙しかったことで、いつも話しかけるタイミングを読み、子供ながらに今がそのタイミングではない、と思ったときは自分の内面と話し合っていたのだろう。それでも、忙しい両親の無条件の愛情を感じて、淋しいと思ったことや兄弟がほしいと思ったことはなかったように思う。ただ、そうした中で「内面との対話」や「忙しい両親に面倒をかけてはいけない」という思いから、いつしか自分の思っていることや欲求をストレートに相手に投げかける、ということが苦手になってしまったのでしょう。B.Dは、大きな家族の中で育った人ではじめは私のそんな面を理解するのにすごくとまどっていました。しかも、言葉によって気持ちを常に確認しあいたい文化が彼の後ろにはある。私は、感情や気持ちは「言葉」によって到底伝えきれるものではない、と言う思いや「言葉」にすることがすべてにおいて良い訳ではないと思っている。言い換えるならば、形あるものがすべてではないと。見えないけれども、あるもの。育った環境が全く違う二人が出会って、深く関わっていこうとすれば、当然様々な違いがある。出会った頃、お互いの違いを「ハーフ」ずつにすることではなくて、その違いを合せて私たち独自の「ダブル」にしよう、と話したことがあった。それでも私の心の隅には「自分を変えたくない」ことや、「変わることが怖い」事がいつもあるのです。そんなことを思っていると、無意識のうちに私の内面との対話が始まります。そうすると、当然言葉は出てこなくなる。それをB.Dが不安に思う・・・今回の旅でも、自分をセーブすることなくB.Dに飛び込みたいと思っていたのに、やっぱりやってしまう。私は何をそんなに一体怖れて、自分の気持ちを出せないんだろう。B.Dは、いつも両手を広げてくれている。心のいろんなところに穴が開いて水が漏れていくようだ。それを両手を必死に使って塞ごうとするけれど、もう追いつかない・・・そんな気持ち。そんなときにB.Dが私の友達の話をする。彼女は、私とは正反対の性格で（なぜか、私の仲の良い人は私とは正反対な性格の人が多いなぁ）アクティブで、広い視野を持ち、自分の意見で議論が出来る人。生まれ変わったら、あんな人になりたい！と思う人。（生まれ変わる前に、今踏み出せよ！って感じですね）B.Dは何気なく言ったのでしょうが、僻みっぽい気持ちや嫉妬する気持ちはなかなか消えません。いつか、私にうんざりしてしまうのではないかしら？一緒にいて、つまらないんじゃないかしら？もっと、彼にはふさわしい人がいるだろうに・・・こうなると我ながら自分の気持ちが厄介でうんざりする。こんな自分、自分でもいやだわ・・・と投げやりになる。一緒にいられる幸せと共に、心に湧き起こるネガティブな気持ち。マウイでは、自分自身のことも色々思いがめぐりました。これも、彼に出会ったことのもう一つの意味なのかもしれないな。彼を通して気づかせられている事なのかもしれないな。そして、私が激しく嫉妬するもう一つのこととは・・・その名は「BORDERS」言わずと知れた全米の書籍・CDのチェーン店である。このお店に入ったら最後！　B.Dの意識から私は完全に抜かされます。本が大好きな彼、CDやDVDを山のように持っている彼。本をチェックしだすともう止まらないB.D・・・最初は私もくるくると店内を見ていたけれど、一向に彼が動く気配がない。「ねぇ、私他のお店見てくるね。またここに戻ってくるから」と伝え、私は出かける。他のお店をゆっくり見てまわる。おみやげを選んだり、好きなお店を見たり・・・あ、ちょっとゆっくりしすぎちゃったかな？B.Dが待っているかも・・・と、走ってBORDERSに戻る。私を見つけたB.Dが、「Hi! honey!」と笑う。その笑顔の中には、「Honey、早かったね！　何か見てきたの？」と読める。そうなのだ、彼が本に没頭している間は時間の長さをこの人はまったく感じていないのだ！！私は、もう1時間もふらふらしてきたんだぞう！！DVDの売り場に引っかかっても同じことになる・・・退屈しのぎにスーパーで写真など撮ってみる。やっぱりハワイ！　スーパーや空港には、レイが冷蔵庫に入って売られています。BORDERSには、たぶん一生嫉妬し続けることでしょう（笑）その他の嫉妬心や、ネガティブな思いはきっと役に立つことはありませんね。そんな気持ちになったら、もっと自分を磨いたり、人間的に魅力的になれるようにエネルギーを使うようにしなきゃ。使い古された言葉だけど、「人生は短い」ものね。

  2006年03月25日

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  旅の記憶～日常の一こま～

  B.Dと一緒に過したマウイ振り返って文章にしていると、私はごく小さなことからも心を揺さぶられていたようでちょっと切なくなる。日常では気にも留めない、どうでも良いようなこと。たとえば、昨日からの間で伸びた彼のひげ、あるいは砂を踏む音。ハワイののんびりとした時の流れを感じると同時に、私の神経は極々小さな事もすべて記憶したいという思いで忙しくしていたに違いない。今日は、旅の様子を写真で。キヘイから、ラハイナを抜けカパルアへカパルアの山の中で見つけたバナナブレッドのお店とタロイモ畑馬！　かわいい！　　馬とbandy右は鮮やかなパープルのシャワーツリーB.Dが集めてきてくれたプルメリアの花私はプルメリアの花と香りが大好きです。他のどんな花よりもハワイを思い出させてくれます。B.Dが横で、プルメリアをくんくんしています。「ウーン、イイニオーイ！　キクキク！」・・・・・ここで、彼が言っている「キクキク！」はどうやら「効く効く！」の意味らしい。聞けば、このプルメリアの香りは元気がないときや淋しいときにお薬のように効くから、らしい。「クスリ、クスリ♪」と言いながらくんくんしているB.D・・・タバコもお酒も飲まないB.Dは、世に言う「クスリ」とは到底無縁なのですが、なにかおかしくて笑ってしまう。「ナンデー？　ワラッテルンデスカ？」ごめん、ごめん。　でも、可笑しいのだよ！だんだん、暮れていくマウイの海を見ながら私たちの部屋へ帰る。「オウチへ、カエル～。bandy、今晩天ぷら？」と彼。まだまだ私たちの冷蔵庫は一杯！！山のように盛られた数々の天ぷらを二人でほおばる。その途中にB.Dの好きな曲がかかって、私たちは踊る。おなか一杯で幸せ、踊れないけど幸せ。今日も、「vacation」と「日常」を過せて心も満腹。

