ワンダフルライフ
今、『小説ワンダフルライフ』を読んでます。これは、「誰も知らない」の是枝監督の映画、「ワンダフルライフ」の小説版。これまたARATAが好きで、レンタルで見た作品。「あなたの人生の中から大切な思い出をひとつだけ選んで下さい。 いつを選びますか?」人が死んだ後、1週間の間、とある施設でこのような面接を受ける、不思議な雰囲気の映画。3月中、人の生死なんかについて、ちょっと考えることが多くて、いつも行っている地元の本屋で、偶然目にした文庫本です。結局気になって、購入。一度映像で見てるので、読んでいても映像で頭に入ってくるんだけど、映画では出てこないシーンもあって、楽しく読んでます。私だったら、今の時点で、どの思い出を選ぶんだろう・・。・・それは秘密。是枝監督は、出演者自身の特性をうまく活かす監督。たとえば「DISTANCE」という映画では主な出演者には他の出演者の台詞とか素性とか、まったく知らせていなかったらしい。(パンフ読んだ)だから、出演者の方も出来上がった作品を見たり、収録語の座談会を通して初めて知ったことも多かったとか。普通の映画じゃ考えられないな~と。でも、こう、作りすぎてない感じが好きだったりする。