あなただけのマイ神社と天職で豊かになる開運プロデュース

[色彩と美術] カテゴリの記事

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  ３年に進級します

  ４月から美術大学の３年生になりました。４年かかりました。勤めながら、膨大な課題をやり続けていくのは、心身ともに大変です。去年は７ヶ月間、全く課題をやりませんでした。 専攻が工芸工業デザインなので、美大というより、工学部にいるような感じです。プロダクトの製図図法を描くのに、わからなくて通信だとそのまま止まってしまいます。昨年引越して、お隣が設計事務所をやっていらして、とうとう、ドアをたたいてしまいました。「すみません、教えてください～」と話せた時は、ここに引っ越してヨカッタぁと思った瞬間。また新しい職場がはじまります。ゆとりある学生生活は、もう少し先になりそうです。これから同じ専攻仲間との交流も楽しみにしています。今の自分にとって、中心軸になる最重要なことを優先にして、少しずつやっていきます。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 私の前世がレムリア時代の終焉絶滅の時に地命として、文明のよみがえりを誓いました。偶然にも今年二人の方にセッションで受けたメッセージです。 震災の後、とても意味があります。桜は余震と関係なく、春を告げています。お祈りのとき、ぽかぽか暖かい桜色のエネルギーで地球全体を包むという瞑想を行いました。地球の大きなシフトにいて、普通の人の人生が大きく変わる瞬間、ここから自分が終わらせること、始めることがでてきます。自分が本当にやりたいこと大切にしていることを選択してください。 ★春の日キャンペーン“相性診断”プレゼントは、好評のうち終了いたしました。　みんなが暖かいエネルギーでつながっていきますように、４／３～５／２まで、“相性診断”２０％OFFにさせていただきます。 ★産土神社・鎮守神社リサーチ　　【送料無料】東大合格生のノートはどうして美しいのか？価格：1,000円（税込、送料別）

  2011.04.03

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  製本と時間を外した日

  明日はマヤ暦で、時間を外した日★★「The Day out of timeです。マヤのおおみそかで、時間というものが外されていて私たちが時空次元を超えて旅することが可能な日です。私はこれからお祭りに参加してゆっくり、過ごします。６月のスクーリングでとったブックバインディング。 文庫本は「ガラクタ捨てれば未来がひらける」「人を動かす」は、初めて就職した時に、会社から研修前に読むように送られた本です。カーテンのタッセルと４０年もタンスにしまってあった帯の生地を再利用。思いつきです。いつものことながら、朝慌ててて用意して・・・タッセルをほどくのに時間をとられて、製本プロセスが遅れてしまいました。結構よい点数もらえたので、ちゃんとデザイン準備していけばより仕上がって優がとれたかな？・・・夏スクは、1週間工芸をとります。去年はプロダクトデザインでどうしもようもないぐらい凹んだのでした・・先生は上から、仕事社会の（期限とか）厳しさを説教するんだけど年上の私は、それこそ会社の人に手土産渡して、頭下げて、休暇をもらってここにきているんだよ・・・っ！て苦しくなったんですね。時間を外した日・・・時間に縛られない、「自由」な一日。今日は自分を解放して過ごします。感動と望んでいる自分を思い、自然や宇宙と一体になりましょう～先日、穴口さんのオープンチャネリングで、マスターからいただいた「貴方の心に神殿があって金の龍がいて、制限はありません」を有り難く受容れます。