  2006年03月24日

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  旅の記憶～マケナ・ビーチ～

  ～旅の記憶を思い出すまま～昨夜は、何回も目が覚めた。その度に、となりのB.Dを無意識に探す。彼が眠りながらも私を抱きしめて、そこにいることを知らせる。それに安心して再び眠る。ベッドルームの窓から射す朝の光と、人々が動き出す気配、マウイに来ると必ず聞こえるおもしろいリズムの鳥の鳴き声・・・天井でまわり続けるシーリング・ファンを見つめながら、もうどれくらいここにいるのだろう・・・と思う。昨日の記憶をたどる。そして、まだこの旅が始まったばかりだということに安堵する。死んだように眠っている私を起こさずにベッドから抜け出したB.Dは、リビングでニュースを見ている様子。時間がたっぷりあることって幸せ・・・なんて思っていたら、再び眠ってしまった。あきれたB.Dがやってくる。起こしに来たはずのB.Dの寝息がいつの間にか聞こえる。眠っている間に幸せの意識はない。なぜなら、コンシャスな状態ではあまりにも幸せすぎるからだ。あれ？　文章がちょっと山田詠美化してきたかな？ボロが出る前にフツーに書こう（笑）冷蔵庫には満杯の食料！！そして、このキッチンは私が今まで滞在したどのキッチンよりも設備や調理道具が充実していた。10本はあるナイフのどれ一つとしてまともに切れないことを除いては！マッシュルームとチーズを入れたオムレツが人生史上初の完璧な形で出来た！アーティチョークとハーブ入りのソーセージを添え、マウイのフルーツにトーストとオレンジジュース。二人並んで朝ごはん。B.Dは、それはきれいにトーストにバターをぬっていく。そして、その上にきれいな蜂蜜の渦巻きを作っている。私が見ていることに気づかずに、ニュースに見入っている。ボサボサの頭に昨日一日で伸びたひげ。これらを見て何も感じなくなる日が来るのかな？そうなったときは、私たちが日常的に一緒にいるはずで、私は今日のような小さな発見による幸せと引き換えに「日常」を手にしていることだろう。まだまだ体はハワイの時間に切り替わっていないのに、心はあちこちへと忙しい。今日は、マケナへ行ってみることにした。キヘイからは車で20分ほど、素晴らしく美しいビーチとゴージャスなリゾート開発が進んでいる高級住宅地でもある。不動産関係の仕事をしているB.Dは、あちこちの売りに出されている土地や不動産にとても興味を持っていました。そうしてみると、至るところに「For Sale」の看板がありました。ビーチに行く途中に彼の希望でその何軒かを見てみることに。一つ目は、マケナのビーチを見下ろす高台に位置した、開放的な広い窓が印象的な白いお家。案内され中を見てまわる。高い天井の広いリビング、ほとんど海に面している方の壁は一面窓といってよいほど。マケナのビーチが見渡せる。ほとんどの床は私の大好きなタイルで、キッチンの木目と調和して美しかった。二階に上がりさらにその景色のよさにため息が出た。どの部屋にも、その部屋と同じくらい広いラナイ（バルコニー）がある。B.Dが、案内してくれた仲介業者の人とずいぶん詳しい話をしている。その間、私はくるくると家の中を見てまわる。何箇所にもあるウォークインクローゼット。ほとんどこれ、日本のワンルームマンションだよね・・・それにしても、どうしてアメリカのものってこうムダに大きいのかしら？ディッシュウォッシャーにしても、冷蔵庫にしても、家そのものにしても。何でも豊富にあることが一番、余っても大きいことは絶対的に良いこと、強いことが一番・・・アメリカってそうだよな。フレンドリーなアメリカ人たち・・・そのリアクションも、その笑顔も、その表情もすべてがムダに大きいんだよ。心の中で気持ちと折り合いをつけ、周りを見渡し、空気を読んでから初めて言葉にするような私は、彼らから見るとほとんど存在さえもしていないのでは？と思うことがある。ほとんど聞き取ることも出来ないような速さで話しているB.Dと仲介業者のせいで、こんな考えをしてしまったのかもしれないな。それでも、こんなお家に住めたらなぁ。・・・・・約2億5千万円でした。そして、もっと下ってほとんどオーシャンフロントの超ゴージャスな1軒も見ました。これは、明らかに投資目的で建てられたようなもの。「生活」にはほとんど意味を成さないゴージャスさ！それでも、やはり景色は素晴らしいの一言！感嘆しながらも、12億円という値段にすっとコーフンも冷めるのであった・・・（笑）まぁ、彼と一緒にいたおかげで不動産まで見てまわれたし、これは楽しかったな。そして、マケナビーチへ！どうしても一緒に来たかった。　私が、今迄に行ったビーチの中で一番美しいのでは？と思います。今日は、ちょっと曇っていて海の色もくすんでいましたが、完璧な三日月状の形。白い砂浜に、高い波が寄せています。B.Dもその美しさに声を上げています。あれ？　もう、服を脱ぎ捨て海に走っています。泳ぐB.D(小さっ！）波と戯れる彼を眺める。時折、サーファーと話している。砂に二人の名前を書く。　しばらく海で泳いだB.Dが、砂に書いたメッセージに笑顔を見せる。それにこたえたメッセージをB.Dが砂に書く。大きな波がやってきて、せっかく書いたそのメッセージを消してしまったので、彼は言葉で私に伝える。どうか、この記憶を消さないでください、と誰に対してか分からないけれど祈る。私たちの部屋にはマケナの砂が落ちていて、歩くと時々「しゃり」と音を立てる。その度に、私はまだあの記憶が消されていないことを確認する。今日は、先に眠りに落ちたB.Dの寝息を聞く。今度は、眠っている彼に「ここにいるよ」と知らせてみる。やっぱり眠りながら、何かこたえるB.D眠っているときもコンシャスでこの幸せを感じられればいいのにね。

  2006年03月23日

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  旅の記憶～マウイ行きのゲートで～

  ～昨日からの続きです～持ってきた文庫本に目を落とし、活字を追い始めてすぐにあのハワイに降り立ってすぐに感じる甘い香りが・・・瞬間的に深く息を吸い込もうとする私の首に、上から白いチューベローズのレイがかけられた。驚いて視線を上げると・・・・・そこにはB.Dが笑っていました！！私は、声を出すことも出来ずただただ「？？？！！！」の表情だったに違いありません。それもそのはず、B.Dは私をマウイの空港で待っているはずだったのですから。やっと、やっと、出てきた言葉は「どうして？　え？　なんで？」ばかり（笑）B.Dが笑いながら抱きしめるけど、まだ私は現実のこととは思えない。やっと、私も「本物」のB.Dを抱きしめることが出来たころB.Dは言いました。「昨日、マウイへ移ろうと思ったんだけどここで待つことにしたんだよ。　驚かせたかったし！（笑）」・・・・・作戦、大成功してます。B.D「今回は、だから自分でレイは作れなかったよ」とB.Dようやく落ち着いて、懐かしい彼の瞳を見ることが出来、私を何よりも安心させるあの大きな手のぬくもりも感じることが出来るようになった。本当にこの人はいつだって私をびっくりさせるのです。搭乗ゲートが一段低くなっているために見えなかったのですが、先ほど私が時間をもてあましてインターネットしていた頃、B.Dはすでにそのゲートにいたのでした。ああ、信じられない。やっと会えた・・・落ち着いて眺めると・・・・・あら？少し大きくなった？B.D・・・かつての日記で書いた、エドワード・バーンズ似のB.Dは確かに太っていたような・・・（笑）思い描いていたようなマウイでの感動の再会！になるには、まったくの心構えゼロの状態での驚きの再会。でも、手をつないで一緒に飛行機に乗り込み、マウイが見えてくる頃には二人とも感激していました。「僕たちが出会ったマウイだね。　出会ったことも、こうして再び二人でマウイに来ることも奇跡みたい」とB.D彼は続けて「たぶん、あの時bandyの後ろに誰かが並んで自分がその次だったら、きっと話しかけることが出来なかったろうな」私が、「あの時、別れ際にちらっとB.Dの方に振り向かないでゲートに走ったら、あのネームカードはもらえなかったね」と、答える。マウイに到着してすぐに私たちは、私たちが出会ったチェックインカウンターに行きました。少し、様子が変わっていたようでしたが確かに私たちはここに並んでいたのです。そのときには、夢にもお互いが一緒に再びこのマウイを訪れることになろうとは思いもせずに・・・しばらくそこで二人、色々思い出しながら話をしていました。荷物を取り、外へ出る。あの懐かしい陽の光り、風に揺れる椰子の木、青い空と緑の渓谷。なにも変わらずにマウイは私たちを迎えてくれました。ああ、とうとうB.Dとマウイに来ることができた・・・レンタカーの手続きをしているB.Dの背中を見つめる。そうしながら、この人が私の人生のなかにいることの不思議を思う。私たちは、深いブルーグリーンのオープンカーに乗り込む。マウイの陽射しと風を一杯に感じて走る。運転中は彼の右手はほとんど私の左手とつながれている。そのぬくもりを感じながら、目を閉じる。閉じたまぶたを通してもあの陽射しを感じることが出来て、私は本当に幸せだと思う。B.Dがそんな私の髪をなでる。「あぁ、幸せの貯金って出来ないだろうか？　そうしたら、今いっぺんに感じているこの幸せを貯めておいて、淋しいときに取り出せるのに・・・」今、始まったばかりの二人の旅。　　でも、いつも離れなくてはいけないことが頭にあるのでしょう。でも、私はこの旅で自分をセーブすることなく彼を愛して、思いを伝えようと思っていました。そんなことを思いながら、車は私たちが滞在するキヘイの町へ。海は輝いて、波を巻き上げている。　ここでB.Dと一緒に過すんだな。部屋は、フルキッチン付きのワンベッドルーム。ゴージャスではないけれど、充分な広さと立地。しばらくゆっくりと部屋で過していると、急激な眠気が・・・・・「買い物に行って来るよ。bandyは寝ていてね」というB.Dの声が聞こえたような・・・そして、私はストンと眠ってしまいました。どれほど眠っていただろう・・・起きたときには夕方で、B.Dが出て行ってからはだいぶん時間が経ったようだ。だんだん不安になる。　どこ行っちゃったんだろう？もしかして、事故とか？　私が部屋をうろうろし始めたとき、あののんきな声が。「bandy、ただいま～　色々、まわってたら渋滞になっちゃって」両手に抱えきれないほどの荷物を持ったB.D。ほっとするひまもなく、次々と運ばれる食料品に目が丸くなった。私　「私たち、一体何週間ここにいるつもり？（笑）」B.D　「？？　あはは！　これがなくなるまでいよう！　　　それじゃあ、僕が食料品を買い続けたらずっとここにいてくれるかい？」いたいですよ。いたいですとも！！一杯になった冷蔵庫を眺めて、「わー！　見て見て！　家族の冷蔵庫みたい。　いいねー！」と満足そうなB.Dvacationと日常、両方をこの旅で過したいと思っていた。一歩外に出れば眩しいビーチ（vacation）、部屋には満杯の冷蔵庫（日常）。早速、軽めの夕食を作り二人で食べる。鼻歌まじりに、ディッシュウォッシャーにお皿を入れるB.Dそんな彼を愛しいと思った。長い旅と今日起こったことがいっぺんに頭の中を通り抜ける。それと同時に、明日からのB.Dとの日々に思いを馳せながら私の首に計ったように収まる彼の腕を枕にして眠った。