  2009.07.24

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  夏のスクーリング、夏の終わり

  皆さま、こんにちわ。この夏、インテリアデザイン１、プロダクトデザイン１のスクーリングに参加しました。プロダクト１で、これまでになくかなり沈んでしまい、ようやくここに書けるまで立ち直りました。これまでのスクーリングは、技術面・体力的にいっぱい、いっぱいながらも、いつも楽しんでいる自分がいました。一つクリアしては発見する喜びと、（「私ってすごい？」て自分を褒めてみたり）時間のペース配分の反省と、同時に、こうすればよかった、とどんどんでてきますが、完成させて、また観てくださいっ、という気持ち。 プロダクトは、立体工作（円柱立方体）という、私の最も不得手な分野で、あえて苦手なことに向かってみたい、チャレンジでしたが、途中メンタル面から、全く動けなくなってしまいました・・・。ある日私は、道具の使い方を知らず、先生の言葉が痛く凹んでしまい、（それまでも、クラスメートに、山本さんは打たれ強いね～　と、言われていたのですが）素直に質問できたことも、否定的な気持ちになり、言葉にできず、考えられなくなってしまったのです。。 クラスの半数以上が、何かクラフトをやっていたり、デザイン関連の仕事経験者で、最前列の席だと、人の作品や身振りが視界に入らない。（人は知らず知らずに、他の作品を観ているそうです） ０から始めるプレッシャーは、前向きで楽しい気持ちでやってこそ、進めるけど、創ることが怖く？なって　真っ白に・・・^^;結局時間がなくなって・・・無難な勾玉を作って終わらせてしまいました。 よい先生もイライラされたのでしょう。 涙がこぼれてきちゃって・・・。 そんな自分が、情けなくて、また恥ずかしい。 **講評では、 「大人になると（年？）人格が出来上がって、スポンジになれずに吸収できない。 　だから、成長しない。」 わかっていない、と観られているでしょうが、自分が一番体感してること。先生は、何故スポンジが頑なになったのかはわからないと思う・・・。 でも、自己責任です。 きっかけは他にあったかもしれないけど、自分に負けない、柔軟な精神力と集中力があれば、克服できたこと。 図面も読めないのに、忙しさにかまけて、本も読んでいかなかった甘さもある。 終わってから、しばらくの間、自分を責めていました。 成績は最悪。（出席点数？） しかも、これは、私の必修科目。 将来役に立つ科目を調べたとき、プロダクトがでたので、不思議でしたが、乗り越えたら、何かが見えてくるかもしれないっと、　　私は、問題があるほどトライしたくなるところがあるのですが、少し壁が大きかった。 でも、いつまでもクヨクヨしていても仕方ないし、いろんなことを抱えながらも頑張っている自分も、認めてあげようと思う。今は、次（２）に進むことは考えられないけど、やめるのも逃げるのも簡単だけど、心を養って、 １の通信課題だけは、精一杯やってみます。 再提出しながら、少しでも力をつけて、自分の果たすべきことをしっかりやって、克服してみようと思います。 そして・・・まかせてみます。どうかあたたかく見守ってくださいね。 もうすぐ大好きな夏が終わります。不思議な夏でした。 完全に３０年前にタイムスリップしたような、ハイティーンの自分が一心同体でいました。学校という環境がそうさせるのでしょうか。お盆に、このスクーリングに参加したのも、いつもと確かに違っていました。 ギラギラと燃える太陽。大好きな海・・・。走馬燈のように、その頃の自分、その頃の出来事が次々と浮かび上がり、車で聞いた音楽が、その時の空気や感覚を呼び覚ますような、熱い感情まで。ごめんなさい。ありがとうございます。今を大切にします。**サザン３０周年**　３０年前、サザンとテレビ局の番組で出会いました。

  2008.08.31

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  はじめての日本画とお知らせ

  この頃、仏像のお顔を観るのがスキです。 *^^*これまでたくさんの神社に行き、同じ系統の神社でもいろいろな個性があるのですが、仏さまも いろんな表情をされていますよね。 先月東京国立博物館で仏像をじっくり拝観した後、そのまま日本画材屋さんへ・・・棚にはたくさんの色の岩絵の具があります！　最近母に、「あなたの小学校のときの通信簿が出てきて、どれも色彩感覚が発達していると書いてあるのよ」と言いました。 実は、これまでまともに絵を描いた経験がなかったので（デザインは絵とは違う）子供が描くような絵で少し凹むこともあったから・・・^^;、その言葉にちょっと勇気がもてました。色彩の知識や見分け方は訓練で得ることができますが、感覚は、生まれたもったものだそうです。音楽の絶対音感もそうですよね。さて・・・生まれてはじめて、スクーリングで日本画を描きました。 日本画１は素材や道具、名称、扱い方を知る授業で、自分で、膠（ニカワ）のりを作って、天然絵の具にこれを混ぜて、と顔料から作ります。 私は運よく、教授のクラスでしたが、初日の道具の説明以外、何も教えてはいただけません。**↓以下、生徒との会話「先生～、膠はどのくらいの分量を入れるですか？」 「自分の好きなように」 「ええっ・・・それがわからないんですけど、だいたい、どのくらいですか？」 「適当でいいよ」 「まったくの初めてなんで、その適当がわからないから、だいたいの量を教えてください」 「自分でやってみて。体験するのが授業だから～」 筆や刷毛の使い方もすべてが万事、そんな感じです。 つまりは、とにかく自分でやってみて、色々試して、失敗して、発見して、学んで、ってことのようです。「先生の手本を習って描くなら、カルチャースクールだ。　学校は自分でいろいろと実験して、創意工夫して学ぶところだ。」 おかげで、表面が粉っぽかったり、膠のシミができたり、にじんだり、乾くと色が全然うし・・・＾＾；モチーフは、百合の花。 当然ですが、見本の絵はありません。 何しろ小学校以来、はじめて花の彩色画を描いた私は、時間内に完成できず、とても人にお見せできないので、小さく小さく写真です。（笑） コーヒーブレイクから教室に戻ってきた私を見るなり、たまたま来ていた他のクラスの先生が、「このピンク（絵）は、やっぱりあなたしかいないよなー」何十年も描いていれば、誰の絵なのかがわかるそうです。　（？？？） 学校でも家でも、独りでやっている点は変わらないけど、スクーリングの大きなメリットは、それは、みんなのたくさんの絵が見れること！！先生から何も言われないだけに、皆それぞれが独創的な発想、感性の絵が出来上がります。そして、合間のお喋りや情報交換ができることは、一期一会の楽しみです。 顔彩も初公開 ※※※※※※※※大切なお知らせとお願いです※※※※※※※※７月２６日～８月３１日までの期間は、神社リサーチ、開運カウンセリングを休止させていただきます。今週から、環境に関わる団体に勤めにでています。夏のスクーリングを休ませていただける、ありがたい職場です。今現在の自分でできることの優先順位を検討した結果、夏はお休みをいただくことになり、ご理解いただければ幸いです。期日前にお申込いただいたみなさまには通常通り、順次リサーチさせていただきます。なお、休止期間中の受付は承りますが、リサーチは9月以降になりますので、ご了承ください。ご不便おかけして申訳ありませんが、皆さまにより快く利用していただける内容を目指して、調整を行っていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。***ブログのアクセスが、もうすぐ５５５５５になります。１８日の満月前あたりでしょうか？ カウントダウンの５名さまに、よかったらどうぞ？プレゼントもあるかもです。

  2008.07.16

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  ラッキーカラーは、「必要な色」☆

  お久しぶりです～本日も訪問してくださって、ありがとうございます！！ブログをお休みしている間、クライアントさんに何か喜んでいただけることをしたいと思って、今の自分に「必要な色」鑑定のプレゼントをさせていただきました。「必要な色」は、自分の(心身）御力の修復をはかってくれる、ラッキーカラーです。肉体的・精神的な状況によって、「必要な色」のパワーを吸収する時期をすごします。すっかり取り込むと、次のステージの色に移ります。色の鑑定をするにも、お一人ずつ、お祈りをしてから、魂にリーディングさせていただくので、（相談者がカラーボトルを選ぶ方式ではありません）せっかくやっても、反応が少なかったら、寂しいな・・・と少し心配になりましたが、お陰さまで、好評のうちに終わりました。たくさんの方から、「本当にそうなんです！今の状況を観られているようでさっそく取り入れてみます」「この落ち着きが必要だったのだなと、とても納得しました！」中には、「こんなしっかりしたメールがくるとは思ってはいなかなった感激です！」「このように鑑定できることに、想像以上に驚いています！」・・・との感想をいただいて、とっても嬉しいです。そのお言葉に、ヤッテヨカッタ！　またやっちゃおうかなっ～て、氣になります。猿もどんどん昇っちゃいます。。今回面白いことに、月別に同じような色の結果が出たんですね。　 鑑定は、色相環の２４色を基本色にして行ないます。１０月に観た方々が、赤～オレンジ～黄色の暖色系。１１月に見た方々が、青～青紫の寒色系でした。不思議ですね！風水でいうと、１０月は「金」の氣を呼び込む黄色、11月は食を高める運気があるので、葡萄色がパワーマッチします。菊祭り、ボジョレーを楽しんだ私は、自然の道理に改めて氣づかされます。ちなみに、緑、白、赤紫が、お１人ずつでした。え？12月にパワーマッチする色が知りたいですか？では、最後に書きましょう。（笑）今回の鑑定をブログに紹介して下さった方です。（ご了解いただきました）・ブログ開設をしてすぐにリンクして下さったももくりさんねんさん・バレエのコーチと衣装を創るフェアリーさん　・司会、ナレーターの ケイコさん　総本宮でのおみくじにも、ラッキーカラーが出たそうです→こちら ・アロマセラピストの千絵さん・タイ式セラピストのくりこさん他にも感想を送っていただいた皆様、どうも有難うございます！最初に観た方は、もう３ヶ月近くたっているので、色のパワーをすっかり取り込まれて、次の色に変わっているかもしれせんね？でも、「必要な色」って、結構、長い時間、取り入れるものなんです。私自身のことを話すと・・・＊＊＊1０年位前は、オレンジでした。ある時期、出家のような環境にいたことがあって・・・これからはネットワークを広げて色んな人と付き合たいっ、楽しいことしたいっと、そんな気持ちでした。Dr.コパちゃんが“エルメスオレンジ”を流行らせた頃で、オレンジの水着で海に行き、オレンジのパジャマで寝ていました。・・・ちょうど、霊能者の方に「オレンジがラッキーカラー！」って言われました。それから、5年位前に、緑でした。これは長かったな～、４、５年は続きました。当時、会社で１日中PCを使って目が疲れ、人間関係でも疲れていたので、その頃は、産土神社に参拝してから、いろんな行法を身につけだしたこともあって、心身を癒す時期に入っていました。癒すものが、たくさんあるんですね。自然や植物の緑はもちろんのこと、緑色のシーツに寝て芝生の上にいるような心地よさがあります。緑のセーターを着た人の腕にスリスリしてしたくなるほど、惹かれていました。・・・ちょうど、オーラの見える環境セラピストの方に「黄緑のオーラがでている」と言われました。そして、今は、紫みの青です。実は短気な私ですが、焦らずに冷静に観ています。　魂での深い癒し、そして再生です。美大に再入学したり、内面の芸術的センスを引き出す時なのだ、と納得です。・・・今年の春、アメリカのチャネラーの方に、「深い青の石を身につけるとよい」と言われました。＊＊＊このように、「必要な色」リーディングは、霊能力のある方からもピタリと当てられてしまう、価値があるものなんです。私は普段、そういった人たちに観てもらうことはありませんが、機会があって教えて下さったのです。（高い能力のある方でした）「必要な色」は、気持ちが、落ち着いたり、癒されたりします。 自分がいつも身につけない色だったりすると、最初は落ち着くとは思えないのですが、その色をジ～っと観て浸ると、落ち着くんです。等身大の模造紙を壁に貼って、筆をとり、感情のままに手を動かしてバーっと描くと、ストレスが浄化される効果があります。それに、補色の色をワンポイトに入れると、バランスがとれてよいです。（赤⇔緑、黄⇔青紫、オレンジ⇔青）ぜひ「必要な色」を取り入れて、心身ともに開運して豊かになってくださいね。この鑑定プレゼントはブログ休止中のサービスなので、今日（更新日）で終了になりますが、ご希望の方（有料）は、ご連絡ください。誕生日カラーのアドバイスも含まれます。（九星の色を言ってお終いっ、ではありませんよー）→こちらを参照　最後に、１２月にマッチする「必要な色」をお知らせしますね！“白”です。冬は陰の氣が強いので、氣を浄化してくれる白を取り入れると良いのです。クリスマスはキャンドルに灯をともして、陽の氣を招きよせましょう。今月も来年も、皆さんと一緒にますます開運して、豊かな人生にしていきましょう！　