  2006年03月22日

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• 「最高の幸せ」と「死ぬほどの切なさ」

  昨日の日記にコメント下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました。ひとつひとつのメッセージに、心がじんわりとあたたかくなりました。皆さんの言葉とともに、今の自分の心と心底向き合うチャンスだと思いました。なぜ、B.Dと出会ったのか、この状況で続いている意味は、これから自分はどうしたいのかetc...幸い、昨日B.Dと電話で話せたことで気持ちの揺れが収まったようです。離れてつらいのは自分だけではないことが確認できて、安心したのでしょう。人生の中で彼に出会ったことで、「最高の幸せ」と「死ぬほどの切なさ」を同時に味わうことになった。これは、いつもセット。裏と表、光と影のように。では、「死ぬほどの切なさ」をなくす代わりにB.Dとの出会いもなかったことにする・・・と考えてみると、私は足元がすくわれていくような感覚を覚える。今回は私たちが出会ったマウイでの再会だったので、お互い二人が出会えたことの奇跡を再び感じ、出会いに感謝することを実感出来ました。実際、マウイの空港で出会う人、すれ違う人は数え切れないほどだし、その中で今後自分の人生に大きく関わる人がいる！なんて思ってみんな歩いているわけじゃない。そんな出会いの不思議を思いながらこの旅は始まりました。旅の記憶は、これからさかのぼって記していきます。

  2006年03月20日

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  missing B.D so much.....

  無事にハワイから戻りました。留守中にメッセージを下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました。旅の途中、ケータイから読んでじーん・・・としてしまいました。皆さんが下さった思いと同じだけ、私にも皆さんの幸せをお祈りさせてくださいね。書きたいことが沢山あります。B.Dと過した幸せな毎日のこと、二人のこと、自分自身のこと・・・でも今の私は・・・今まで必ずそうだったように彼と離れた後、身がよじれるほどの淋しさに襲われています。これは、私を無気力にして悲しさに気持ちを沈めます。それに加え、彼に会うことが出来た幸せと喜びと同時に、私のある種の一面から彼を本当に幸せに出来ていない・・・と、いう思い。いつも、何に対しても無防備に飛び込むことが出来ないのは、「何か」を失うことが、そして失って傷つくことが怖いから。B.Dが両手を広げて私を受け止めようとしているのに、いつかその飛び込むことの出来る彼の腕を失うのが恐ろしく、それならはじめから飛び込むことはよそう・・・と思ってしまう。飛び込まないことが、彼をどんなに落胆させているか分かっているのに。彼が本当に好きなのに・・・飛び込む前に、彼を失うことを怖れるなんて。B.Dと一緒のとき、本当に一日が同じ24時間だったとは信じられなかった。誰かが、間違って時計を進めているのでは？と思ったほど。あぁ、夢だったのか・・・と思うけど、私の肩にはマウイの太陽が残した陽射しの跡、そしてふと隙間からあのさらさらとした砂がこぼれ落ちて、あれは夢ではなかったことを知らせます。これから過す日々のことを思うと、途方にくれてしまいます。今は、この気持ちと向き合うほかないですね。I'm missing B.D so much...it makes me sick...病気？から回復後に、マウイ日記を書きたいと思っています。

  2006年03月19日

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  「vacation」と「日常」

  外はどんよりとしていますが、穏やかな日曜日。予定もないし、出発前の最後の日曜日なのでゆっくり過しています。B.Dに電話したけど留守電・・・またあとで電話してみよう。あと、月、火曜日と仕事をして水曜日に出発です。そして、マウイに7泊、オアフに1泊。今までは、B.Dが仕事、あるいは学校に行っている間、私はお留守番ということが多かったのですが、今回はB.Dも完全なオフ！まったく時間に縛られないバケーションです。でも、このお留守番がけっこう楽しかったりした！時差ぼけ解消！と称しての二度寝、近所を散歩したり、ベッドの中でずーっと本を読んでいたり・・・そして、またうとうと・・・B.Dが帰ってくる前に、お料理を作っておこう！と思いつつ、「ただいま～、bandy♪」のB.Dの声にはっ！として起こされたりしました（笑）B.Dを待っていると、「今から帰るよ。何か買って帰るものはある？」と電話。こんな瞬間にも、ほんのりとした幸せを感じることが出来ました。そしてB.Dも、いつも誰も待っていない部屋に私が待っている、ということがとても幸せだと言っていました。考えてみれば、これはみな日常の風景。ふだんなら、なんとも思わないような・・・こんなことにも、幸せを感じることが出来ると思うと共に、こんなやり取りをはやく日常にしたい・・・とも思います。いつもは、文庫本を5、6冊は持っていくのですが今回はお留守番の必要がないため2冊に決めました。それでも本を持っていくのは・・・私が泳げないからです（笑）海が大好きで、ビーチでなら一日ごろごろしていられるというのに「かなづち」です。B.Dが一緒だと水につかりますが・・・一人では恐怖です。泳ぎが得意なB.Dは、放っておくと隣の島まで行っているのでは？！と思うほど、海から上がってきません。と、いうことでそのときにビーチで読もうと思っているのがこの2冊。一番左は、B.Dに持っていく「ガラクタ捨てれば自分が見える」の英語版マウイのビーチで、F・サガンもどうかな？と思ったけど久しぶりに読み直したかったので。それと、池澤夏樹の「ハワイイ紀行」　　こちらは、ぴったりなはず。ハワイの知り合いや、その他の情報から今ハワイは雨続きで寒いのだそう。どうしよう・・・思いっきり、夏仕様の服ばかり用意してるんだけど・・・ビーチに行けない雨の日は、ソファに二人Happy sandwichでTV映画を見るのもいいかも。手の込んだお料理を作ったり、二人とも本を読んで過すのもいいし。もし出来るなら、「vacation」ならではのお出かけと「日常生活」を感じることの両方したいな、マウイで。もし雨なら、もっと虹を見るチャンスが増えるな。何気なく空を見上げても虹がかかっていたりするハワイ。本当に真っ青な空に映えてきれい。二重にかかる「ダブルレインボー」、夜に現れる「ナイトレインボー」などもあります。一緒に泳いだとしたら私はすぐに溺れてしまうでしょうが（笑）、出来るだけ沢山の楽しいことを共有してきたいと思います。いよいよ、出発が近づいてきました。

  2006年03月05日

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• ひな祭りに思うこと

  今日はひな祭り。雛人形は、私が生まれたときにすぐに両親が買ってくれたもの。私と同じ年月が経っているというのに（！）とても気品がある顔立ちできれいです。両親がどんなに私の幸せを思い、この雛人形を揃えてくれたことだろう・・・たびたび、私はいまだにこの両親を安心させていないということに罪悪感で一杯になる。私といえば、学生時代から今の仕事に至る現在まで自分の道を進むことにいつも精一杯だった。そして、ちょっとくたびれると「ちょっと息抜きに～♪」と言ってはふらりと旅に出かける・・・まったくもっていまだ自分のことばかりである。「旅のない人生なんて考えられない・・・」と、いつも思う私なのですが、旅に出る前はいつも嬉しさと同時に罪悪感も一杯なのである。毎週楽しみにしているジョナサン・ケイナーの星占い。毎週の運勢ということばかりではなく、なにかその時受ける啓示めいたものまで感じるこの占い。私は1月20日生まれで、山羊座と水瓶座のちょうど分かれ目の日にち。でも、自分の性格から山羊座の方でいつも見ています。今日も早速チェックしてみると・・・「かつて「楽しみを拒絶すること」はとても人気のある趣味でした。　（中略）現代人はもはやそんなばかげた考えを支持しませんよね。だとしたら、なぜあなたは心の中でレスリング試合を繰り広げているのでしょう？あなたの欲求って、それほど悪いもの？ひょっとしたら、それは確かに悪いことなのかもしれません。でも、その一方で、「置き違えた罪悪感」があなたの足を引っ張っている可能性はありませんか？ 」・・・・・うーむ、恐るべしジョナサン・ケイナーである。私のことを知っているのでは？と思ってしまいました（笑）今まで散々、「次に起こるショックを和らげるため」に最悪のパターンを考ておくようなところがあったのですが、ここ最近は何かサインがあったときに、それを良いものとして考えることが出来るようになって来ました。だから、「罪悪感」という感情が湧いたときには、自分の行動に対する「罪悪感」と、両親を大切にするということはまったく別のことである、と考えるようにしています。要するに、「罪悪感を持つことが、両親を思っているということにはならない」と思うようにすると言うか・・・うまく言えないけど。B.Dがまたとんでもない時間（向うの時間にすると）に電話してきた。聞けば、「わくわくしすぎて眠れない！」とのこと。「ナンデ　コンナニ　マイニチ　ユーックリ、ユーックリ　デスカ？」うん、うん・・・本当にそうだ。そして、そのテンポを取り戻すがごとく二人一緒の時間は瞬く間に過ぎ去っていくことでしょう・・・いつも電話で私の両親のことを気遣ってくれるB.Dそんなことが私の罪悪感を薄めてくれる。私が幸せでいること・・・これが、一番の両親の願いだと思うから。ひな祭りの日に思ったこと。

  2006年03月03日

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  空港で～Love Actually～

  3月には入ったものの、起きてみるとまた雪・・・朝から、除雪までしなければいけませんでした（泣）今頃の雪は、気温が高くなってきて水分を含んでべったりと重いのです・・・そして、先日雨で解けてまた固まった氷の層が入っていて本当に重労働でした。雪と格闘しながら、あと数日で裸足で過せるハワイにいることは信じられない気もしました。そして、色々と出発当日のことをシュミレーションしてみた！千歳～成田間が取れず、羽田からリムジンバスで成田まで行くことになりそうです。成田での待ち時間に、ネイルサロンに行こうと楽しみにしていたのに、これでは時間がない。以前の日記にも書いたのですが、私は職業柄ふだんネイルは出来ません。でも、旅の前の空港でプロにネイルをしてもらうことが最近のひそかな楽しみになっていました。そこで、新千歳空港の情報を調べたところ新しくネイルサロンがオープンしていました！比較的待ち時間もあるので、今回は千歳空港でネイルをしてもらおう。そして、成田に着いたらドキドキの初ビジネスクラスである。搭乗前のラウンジでゆったり過すことも結構楽しみだったりする。空港のあのざわざわした感じが好き。旅立つ人と、迎える人両方のドキドキと湧き立つような気持ちのせいだな。一度、バンクーバーの空港に気流の関係で1時間も早く着いてしまったことがある。迎えに来てくれるB.Dは、まだ車を走らせているところだろう・・・私は、到着ロビーで待つことにした。何気なく見ていると、人待ち顔でゲートを見つめる人の表情がぱーっと明るくなる、するとその視線の先から両手を一杯に広げた人が同じような笑顔で向かってくる。この人達は、どんなストーリーを持っているのかな？若い恋人たちは、抱き合ったまましばらく動きもしない。ゲートから出てきた赤ちゃん連れの夫婦は里帰りかな？迎えのおじいちゃんとおばあちゃんらしき人が赤ちゃんを抱き上げる。ここで私は大好きな映画「Love Actually」を思い出す。毎回、分かっているのに冒頭の空港のシーンでじーん・・・としてしまうのでした。本当に、あの気持ちよくわかるのです。そんなことを思い、少々待ちつかれてコーヒーを買いに歩き出したとき人ごみの中にB.Dの笑った目を見つける。一瞬、ちょっと泣きそうな気持ちになるが私も笑う。お互い言葉も出ないまま、ずーっとしばらく抱き合ったまま・・・やっと、顔を見てお互いを実感し、手をつないで歩き出す。そんなときは、さっきロビーで見ていた「Love Actually」の一場面に自分がなっていることなど思ってもいなくて・・・みんな、愛している人がいて、愛されていて・・・さて、今度の再会の空港はマウイのカフルイ空港。壁がなく、いかにもローカルなのんびりした空港。それでも、「Love Actually」のシーンはあちこちにあるんだろうな。

  2006年03月02日

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• 「偶然」と「必然」の間

  今日から3月！！先月もやったような気がするが、朝起きて家中のカレンダーをめくって歩く！本当に2月は短かったこともあるが、あっという間だったな。3月になったので、朝から早速Hawaiian Airlinesの予約していたチケット（オアフ⇔マウイ間）の発券手続きをした。ハワイの島々を結ぶ航空会社は大手2社がほとんどの便を持っているのですが、B.Dと出会う前はずーっとAloha airlinesを利用していました。B.Dと出会うことになった旅のときは、友達と一緒で色々手配している時にこの二つの航空会社の料金設定がまったくの同額でした。それで、たまたまフリーダイヤルがある！という理由だけでHawaiian airlinesにしたのです。考えてみると・・・（こう考え出すときりがないのですが・・・）もし、あの時今まで通りにAloha airlinesを使っていたら、当然B.Dと出会ったあのチェックインカウンターには並んでおらず、B.Dとも一生出会うことはなかったんだろうな。本当に何が起こるかわかりませんね。それで、今回も両方の航空運賃を調べてみたところ・・・アロハ航空の方が2ドル安かったのですが、当然ハワイアン航空にしました！私たちが出会ったあのチェックインカウンターに、二人で並べるから。それに、ハワイアン航空を利用して？私たちは感謝せねばならないのだし！後で聞くと、B.Dもふだんはアロハ航空を使っていたけどあの時はたまたまハワイアン航空だったらしい・・・「必然」というには、こじつけすぎだろうか？でも、私が敬愛してやまない作家の故・森瑤子さんは「すべての出会いは必然である。　人は、本当に出会いたい人に出会うものである。　その激しい渇望ゆえに」と、エッセイに書いていた。これは本当だと思う。私は、あの時本当にB.Dに出会いたかったのだと思う。出会いが与えられるのは皆同じだけチャンスを与えられていると思う。それを、直感や自分なりのセンサーで受け取り、「必然」だったと思えるように関係を続けられる、深められるのは、またある種の技術のように思う。ハワイに降り立ったとき（ほとんど飛行機から降りた瞬間に）胸いっぱいに空気を吸い込む。レイの香りや、あるいは空気そのものが甘やかでやさしい。いつも、この香りにハワイを実感する。マウイは今までと変わらず、やさしく穏やかに私を迎えてくれると思う。でもB.Dと一緒のとき、今まで私が知っているどんなマウイより幸せを与えてくれると思います。3月に入り、すでに心はマウイに飛んでいるみたいです。

  2006年03月01日

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• 国際恋愛～一本の電話から～

  長い一日の終わりにやっと聞けたB.Dの声。お互い半分眠りながら話していたような気がしますが、幸せな気持ちに包まれながらすーっと眠りに落ちた。朝、起きるとまだその余韻は残っていて私を幸せにする。このところ、私たちは穏やかに、でも強くお互いを愛しているという実感があります。これは、昨年末の危機を乗り越えて更にお互いの気持ちの強さを確認できたからだと思う。以前は、私の感情もジェットコースターのように常にアップダウンが激しく、それがB.Dとの事が原因だと分かっていたし、自分自身が相当につらくなっていた。B.Dの気持ちは強く感じるのに、あてもなく待つことばかりで疲れてしまったのだと思う。その波は、何度となくやってきた。その度に、心がガサガサと音を立てて傷ついているのを感じた。遠距離の場合は、「今」思っていることを「今」伝えられない。つらくても自分でなんとか解決してしまう。（そうしないと、つらすぎるから）そして、彼に会えたり、話したり出来る頃にはその傷はもう自分で癒した後だったりする。そんな私をB.Dは、「この人はそれほど自分を必要としていないのかな？」と感じたことがあると言った。私は、今までの感情をぶちまけた。B.Dを待つこと意外に自分を忙しくさせていないと、苦しくてやっていられなかったこと、B.Dが私をどれほど幸せにするか、ということ。ただ「ラブラブ」という状態ではなく、二人の間の氷がすーっと溶けていくということを実感した瞬間。私が彼に感情をさらけ出すということが出来たこと、彼にとってはその感情を受けることが出来たこと、が二人のrelationshipを更に深めることが出来たのだと思います。人との関係は、長い年月をかけないと分からないことが必ずあると思います。「すばやく判断して、次に行動を移す」ということも、もちろん必要なときもあると思います。でも、長い関係の中でしか見えてこなかったり、後にならないと意味が分からなかったりするということもまたあるのだと思う。B.Dとは、人生全部の長さをかけて深く、深くrelationshipを持ち続けたいと思っています。人生の終わりに、この人に出会えた事がその意味だったんだ・・・と思えたら幸せだろうな。一本の電話から、こんなことを思ってしまう自分に苦笑しつつ。2月がもうすぐ終わる。