  2007.12.10

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• パーソナルカラー検定に合格

  先週、３月に受験した、日本パーソナルカラー協会の、パーソナルカラー検定(モジュール１)の合格証が来てましたー☆ これで、AFTの1級色彩コーディネーターと合わせて、カラー系の資格が２つになりました。 一気にモジュール２まで（モジュール１、モジュール２とある）取りたかったのだけど、モジュール１からしか、受験できないシステムです。今回の合格率は６６、２％。AFTの色彩検定は、理論や学術的な知識で覚えることが山ほどあり、特に１級は１次、２次の実技とあって難しかったけど、それに比べると、パーソナルカラー検定は、色彩論は一般常識。試験問題がここから出るという、テキストを買っただけで、そのため勉強はしませんでした。ただ、色を見分ける能力がいるので、これは経験かも。。。試験の当日は、JRの事故があって、行きの電車で足止めされてしまいましたが座席に座っている時、「守られてる！」と、確かなメッセージをいただいたんです。無事着きましたが、焦った・・・テストは、色を見分ける問題がほとんどで、もう“感”です・・＾＾；結果は、自分の判定が合ってるか、間違っているかなので、合格証をいただくまで全くわからず、これで一安心。。。これまで、自分のパーソナルカラーは、４回、見ていただいたことがあります。１回目は１０年位前に、新宿の高架下のお店で、年配のカラーアナリストの方に。２回目は、DICカラースクールの体験授業の中で、講師の都外川さんに。その後、AFTの色彩検定の対策講座を受けたのですが、講義の後も質問に熱心に説明してくださり、引張ってってくれる、お洒落な先生でした。３回目は、３年前に、カラーアナリストの保坂さんに。４時間のパーフェクトコースでしたが、５時間以上は観ていただき、細かく、納得のいく説明。似合う襟のデザインは、５０種類近くありました。カラーアナリストの仕事に自信をもち、ホントにお好きなのだと思いました。４回目は、メイクのプロ講師であるりきままさんに、カラーアナリストの養成講座を受けました。あっ、TENDER　HEART のパーソナルカラーアナリスト認定証もいただいので、３つの資格かな。年末の忙しさであまり勉強できなかったのですが、化粧品も含めて丁寧に教えて下さいました。５回目は、日本パーソナル協会の公開セミナーでモニターをした時に、トミヤママチコさんに。りきままさんとは違った手順で、こういう見方もあるのだと、勉強になりました。理路整然と穏やかな語り口調で、観る着眼点を深めることができましした。私の第一印象は、涼しい顔のイメージもあって、よく夏だと思われるのですが、実際にドレープを当てて診断すると、似合うシーズンカラーは秋、次に春になります。面白いっ！開運カウンセリングも調べると、ホントに必要なものが違うことがあります。諸先輩方のよいところを組み合わせて、私のカラー診断を創り上げていきたいと思っています。ひとまず、今必要なカラーの勉強は生活の中で養いながら・・・、この次は、通信大学でアートの勉強をすることにしました。大黒柱のいない勤労学生は、ずっと経済的に頭を悩ましていたのですが、進みます。。。