  2006年02月25日

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• 国際遠距離～空港で　A hui hou～

  まだB.Dと話せてなくて淋しい朝・・・でも、毎日電話しあうって方ではなかったし、すれ違ったりすると何週間も連絡が取れなかったりすることもあった。そうなると、不安が不安を呼び気持ちがどんどんネガティブになった。たいていの場合は、私の不安をよそにB.Dはあっけらかんとした様子で「I miss you so much!!」と電話をくれて、私はうそのように元気になる。また、その反対にB.Dが不安になっているころに私が結構フツーにしていることも・・・どんなにメールやケータイがあっても遠距離の恋人たちは、みんなそれぞれが不安や切なさをいつも心に持っているんだろうな。会えるまでのワクワクと会えたときの喜びは、いつも一緒のカップルよりはドラマチック！という良い面（？）もありますが。（だって、これくらいないとやってけないでしょ？）空港の到着ロビーに彼の姿が見えたときの嬉しさ！Hugしながらも、「これ、本当？」と信じられない気持ち。つないだ手にふんわりと幸せを感じる瞬間。一緒に過しながらも、また離れなくてはいけない日のことを思い・・・別れの空港でいつまでも離れられないでいると、係員に「ごめんなさいね、でももう時間よ！」と言われたこともあったな（笑）B.Dとの話の中で、「空港でさよならを言うんじゃなくて、一緒にゲートをくぐるようになろうね」と言ってくれたことがあった。そういえば、こんなこともあった！私は夢を見た。それは、空港のチェックインカウンターでたぶん日本。B.Dがチェックインをしているのを、ストローラーにbabyをのせた私が見守っている・・・というもの。それをB.Dに言ったか忘れてしまったけれど、だいぶん経ってからB.Dも私たちがbabyを連れて空港にいる夢を見た、と教えてくれた。この夢の意味するところは？！本当になったら嬉しいな。3月にマウイで会えた後、やっぱり空港でさよならしなくてはいけません・・・でも、こんなことを知りました。ハワイ語には、「さようなら」という言葉がないそうです。それに代わる言葉としてあるのが、「A hui hou　～また会う日まで～」ハワイで出会った私たちにも、ハワイ式に「さようなら」という言葉が存在しないことにします。あぁ、B.Dに会える日はもうすぐ。

  2006年02月24日

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  穏やかな一日とHappy Sandwich

  offだった昨日は、朝起きると同時にシーツ類を一気に取り替えて洗濯機へ。すーっきり！銀行と郵便局を一気にまわってT/Cを作る。マウイに持っていく食材とお花を買う。今日はピンクとレモン色のガーベラ。その後、部屋をお掃除してから二箇所のトイレとお風呂掃除。　ふぅ～。勢いに乗って、クリームブリュレまで作った！！焦げ目のついたお砂糖のぱりぱりのところを、映画「アメリ」のようにばりん！とスプーンで割って食べた！　おいしかった！いろんなことが出来た一日だったな。そして、ここでB.Dの声が聞けたら最高に幸せ！なんだけど、きっと3月のバケーションを取るために忙しいんだろうな。留守電にメッセージを残す。B.Dへのおみやげに、「ガラクタ捨てれば自分が見える」の英語版「Clear Your Clutter With Feng Shui」を加えようと思っているところ。こんな風に穏やかに過した一日。そして一日の終わりには・・・ふっくら良い香りのお布団・・・あー、しあわせ。でも、こんな瞬間にもB.Dのことを想う。私たちが　"Happy Sandwich"とよんでいることが恋しい。それは、眠るときにB.Dが「パン」、私が「具」のように包まれていることから名前をつけた。何気ない一日の終わりに　"Happy Sandwich"があったらもう何もいらないな・・・そんなことを思った一日。

  2006年02月23日

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  これが私の彼、B.Dです

  これが私の彼、B.Dです。・・・・・と、言いたいところですが、違います（笑）この人は俳優のエドワード・バーンズ（もちろん写真下です。上はロバート・デ・ニーロ）でも、B.Dは本当にエドワード・バーンズにそっくり！！エドワード・バーンズの映画を見たときは、口が開いてしまうほど（？）驚きました（笑）一番似てると思うのは、眉と目の感じ・・・DVDを見てもついぽーっとしてしまいます（これはちがうか・・・）でも、全く違うのは「声」E・バーンズは、鼻に抜けるようなどちらかというと高い声ですが、B.Dは落ち着いた声だと思います。特に好きなのは、寝起きの彼の声。ふだんよりもっと低くてぼそぼそしゃべる・・・そんな彼が半分眠ったような状態でくれる電話は私を幸せにする。「あー」だの「うー」だの「ネムイー」だのしか言わないけど・・・声って不思議。かならず、その人をよく表していると思う。その人の「声」がどうしてもだめ、と思ってしまうこともあるだろうし、声がとても魅力的だと思う人もいる。あとは、話すときのテンポも重要。以前の日記にも書いたのですが、初めて私がB.Dと出会った時は5分程しか話すことが出来ませんでした。それからはずっと手紙、e-mailだけでした。それから再び彼の声を聞いたのは、出会ってから半年後のことでした。たった5分しか会ったことのない人との文通の中でいつしか彼を想うようになっていた私でしたが、その想いを決定的にしたのは「彼の声」を聞いたことだったかもしれません。あれから、沢山の種類の彼の声を聞くようになりました。ふざけた声、笑い声、甘い声、怒った声、歌っている声・・・離れていると、彼について沢山恋しく思うことがありますが、「声」ももちろんそのうちの一つ。きっと私を「安心」させる要素がいっぱいだからなんだろうな・・・肝心の本人は自分がE・バーンズに似てるとは全然思わないらしい。私は彼のDVDを見てドキドキするくらいなのに・・・でも、残念なことが一つ・・・E・バーンズの出ているこの「15ミニッツ」とってもつまんないのです・・・（爆）

  2006年02月20日

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• 温泉につかって彼を想う

  洞爺温泉、一泊旅行から帰ってきました。寝不足でぼーっとしています・・・札幌からはJRで約1時間30分足らずなのに、なぜか旅行気分になれます。しっかり飲み物とおやつを買い込んで、本も持参。駅には友達のJさん夫妻と子供たちがお迎えに。本当にいつ会ってもほんわかとした幸せ感があふれているなぁ・・・毎日の小さな事を大切にし、幸せを感じることが出来る人達なのだなぁ・・・と思う。有名な洞爺湖温泉の中でも、いまや源泉100％の温泉を持っているのはわずか3軒程だそう。ラッキーにも、こじんまりとしたこの温泉はその中の一軒でした。お湯がやはり違うのでしょうか、芯から温まった身体は冷えることがありませんでした。その後、夜中の3時過ぎまで延々と話し続け・・・遠距離も経験して、Jさんがアメリカ生活が長かったことから本当に頼りにしている存在です。色々、経過を報告したらとてもよろこんでくれました。毎日の生活の中から小さな幸せを感じていける彼らのようなカップルになりたいと、B.Dのことを思っていました。彼らの二人のかわいい子供たち。毎日の生活は子供中心で猛烈な勢いで過ぎていくのだろう・・・愛する人の子供がいるってどんなことだろう？子供を持ったとき、それより優先されることが一体どこにあるんだろう？愛するB.Dと私たちの子供がいるささやかな毎日・・・を、温泉につかって思った一日でした。

  2006年02月19日

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• sweetな電話とヘルメット

  昨日はあれからまたB.Dが電話をくれました。やっと一日の仕事が終わってほっとしたのか、なんだかとてもsweetな彼でした。次にいつ会えるか予定が立たないとき、あてもなく待ち続けることは途方もなく長く感じます。でも、会える日まで指折り数えて待つ、ということも果てしなく長く感じる・・・のは贅沢な悩みかな。B.Dは、私のどんな面も受け止めるよ、もしものすごく怒ってボクをひっぱたいたとしても。（ヘルメット　ガ　ヒツヨウ　デス、とよく言ってます　笑）　だから、感情を押し殺さないで、　と言います。私は、思ったことがすぐに言葉や顔にでにくいタイプで（小さい頃から自分でコントロールしていたように思います）自分の中でよく考え、まとまってからでないと言葉になりません。彼と一緒にいるようになってから、必ずしも「考えをまとめる」ことが一番ではなくて、まとまらなくても「今の思いを伝える」ことも大切だと思うようになりました。そして、抑えたり格好良くしなくても受け止めてもらえる、ということを家族以外に知ったのはB.Dが初めてかもしれません。とても感謝しています。「どれほどbandyがボクの人生を幸せにしているかわかるかい？」そんなふうに言ってくれるB.D・・・私もどんなときも彼を受け止め、やさしく包み、幸せを感じてもらえるようにしたいです。「えーと、それでマウイには何個ヘルメットを持っていけばいい？笑」と、B.Dそんな彼にマウイでは、思いを言葉と態度にしてうんと伝えようと思っています。でも、念のためヘルメットは持ってきてね！　B.D！

  2006年02月17日

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• 彼からの電話

  さっき、彼から電話！今は、ポートランドにいます。仕事中にかけてくれたみたいで、がやがやと外がうるさかったのですが、声が聞けて幸せです。最近はお互いに「もうすぐだねー」と言い合っています。あわてた様子で、「仕事に戻らなきゃ、あと2時間後くらいにまた電話するよ！」と、B.D彼からの電話はいつだって嬉しい。でも、予告された電話もまた嬉しい。電話が来るまでの間も幸せでいられるから。

  2006年02月16日

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  Kiss of life

  今朝、早くに目が覚めたのでB.Dに電話してみた。電話に出たB.Dは、「ヤダ～、（ときどき女言葉はいります・・・）　　　　　　　　　　イシンデンシン、　　　　　　　　　　　　　　今電話しようと思ってたよ！」「以心伝心」は、B.Dの好きな日本語。察する文化ではなく言葉で伝える文化で育ってきた彼が、心で思いを通じ合わせること、またそれを「以心伝心」という日本語で表現することがとても嬉しい。でも、今朝の電話は本当に「以心伝心」だったのかも。B.Dの声が聞きたいと思ったことの他に、マウイまでの飛行機を予約したことと到着時間を伝えたかったのですが、彼は彼でレンタカーの予約をしたことを私に伝えたかったらしい。周りの夫婦を見ていて思うこと・・・それは、皆よく出来た組み合わせだなぁ、ということ。たとえば、おとなしい奥さんに社交的なご主人とか奥さんが強くてでーん！としていると、ご主人はマメで甲斐甲斐しいとか。一緒にいるうちに役割が出来てきてそうなるのか、そういう組み合わせだから出会ったのか・・・ナゾだな。でも、きっと一緒にいるうちに二人のリズムが出来上がっていくんだろうな・・・「二人の生活」が「日常」に変わっても、きっとその変化に伴って様々なことも新しく体験できるんだろうな。B.Dと「ファミリー」になったり、「チーム」になれるなら「日常」もきっと楽しいと思う。今日、聞いているのはSadeのベストアルバム　"The Best Of Sade"このCDは、B.Dと出会う前から持っていたのですが、彼女の声が好きなのでただ流していました。このCDの中に「Kiss of life」という曲があります。B.Dと出会ってすぐに彼が歌詞を送ってくれました。僕たちが出会った時みたいだよ、と。それからこの曲は、私たちにとって大切な曲の一つになりました。～Kiss of life～There must have been an angel by my sidesomething held me, led me to youlook at the skyit's the color of loveThere must have been an angel by my sidesomething held me, came down from aboveHe led me to youHe built a bridge to your heart all the wayHow many times with love inside I can't sayWhen I was led to youI knew you were the one for meI swear the whole worldcould hear my heart beatWhen I lay eyes on youyou wrap me up in the color of loveyou gave me a kiss of life・・・・・・Angelは、マウイのカフルイ空港にいたのでしょう。きっと皆さんが出会った時それぞれに、Angelがいたのですよね。大切にしないと、Angelたちが悲しむかも・・・と思った朝でした。

  2006年02月11日

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  ハワイの雨の朝・・・

  ハワイで生まれ育ったサーファー＆ミュージシャン　Jack JohnsonのCD　"In Between Dreams"をよく聞いています。アコースティックでのーんびり、ゆるいリラックスした感じがとても良いです。彼の音楽から思い浮かぶことは・・・たとえば、ハワイの雨の朝ベッドにいる時から雨の気配今日はビーチに行こうとはりきっていたのに・・・ベッドの中で　”どうする？”　　”一日中、こうしていようか（笑）”でも、私たちは雨がすぐあがることを知っている晴れることが分かっているときの雨あるいは、ちょっとしたことでケンカさらには、いままでのどうでもいいことまでひっぱり出して。ふと彼を見上げると、いたずらっぽく笑っている私は怒っていることが続けられず、つられて笑う仲良しに戻れることが分かっているときのケンカJack Johnsonの音楽からはこんな風景が思い浮かぶでも、これは私の想像ではなく彼の音楽によって呼び戻された私の記憶だと気づく。そのときは、まだ彼の音楽を知らなかったはずなのに・・・B.Dと過した日々のことを思い出す。仲良しに戻れることは有り得ない！ってほどのケンカもしたな（笑）シカゴでは、バケツをひっくり返したような豪雨の中を延々と雨宿りしたこともあった（笑）一人で雨を見たら、ビーチに行くはずだったのに・・・とユーウツになっただろう。一人だったらラクだけど、仲直りした後のほっこりした気持ちを味わうことも出来なかっただろう。何かが起こっても、ケンカしてもB.Dは「もっと分かり合える、もっと愛し合える」と分かっていてやっていたように思う。ハワイで会える日までもう少し。Jack Johnsonを二人で聞こう。

  2006年02月09日

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  国際恋愛～愛の媚薬？

  最近のB.Dからの電話は朝が多い。たいていは目が覚めてあたたかなお布団のなかでぬくぬくとしているような時間に・・・これがまた最高に幸せ。今日もそんなときに電話があった。いきなり電話口で歌うB.D「まーうーいーはー♪　　　　　もーうー、すこしぃー♪　　　　　　　　　bandyにぃーー、　　　　　　　　　　　　　kissでーきーるー♪」と、いうものでした・・・（笑）もう少しで会えます。さて、「愛の媚薬」について・・・「媚薬」と言えるか分かりませんが、アロマテラピーに凝っています。気分に合わせたり、逆に気分を上げたいときなどほとんど毎日アロマポットを焚いています。今日は「ゼラニウム」効果は、「甘く、ストレスと不安をとる香り」で精神的なバランスをとり気分を明るくする、とあります。他に愛用しているものは、☆スウィートオレンジ・・・落ち込んだ心を暖かく包み、元気を回復☆レモングラス・・・心身をリラックスさせリフレッシュさせる☆ローズウッド・・・心身の抵抗力を回復させ、不眠に効果がある☆マジョラム・・・ストレスを緩和して、孤独感を癒す☆イランイラン・・・喜びの感情が湧き、自信を回復するなどなど・・・きちんと勉強しているわけではないのですが、「香りの効果」は確かにあるのだと思います。「テラピー」なのですから。なかでも私が「媚薬」としてマウイに持っていこうとひそかにたくらんでいる（？）ものは「イランイラン」です。エキゾチックで甘く、濃厚な香りでロマンチックな気分になるので、インドネシアでは新婚カップルのベッドにこの花びらをまくという風習まであるのだとか・・・質の良いエッセンシャルオイルは、大量の花からほんの数滴しか取れません。花には「良い気（エネルギー）」が沢山宿っていると言いますから、そのエッセンスを凝縮した精油にはきっと静かなパワーが満ちているのでしょうね。旅先でも色々使えます。オイルポットを持っていかなくても、熱湯の入ったカップに数滴たらしたり、ハンドタオルに数滴しみこませるだけでも効果が期待できるそうです。さて、この「媚薬」の効果はいかに？！　ふふふ。