  2007.04.30

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  「イロタマ」シリーズ☆☆「紫」の効用

  日本は昔から、「コトダマ」「イロタマ」と言って、言語や色彩が人から人への伝達の手段として使われていました。忙しくて書きたくてもなかなか時間がとれなかった紫について、今日ようやくお話できます。～私が修業中の園芸店では、９月～１０月まで、“紫の花コーナー”を設けていました。　　　　　　春の可愛らしい赤や黄色の花と違って、紫の花には優しく気品ムードがあります。年配の女性から「キレイね～素敵ね～」と花の名前を聞かれることが多かったのが、紫の花でした。私もついつい、さりげなくお洒落で品のいい年配の女性が手にとると、雰囲気がピッタリくるので、「（紫が）お似合いですよ～」と声をかけると、「大好きなのよっ」と言われて買われる方が多かったです。＊＊第五回目「紫」～「独創的と神秘」のシンボル可視光線で最も波長の長い赤が、生命活動の高揚のシンボルとすれば、最も波長の短い紫は、生命活動の停止のシンボルかもしれません。紫は有彩色の中で最も明度が低い色で、暗く深く、神秘的な感じのする色です。紫は東西を問わず高貴の色とされ、禁色として庶民が使うことが許されなかった色です。紫の染料が効果なものであったこともありますが、紫が死や病気と結びつく色であり、神秘的な印象を感じさせるためで、権力者たちは禁色として独占しておきたかったのかもしれません。今でも紫は日常性にはなじみにくいようで、僧侶の袈裟、袱紗、風呂敷、座布団など生活の中の儀礼的な領域によく使われています。個性的な占い師で、神秘ムードを漂わせる紫のベールをまとっている方を見かけますよね。（私は、紫は似合う色（得意な色）ではないので・・身につけておりませんが～＾＾）紫は病的なものを反映する色、と考えられていますが、唇や爪が紫色になれば、それは病気の兆候であり、皮膚に出血があれば、紫色に見えます。けれども、その連想から紫と傷病が結ぶついたというよりも、もともと生理的に傷病に対する治療作用があって、それを人は本能的に知っていて、無意識のうちに紫を要求するのではないかと思います。昔から紫療法という民間療法があり、紫草で布団を染めれば床ずれしないとか、さかやきの剃りあとに紫の布をのせると、剃りまけを防ぐとか、紫の治療作用があったそうです。私は苦手な紫でも、ラベンダーの色は癒されるし、とても好きです。なので、紫には治療作用があるのだから、薄紫の包帯や眼帯があっても悪くないだろうと思います。紫は女性が好む色ですが、美的感覚が優れていたり、芸術家にも好まれる色です。個人プレーを好み「自分は特別だ」と思っているプライドの高い面もあります。また紫が気になっている人は、目に見えない神秘的なものに惹かれたり、感受性も高まっています。心理的に大きなストレスをためこんでいる場合もあるので、黄で心の解放を・・・観葉植物などをそばに置いてくださいね☆☆☆今日は勤労感謝の日。「感謝の木」と言われている“オーガスタ”は、天を仰ぐような生命力に満ちた葉です。

  2006.11.23

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  「イロタマ」シリーズ☆☆「青」の効用

  日本は昔から、「コトダマ」「イロタマ」と言って、言語や色彩が人から人への伝達の手段として使われていました。春は、赤やピンクの花がたくさん咲いて、可愛らしさや明るさを運んでくれますが、秋は、青や紫の花が登場して、品がよくて優しく癒してくれますねヾ☆＊＊第四回目、「青」～「自制と服従」のシンボル赤が火の色であるのに対して、青は水の色です。水は本来無力透明ですが、厚い水の層を光が通過すると、波長の長い暖色系の光は吸収されて、水は青く見えます。その水が大空や遠い山を写すと、一層あざやかな青になります。水は火を消し、熱したものを冷やす。水はすべてのものを洗い流し、流し去ってしまう。頭を冷やし、あきらめるべきはあきらめ、さめた心で冷静に現実に対応していこうとする心理を反映する青は、まさに水の色なのでしょう。黄が子どもに好まれる色に対して、青は大人に、特に男性に好まれる色です。これは時代を超え国境を越えた現象ですが、ビジネスの色。組織に忠実で、必要な労力を惜しまず、勤労生活の中で行動する我慢強さと責任感を反映したものでしょう。ビジネスじゃなくても青を着る女性は、従順で忍耐強く、自立心のしっかりした人、抑えたのきいた魅力があります*^^*この色が好きな人は、自分の意見や考え方を信じているので、融通の利かない面ももっています。理性的に振舞うの素晴らしいことですが、自分の気持ちをコントロールしすぎて、本当の自分の感情を見失ってしまうことも少なくありません。知らず知らずのうちに、ストレスをためてしまう傾向があるので、時には気持ちをやらわげて、オレンジや黄色などの暖色系の色を活用して、自分の気持ちを解放～してあげるようにしましょう。青は、空　海　遠くの山といった、広く大きく遠い大自然の背景、そして地球、宇宙・・・をなす色でもあります。青は単に抑制の色ではなく、現実に服従し適応しつつ、結果的にはより高いより大きい満足を得ようとする自制と自立の色なのだと思います。☆☆☆トルコ桔梗やリンドウなどの幸せの青い花・・・ 　

  2006.10.12

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  「イロタマ」シリーズ☆☆『黄色』の効用

  前回の「赤」の効用を書いてから、４ヶ月もたってしまいましたぁ。mm一昨日の満月の夜は、台風の影響で曇におおわれていたのに、１１時ごろからハレテ満月が輝きだしました☆“ハニーストーン”を月光浴させたら、ぷるる～んと石が満月のようになりました*^^***色魂シリーズ第三回目**　「黄色」～「求愛と存在」のシンボル「西に黄色」で、お茶の間で金運の人気になった、☆黄色最近は金のお財布も流行っていて、シンプル好みの私は持てませんが・・・、山吹色がよく、洋服は黄と白の組み合わせがよ良いようです。今のところ私はお金持ちではないので（^^;）、違った視点での「黄」について書こうと思います。黄は、明るく、暖かく、柔らかくて、そして軽やかな色です。万物を恵み育てる春の陽光を思わせる色であり、やさしい母の肌を思い出させる色。また人間にあらゆる満足を与える「黄金」の色でもあり、麦や稲の稔りの色・豊穣の色でもあります。黄は恵みと愛の色で、母の柔らかなふところにあって、無条件に願望が満たされることを期待する幼児の心のような心理が象徴されています。精神分析学の方で、乳児の母親の無限庇護から、黄＝糞便の色！？だという説もあるそうです。赤が血の色だとすれば、黄は胆汁の色といえるのでしょうか。青が現実に適応して自分を抑えていこうとする「自立・自制」の色であるのに対して、黄は本能のままに欲望と、守られたい甘えていたい、可愛がってほしい、『依存と求愛』の色です。若い娘のまっ黄のセーターは男性の眼にはまぶしく、抱きしめられたい雰囲気を感じさせますが、男性を献身的に愛したいという意志のメッセージは、少ないようです。私は男性が着ると黄色は、男の頼もしさとか落ち着きを感じないんですが、皆さんはどうですか？　私は、ゴッホのひまわりの絵が好きです。。。彼の絵は黄色が多く使われていて、ゴッホは弟の経済的援助なしに生活がまったく成り立たない、幼児性をそのまま大人になった人だったそうです。また、黄色は忍耐から解放される、自由を求める時に使われるようです。ギリシャ神話で、オリンポスの神ジュピターが、危険な子を生むと予言されて幽閉されている美しい娘ダナエに恋をし、黄金の雨に姿を変えて彼女の部屋の煙突から侵入します。中国の伝統的な理想の帝王として「黄帝」の名があるのも、道教の思想を「黄老の学」というのも、あらゆる抑圧を排した社会を、象徴させたものかもしれません。フィリピンのアキノ夫人が大統領選挙でシンボルカラーに黄色を使っていましたが、マルコス政権の抑圧から解放のシンボルでした。人に嫌なことを言われたり、我慢が続いて気持ちが閉鎖的になった時は、「黄」をずーと観て下さい。赤は駄目です。黄色デス！元気がでてきま～す^^疲労回復の癒しには緑ですが、もっと自由な感じ。実は最近、私も黄色を取り入れているんです（笑）　茶碗と湯のみも黄色（白の梅模様入り）鑑定は家でする仕事で精神的なことだし、またコツコツ修養している時なので、黄色で、時々自分を解放してリラックスしているのかも・・・？~外出するときは、楽しい気分になりますものネ♪*^^*

  2006.08.11

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  似合う色☆好きな色☆必要な色

  黄金色の夕焼けでした。あまりにも美しく、夕陽にひかれるように歩いていて、家の先の土手にでたら、空を見ている人、写真を撮っている人が・・・たくさんいました。黄金色のパワーをいただきました。太陽の神さま、自然の神さま、地主の神さま、ありがとうございます!***最近、カラーコーディネーター講座が増えているのは、とてもいいことだと思います。自分の“テーマカラー”（パーソナルカラー）をもつというのも、おこなわれています。あくまでもそれは一つのアプローチの方法であり、その内容にすべて従わなくてはいけないと考えるべきではないと思います。本来、センスはマニュアル化できないからこそ、奥深く、素敵なものなのだから・・・。よく問題になるのが「似合う色」と「好きな色」が違うという場合。あるカラーアナリストは、「似合わない色は、絶対身に身につけないでください」と言います。受けた受講生が、洋服ダンスの中からほとんどのワードロープを処分してしまったという話を聞き、ちょっとそれはないかな、と思ったことがあります。そこまで今までの自分を否定しなてくても、充分センスは磨けるし、素敵になれます！そして私は、なんと言われようとも、「好きな色」を捨てるべきではないと思います。確かに「これは似合う」と言われるのは、新鮮な体験で、専門家から「あなたの色はこれ」と言われたら、うなずく気持ちもわかります。でも本来、色ってそんなに単純なものじゃない。人間を簡単に数パターンの色のグループに分けられるなら、ファッションデザイナーもいらない。私は、「好な色」はなんで好きなんだろう、というあたりから考えてみたい。実際には子供の頃から一環して「好きな色はピンク」という人もいるだろうし、時間や気分によって変わる人までさまざまです。いずれにしても人は、「好きな色」には、“気持ちよさ”や“幸福な気分”を感じさせるのだと思う。激しく強いものが快い人もいれば、穏やかなものに大きな安らぎを感じる人もいる。好きなものの固有色＝好きな色という場合は、結構多いです。海が好きだから、マリンブルーが好き。スキーが得意だから、雪景色を思わせる白が好き。ストレスで不眠症が続いたとき、ラベンダーの香りに癒されて、淡い紫も好きになった。彼からクリスマスに、大人の魅力がでると言われてプレゼントされたハイヒールが真っ赤だった・・・。「好き」はとかく、その人の根幹に関わることなのだから、何より尊重しなくてはいけないのです。それこそが“テーマカラー”なのかもしれません。私たちは、自分のエネルギーの波動に見合ったものを選びます。肉体的・精神的な状況から、気になる色＝必要な色という場合、人生の中でその色のパワーを吸収する時期をすごします。この４、５年、私はオーラに緑をたくさん蓄えている時期でした。緑にばかり、目がいってしまうのです。自然や緑はもちろんのこと、街に出れば、看板、電車のシート、店のインテリア、服、鞄、靴、人が手にしている携帯の色まで・・・緑のセーターを着てるいる人がいると、その人の腕にスリスリしていました（眠りた～い）・・・（笑）緑は“癒しと再生”の色ですから、思春期の頃からの深いトラウマと心身のストレスを癒すために、貪欲に吸収していたのです。この色を取り込んだ最近は、赤の“活力”を入れるようになりましたが、まだ緑がベースがあります。すっかり取り込むと、自然とその色は身に着けなくなります。「必要な色」は自分の力の修復をはかってくれるのです☆