  2006年02月07日

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  国際恋愛～おすすめのDVD

  もう3年ほど前の映画で、観た方も沢山いらっしゃるのでは・・・My Big Fat Greek Wedding 　(邦題　ビッグファットウェディング）主人公トゥーラは、ギリシャ系の濃ーいファミリーの中で育ち、ファミリーの経営するレストランで働く地味でさえない女性。いつしか婚期を逃し、自分の人生にうんざりしている。ずっと自分の人生がこのままなのか・・・と不安に思った彼女は大学に行くことを決める。そんな時、レストランにやってきた男性イアンに一目で恋に落ちるトゥーラ。恋の威力でめきめきときれいになっていき、ついにはイアンを振り向かせる。そして、ここからがまた大変！ギリシャ人以外の男性との結婚を家族に猛反対される。その辺は、ドタバタでかなり面白おかしく描かれているのですが、信じられないようなギリシャの習慣に驚きながらもトゥーラのすべてを受け入れ、理解しようとするイアン。最後は、ホロリとさせられるあたたかなハッピーエンドです。ここまで、はないにしろすべての国際カップルに起こりうる物語です。異文化にお互い驚きながらも、愛情によってそれを乗り越えていくこと。親の反対もあるでしょう。この映画の中で、特に印象的だったのはイアンがトゥーラを愛して、彼女自身、そしてその家族や文化までも受け入れていくところです。自分たちだけが突っ走り、すべて思ったとおりに行動できる人にはある種のうらやましさを感じるのですが、私はそういうタイプではありません。相手が外国人でも、やはり自分の家族に理解されたいし、うまくやっていきたいと思っています。「結婚は個人のもの」という概念の中で育っているB.Dですが、私の両親の日本的な考えもよくわかってくれています。私がアメリカに行ったときなど良く冗談で、「このままカケオチしましょうか？笑」などと言いますが、きちんと私の両親にも分かってもらいたい、と思ってくれることは有難いと思っています。日本人同士のカップルでも、国際結婚カップルでも色々なことを乗り越えて結婚していることは同じでしょう。これからの私たちにもきっと色々あると思いますが、ひとつひとつ乗り越えて人生のチームになって、歳をとったときに二人でそれを思い出した時にそれらが良い思い出だったね、と振り返ることが出来たらいいな。最近見ていなかったこのDVD、今日は久しぶりに見てみよう。

  2006年02月04日

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• 国際遠距離～幸せな朝

  今朝、目覚ましがなった後にもう一度暖かいお布団の中でぬくぬく・・・していたら、電話。再び、「オハヨウゴザイマス、princess!!」とB.Dあぁ、ぬくぬくのお布団とB.Dの声・・・なんて幸せだー、と朝から実感。「もう2月だねー」「来月だねー」　と、二人で話す。昨日、すべての予約が整った私でしたが、B.Dも昨日飛行機のチケットを買ったとのことでした。これで、本当にハワイまでのカウントダウンが始まりました。今朝、お布団の中で半分眠って聞いたB.Dの声。これから一緒に暮らすことになって毎日B.Dのとなりで目覚めることになっても、今日の幸せを忘れないでいたい。当たり前に思わないように。遠距離を経て結婚した友達夫婦（私が目標とするベストカップル！）のご主人が、「結婚して6年になって毎日一緒だけど、今でもふと一緒にいられることが本当に当たり前じゃない、すごく幸せなことだと思うよ。遠距離だったから。」と私に言ったことがありました。遠距離って本当に難しいと思う。でも、初めから遠距離で始まった私たち。早く一緒に暮らしたいと思っていますが、一緒の暮らしが長くなってもお互い「一緒にいられる幸せ」を感じながら過して行きたいな。マウイでは、二人が一緒に暮らすためのことを話し合うことになっています。私たちが出会ったマウイで、これからのこともマウイで話せることが嬉しいです。寒い朝にほっこり幸せ・・・な、一日の始まりでした。

  2006年02月02日

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• 国際カップル　sweetな言葉のあとは？

  すっかり京都の寒さにやられてしまった・・・昨日から風邪気味です（泣）京都の旅行中は、毎日が忙しくB.Dとも電話できませんでした。今朝早くに彼から電話、半分寝ぼけて電話に出ると「オハヨウゴザイマス、princess!」とB.Dいまだに、「princess」とか、「honey」とか、「sweetheart」なんて言われると、なんて返してよいかわからなくなる程テレてしまいます・・・言われると、とても嬉しいんですけどね！でもこれ、彼のようなアメリカ人にはほとんど意味がないというか、普通のことなんだよね。私は、この手の言葉がまだ自然には出てきません・・・（だって、こういう環境で育っていませんから！）でも練習して（笑）、短い何かの言葉のあとにくっつけてみると意外と出来ました。たとえば、「Thank you, darling」とか、「Good night, honey」など・・・こうした言葉を使うと、とても喜んでくれるB.Dのためにももうちょっとsweetな言葉を言えるようになりたいものです・・・国際カップルは、お互いの違う文化を意識することが日常的にあると思います。このような言葉のほかには態度でしょうか。B.Dは言います。「bandyの両親の前ではしちゃいけないけど、ボクの両親の前で僕達がキスやハグをしないと彼らは逆に不安になると思うよ」うーむ、使い分けが必要？！テレながらも、B.Dが愛情を言葉で伝えてくれることは嬉しい。本当にsweetな気持ちになれます。そして、他の国際カップルはパートナーが愛情表現を言葉でしてくれるときにどんな風に返しているのかしら？やっぱり同じように言葉？　態度？色々、研究しつつマウイで実践しようと思います！（笑）さて、京都旅行が終わり余韻の残る中、すでに心は次の旅行へと飛んでいます。B.Dと一緒に過す旅となれば、荷物も厳選です！私のテーマである「少ないモノで」、かつ実用一辺倒ではつまらないのでこだわった自分流の物選びをしたいな。一つ旅が終わっても次の旅の予定がある・・・これって幸せですね。

  2006年01月29日

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• sweetな夢

  ケータイに電話。「不明」と表記される相手は、B.Dからの国際電話。え？向うは早朝なはず・・・なんでこんな時間に？と思い電話に出る。「Hello!」とか、「元気？」とかいつもの言葉も終わらないうちに、「今、bandyの夢見たよー。いいところで目が覚めちゃった！　もったいないー！」と彼。聞くと、これからキスしようとしたところでパチッ！と目が開いたらしい（笑）私は、あまりB.Dとラブラブな夢は見ないなぁ。ほとんど、脈略がない（夢なんだから仕方ないか）ものばかり・・・覚えている夢というと・・・B.Dと一緒にいるところに、キャサリーン・ゼタ・ジョーンズが出てきて彼を誘惑しようとしている夢とか・・・変なの。それにしても、最近B.Dは日本語が上達しているような・・・2年間、日本で仕事をして日本人の家庭にホームステイしていた彼は日本語も結構上手。この先は、彼が日本にやってきて生活することが私たち二人共の希望です。日本で生活するようになっても、彼の母国語を出来るだけ勉強したいです。がんばろう！彼と話していて時々どうしてそんな言葉知ってんの？とおかしくなることがある。先日も、マウイの話でお互いうかれまくっていたとき彼が言った。「ワタシタチハ、「バカップル」デスカ？」これには笑いました（笑）何でも日本にいたときに、お店の雑誌のポスターで「バカップル」という字を見たそうです。（きっと週刊誌とかですね）それを見たB.Dは店員さんにB.D　「”バカップル”ッテナンデスカ？　フタリトモ　スキスギル　　　　カップルデスカ？」店員　「そうかもしれませんね（笑）」B.D　「！！！　トテモ　フタリデ　アイシアッテイタラ　　　　「バカ」デスカッ？」店員　「いやいや、そうじゃなくてね、　コレコレ　シカジカ～」店員さんは説明してくれたらしいです。（感謝）「トテモ　イイヒトデ　ヨカッタデス」とB.Dさて、私もまじめに英語勉強しますか！