  2006.08.08

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• 「イロタマ」シリーズ☆☆「赤」の効用

  1月に「月１回、色彩学で学んだ「色」の心理効果を紹介していきます。」と書いてから、3ヶ月もたってしまいました・・・。mm日本は昔から、「コトダマ」「イロタマ」と言って、言語や色彩が人から人への伝達の手段として使われていました。＊＊第ニ回目、「赤」～「活動と興奮」のシンボル「赤」の色名は、音楽の音符のように、特定の赤を表す記号のようなものではなく、その言葉自体がすでに「多音的」です。たくさんのニュアンスの赤があり、（範囲が紫、オレンジ、茶まで反映される）古今東西を通じて、さまざまな象徴に選ばれてきました。赤は火の色であり、血の色であり、また花の色でもあります。共に動態であり、生命活動に強いアナロジーをもちます。その生命の展開として活動・健康・情熱の象徴でポジティブなもの、また過剰な現われとして、興奮、不満、怒り、激情の象徴でネガティブなものもあります。赤は生理的にも、心臓の鼓動や血圧を高め、男性ホルモンの分泌を促す働きがあると知られています。人は赤を見るとじっとしていられない気持ちに駆り立てられます。闘牛士の振り回す赤い布も牛ではなく、観衆を熱狂させているのです。赤は楽しい色として子供に好まれるので、玩具や菓子類の包装に用いられ、健康の象徴として保険薬の包装としてもよく使われています。赤を好む人は、何事にも敢然と立ち向かっていきます。感情の起伏が激しいので、不調のとき部下にあたらないように気をつけてほしい人です。根は楽天的なので、その長所を生かすようにして下さい。生命力の象徴である赤を嫌う人は、心身が疲労し、力を失っている状態ともいえます。赤い靴を好む女性は足まめで、今歩くことが楽しくて仕方がない人。きっとエスコートしてくれる人がいるのかも？私は２０代の頃、よく赤い靴を履いていました。とくにボーイフレンドと一緒の時に、しゃれた気分で歩いていた♪記憶があります。今でもフットワークは抜群にいい私ですが・・・。脱いだのはエスコートされる機会がなくなったからなのか～、いえいえっ、また履くことになるかもですよ、ね！！（笑）／~~