  2006年01月20日

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• マウイ、カフルイ空港で・・・

  マウイ、カフルイ空港に着くとチェックインカウンターには長蛇の列・・・余裕を持ってラハイナのコンドミニアムをチェックアウトしてきたのだけれど、これは大分かかりそうだな・・・私と女友達は、うんざりしながらもあれこれおしゃべりしたり、楽しかったマウイでの日々を思い出していた。何重にも折れ曲がった待っている人達の列で、もうどこが先頭かも見えない。私たちは、ひたすら前の人が動けば自分たちもそれに従って進む事を繰り返した。どれくらい並んだだろう・・・やっと、チェックインカウンターが見えてきた！やれやれ、と残りの順番を待つ。その時、背後から「日本の方ですか？」（英語）という声が聞こえた。振り向くと、穏やかな感じの背の高い男性だった。咄嗟に、「そうですよ、それであなたはアメリカの方ですか？笑」と答えた。これが、私とB.Dが出会った瞬間です。そうです、私が今人生を共にしようとしている人は、空港のチェックインカウンターでたまたま私の後ろに並んでいた人だったのです。それから、私たちはマウイでそれぞれが訪れた場所の話をし、お互いのことを話したりしました。アメリカでは、エレベーターの中でも、スーパーでもちょっとした会話がすぐに始まりますし、リゾートならばなおさらです。私は、彼との会話もその一部として楽しみました。そして、あれほどうんざりして並んでいた列だったのに、あっという間にカウンターに着いてしまいました。私は、もうフライトまで時間がほとんどなかったので彼との会話を切り上げ、急いでチェックインを済ませました。そして、チケットを受け取った私はゲート目指して走り出しました。一瞬、「あ、彼に手を振ろう」と思い出しまだ列に残っている彼の方を走りながら振り向きました。すると、彼は手に何かを持って渡したそうにしていました。少し、ためらっている様子でもありました。私は、彼のところに行き「お話できて楽しかった！　良い旅行を！」と言いました。そして、彼は一枚のネームカードをくれたのでした。そこで、むこうから「bandy,はやく！！　飛行機に乗り遅れるよ！」と友達の声。彼に手を振って、ゲートへと急ぎました。ぎりぎりで乗り込んだ飛行機の中。マウイを飛び立つときは、いつも涙が出るほどさびしい。小さくなっていくマウイの風景を見下ろしながら、手に持っていたネームカードを開いてみる。彼の会社の住所と名前・・・え？　住所を見てびっくりした。私の友達夫婦が同じ街に住んでいたから！飛行機の中で、帰ったら彼に手紙を書こう・・・と思いました。それから、ホノルルで過し日本に帰りましたが、旅行の後はいつも仕事が忙しくなるものです。B.Dに手紙を書いたのは、それから少し後のことになりました。B.Dは、私たちが出会った時のことを本当に不思議な瞬間だったと言います。ずっと私の後ろにいた彼は、私の声と立ち姿しか見えないのに気持ちがざわざわして「何なんだろう？」と思っていたこと、列がもうカウンター近くになってきてやっと声をかけることが出来たこと、走り去っていく私に、今ネームカードを渡さなければ、もう一生彼女には会えないだろうと思い勇気を出して名刺を渡したこと、を後で教えてくれました。私たちは、その後どれほどの手紙、e-mailを重ねたことでしょう。しだいに、私はたった5分しか会ったことのない人を「missing　him」と思っていて、そんな自分に驚きました。こんな出会いが自分の人生に起こるなんて思ってもいませんでしたから。みんな出会いはドラマを持っていると思います。でも、B.Dが私の人生でこんなにも大切な人になった今、「あの時、マウイに行かなかったら・・・」「あの時、違う航空会社だったら・・・」「あの時、並ぶ順番が違ったら・・・」と、思います。そして、何かが少しでも違っていたら私たちは出会うことはなかったでしょう。出会う事は出来たとしても、その先深く関わっていこうとすれば、言葉や文化の違い、距離という壁が現実にあり、ずいぶんぶつかったこともありました。そんな中でも私たちの中には、「一分一秒違っても出会えなかったんだから、大切にしよう・・・」という気持ちがあり、今まで来たと思います。これからもその気持ちがお互いにあれば、やっていけると思います。3月、私たちは一緒にカフルイ空港のチェックインカウンターに並ぶでしょう。彼は私の後ろではなく、私の横で手をつないで。

  2006年01月18日

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• 国際恋愛・・・二人独自の「色」をつくる

  昨日の夜中にB.Dから電話。　実は、昨年末のすれちがいからわだかまりが残ったままになっていたのですが、やっぱり声を聞いて今までの凍っていた気持ちがすーっと溶けていくようでした。昨日は、とことん話し合えた。　私も思っていることが伝えられたと思う。彼は、時々本当にアメリカ人？と思うほど繊細なところがある。（アメリカ人が皆全てゴーカイであるわけではないが・・・）そして、自分の思いを「言葉」で伝えることが大切と思っている彼が、多くを語らず察することを大切にする日本の文化との間で人知れず悩んでいることもあった。私も、いつも言葉で伝える（しかも英語で伝えるのはやはりまだストレスがある）ことに疲れたり・・・結局、国際結婚・恋愛でも日本人同士でも一緒に過していくには、お互いが持っている色（文化、習慣、価値観など）をどちらか一方の色に決めるのではなく、それをミックスさせて二人独自の新しい混ざった色を作っていくことが必要なんでしょうね。そして、どうやら3月のハワイは一緒に過せそうです。私たちが出会ったマウイで。「僕たちが出会った場所で写真を撮ろう。僕たちの子供にdaddyとmommyが出会った場所だよって見せられるように。そして、その後babyを連れてまた同じ場所で写真を撮ろう！」本当にそうなることを願って・・・どんなに便利でグローバルな世界になっても、一本の電話、一通のメールでどれほど幸せになれるかわからない。みんなそれぞれ出会いのドラマがあるでしょうが、ほんの一瞬ずれていたら会わなかった人でしょうからね。やっとほっこりした気持ちになれました。

  2006年01月15日

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  大好き！アメリカのスーパー

  昨日までのスピリチュアルな気分から一転、今日はアメリカのスーパーのこと。旅の楽しみの一つとも言える「スーパーめぐり」食料品の買い物、という日常が非日常に変わるあたりが「旅」ならではですね。やはり、アメリカのスーパーに置いてある商品、パッケージの色味が日本の抑えた感じのものと違うんでしょうね。それと、野菜や果物の種類も違うし色鮮やかなディスプレイのせいもあるでしょう。そして、種類の多さ！大きさ！一つの商品でもなぜにこんなに色々あるのだ？ほとんどのおみやげなども、いつもスーパーで揃えているけれど値段もばれず（笑）、「現地物」という感じがするのか色々話のタネにもなる。スーパーにいると時間を忘れるほどですが、同時に楽しいのは「人間ウォッチング」ほとんど「素」の表情の中から、色々想像が出来る。そして、商品の前で選んでいると・・・「それはやめておいたほうがいいわよ、おいしくなかったから！」とか、「この値段信じられる？安いわ～！」などのやりとりが結構楽しかったりする。B.Dと一緒にスーパーに行って買い物することもとっても楽しい。なぜか、テンションが上がるB.D・・・なぜだ？　君はここに住んでいるのだろう？次から次へとおかしなことをやらかして私を笑わせる。私は、時々彼をたしなめなくてはならないが、一緒になってやってしまうことになる（笑）荷物を持ってスーパーを出ようとしたとき、彼がいきなりバレリーナのように踊りだした！すると、それを見ていたおじさんが「チュチュ（バレリーナの衣装ですね）が、ずり落ちてんぞ！」と声をかける。"Thank you!"とB.Dアメリカ人ってほんとに・・・と思う瞬間（笑）そろそろ、アメリカのスーパーで買ってきた日常使いの物がなくなってきたな。また行きたいです、スーパー。

  2006年01月14日

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• 彼に会いたい

  ”bandy”というニックネームは、彼の名前の最初の文字「B」と私の名前の最初の文字「Y」を使って、「B and Y」、それを全部小文字にして「bandy」にした。あぁ、彼に会いたい・・・

  2006年01月12日

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• 毎日、愛する人のために

  初詣に行ってきました。前回行ったのがいつだかまったく覚えていない・・・やっぱりお正月らしい気分になりますね。みんなが健康であることと、B.Dと一緒に過せますように・・・とお参り。その後は、お客様の予定がなくひたすらのんびりと過しました。何かを作りたくて「ラムレーズンのバターケーキ」を作るもなんだか失敗。なんだか生地の状態がゆるいなぁ・・・と思いつつ焼いてみたけれど、やっぱり真ん中が焼けきれてないような。　残念。明日はまたお客様の予定。定番おせちのほかに「しそ入りつくね」を作るつもりです。特別な日の気合の入ったお料理作りも楽しいけれど、毎日のなんでもないお料理を愛する人のために作ることってどんなに幸せだろう・・・B.Dはアメリカ人ですが、日本食が大好き。私の「和食もどき」にも感激しながら食べてくれます。B.Dの部屋の慣れないキッチンで一生懸命作ったお料理もよいのですが、毎日のなんでもない食事を一緒にしたいものです。そんなことで、初詣のお願い事を神様が聞いてくださっているといいな。

  2006年01月02日

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