  2006.04.28

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• 「イロタマ」シリーズ☆☆「緑」の効用

  「絵画療法」によって患者に自由に絵を描かせていると、絵を描く楽しさから苦痛が軽減されて、快方に向かうと報告されています。「音楽療法」も広まりつつあるようですが、色も音も、周波を受ける視覚と聴覚の器官によって人間に感情を呼び起こす点では同質のものだから、認められる時代になると思います。日本は昔から、「コトダマ」「イロタマ」と言って、言語や色彩が人から人への伝達の手段として使われていました。古歌、民謡にも色語が多くて、『源氏物語』の作者自身も「紫」式部という具合に。。。私は「スピリチュアルカラー」をサービスで、お教えすることがあります。これは、本来のソウルカラーと違って、その人に今必要な色、発信している色で、定期的に変わるんですよ。ラッキーカラー♪にもなるんです！最近は「色彩と性格」が結構ブームになっていますが、「こんな心理状態の時に、この色を選ぶ」と理解するのなら、赤はどんな心の動きなのか、黄色は、緑は、紫は？。。。と意味を求められます。そこで、月１回、色彩学で学んだ「色」の心理効果を紹介していきます。＊＊第一回目は、私の好きな「緑」～「疲労と鎮静のシンボル」＊＊＊赤が動物の色とすれば、緑は植物の色であり、赤が血の色であるとすれば、緑は葉の色です。赤が活動・興奮そして生命力のシンボルとすれば、緑は休止・鎮静そして生命力の衰退のシンボル。紫が傷病のシンボルであるのに対して、緑は回復と蘇生のシンボルです。緑は青とは違った意味において水を連想させます。植物を育む潤いの水、生命の水。緑のあるところには必ず水があります。動物は緑によって飢えと渇きから救われ、緑によって疲労を癒し、砂漠におけるオアシスのように、緑は人間の心に安静と安息をもたらします。生命力の回復のシンボルです。風水でも知られている、北の玄武神、東の青竜神、南の朱雀神、西の白虎神は、そのまま色を表します。大相撲本場所の土俵には、青竜の青房の色は、緑が使われています。黄緑・・・自然の恵み緑・・・安全と平和、理想と郷愁青緑・・・緑と青の境界～「自制と自立」が加わる（ターコイズ、碧）緑は安全な色であるだけに、緑から青にかけて、機械の彩色に多く使われています。インテリアでは、彩度を落とした緑が広く愛されてカーテン、カーペット、寝具。学校の教室や病室には、渋く明るい緑が壁や天井に使われます。服の色や車の色としての緑の嗜好率は高くありません。知性を感じさせる「青緑」は別として、緑は男性には好まれない色のようです。「疲労と鎮静」の色だけに、男を飾る色としてはパンチが足りないのでしょうか・・・？？（私は男性がモスグリーンを着けているの、シックで好きです）

  2006.01.17

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• あらら・・・色彩景観とアニメティー

  最近、「アニメティー」という言葉をよく耳にします。１８世紀の後半、産業革命が起きたイギリスで、低劣な居住環境のもとにあった下層階級の人々を救おうと（ベランダでオシッコをして道路を歩く人にひっかけていたそう！）人道主義的な使命感にかられたプランナーたちがまちづくりを進める中で形成した温かみのある思想が「アニメティー」だそうです。私たちは景観を建物や道路などの個々の対象ではなく、それらの要素が一体となった視覚的調和として見ています。「アニメティー」を感じる景観は、親しみが持て、心の安らぎが感じられる景観ということになります。私はカラーを仕事に取入れているので、「色彩景観」について書いてみたいと思います。「騒色」というのがあります。騒音や悪臭などと同じで、人に不快を与える色彩公害です。街を歩いていると、時々不快に感じる横暴！な色彩を見かけませんか？華美にカラーリングされた店や商店街、看板、バスやタクシーのボディ色、周りから突出した色のマンションなど・・・。横浜の青葉台で、一昔前、ピンクのマンションが話題になりました。ある一角にくると、穏やかな住宅地の中から突然、外壁がショッキングピンクに塗られたマンションが並び、ビックリします！何でも、太陽の沈む時間帯によって、その外壁が全面反射して、周りの民家は、部屋の中が全部ピンク色になってしまうそうなんです！想像すると、ちょっとエロっぽい・・・？それで近所の人達がそのピンクのマンションに文句を言ったそうなんですが、ピンクのマンションに住んでいる住民は、建て売りを買って住んでいるわけで、（自分達は中にいるから平気だし）「皆でお金を出し合って、塗り替えよう！」という話しになれば別ですが、そこまではやらないし・・・そのままになっています。築地にも某会社が、全壁面が黄色の自社ビルを建てました。周りのうどん屋さんのうどんが全部カレーうどん！に見えたとか。（笑）やはりマスコミに取上げられて社会問題になったので、その時は、会社の信用に傷がつきますから、すぐに塗り替えたそうですが。その「騒色」という問題を解決することと、まちの総合的な景観維持の視点から地方自治体が「景観条例」（景観法）を制定するケースが増えているんです。自然公園法、都市計画法、屋外広告物法、文化財保護法、古都保存法・・・。色彩によるまちづくりは展開されてきていると思います。私は“一軒の家は周囲の人の住環境でもある”と考えています。また文化的景観の保護に関しても、世界遺産条約ができて、文化遺産と自然遺産とのはざまを埋める新たな規定が追加されました。熊野歴史古道を軸に吉野熊野地域はその登録が検討されました。「自然遺産の保護はいいことだ」と思いますよね？ところが一部の地元の人は大反対だったんですよ。 山を売れなくなるし、木は伐採してもいいけど、地面の苔を傷つけちゃいけない（その一面の苔が財産らしい）とかで切った木を運び出すことが、難しいのだそうなんです。カラーの先生がそこの森林に行ったら、まるで「オカルト映画」シーンだったらしい！暗い森の中の木々に、真っ赤なペンキで「世界遺産反対！」と書かれていて、液がタラ～とたれて血のような字だったって。それも何十本も・・・・！ 恐～っ！ 都市、農山魚村などにおける良好な景観は促進するだけじゃなくて地域社会の経済や発展を後押しするのも大切なんですね・・・複雑に入り交じったいろんな環境要素をコーディネートしての調整が求められる時代になるでしょう。

  2005.10.28

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