テーマ:今日聴いた音楽(75570)
カテゴリ:東宝シンデレラ
昨夜は、配信で由貴ちゃんのビルボードライブ。in 横浜。
なんだか、とてつもなく理想的な内容で、とくに前半5曲は「わたしのための選曲?」って感じ。いきなり「つけなかった嘘」で始まるし(笑)。由貴ちゃん自身も「大好きな曲」だって!もしかして、わたしの影響を受けちゃった?…なんちゃって。 この「つけなかった嘘」は嘘をつかない曲なのだけど、そのあとは嘘をつく曲を4つ。彼がいることを今まで黙っていた曲。あなたからのメッセージを彼女に伝えなかった曲。本当と嘘のストライプの曲。冬に船で不実に耽る曲。ちなみに「金色の夜」も偽善者の歌なんだけどね。あまりに嘘が重すぎて今回は選ばなかったのでしょう(笑)。 編成もアレンジもわたし好みだった。Andy Bevanのフルートも素敵で、本格的なジャズバンドのライブって感じでした。KAZCOが歌った「What Child Is This?」も由貴ちゃんの「SWEET MEMORIES」もジャズの雰囲気が濃厚。冒頭に歌われた「Deck The Halls」と「What Child Is This?」は英国のキャロルですよねえ。ポピュラーなクリスマスソングじゃなく、伝統的なキャロルを選ぶところも由貴ちゃんらしくてよかった。「What Child Is This?」ってのは、もとは卑俗な内容の「グリーンスリーブス」をキャロルに仕立てた不思議な雰囲気の曲。すこしダークな感じが個人的にも好き。 今回は「ひまわり」と「DOLL HOUSE」を歌ったこともあり、「MAY」や「土曜タマ」などの谷山作品を珍しく歌わなかった。大森一樹が亡くなったので「MAY」や「さよなら」を歌うとしたら意味合いがいつもとは違うと思ってたけど、むしろあえて触れなかったかもしれません。 カバーコーナーは、前述の松田聖子の「SWEET MEMORIES」とNOKKOの「人魚」。それぞれ松本の曲、筒美の曲ってことでもある。「SWEET MEMORIES」はデビュー時にテスト歌唱したもののひとつ。当時の歌声もハマっていたけど、今の歌声でもやはりハマっている。正直、本家よりも由貴ちゃんのほうがいい(笑)。4ビートの曲だからジャズの編成にもぴったり。NOKKOとは、去年のラジオ出演あたりから交流が続いてるようです。NOKKOは熱海に住んでるはずだけど、湘南のモールで食事したって。 DJ HASEBEの「Bayside Lover」の話も出ていました。わたしにとって今回のMVは、かつて藤竜也と共演した「湘南物語」以来の大ヒットです!なんならミニドラマに仕立ててほしいくらい(しょうもない脚本でもいい。雰囲気さえあれば)。やっぱり由貴ちゃんには、横浜とか湾岸を舞台にした映像作品に出て欲しいという気持ちが強いのです。 ≫Bar「StarDust」&「POLESTAR」 なお、車の運転には注意しましょうね(笑)。由貴ちゃんも横山剣も走り屋だから。ちなみににDJ HASEBEは、昨夜の1stステージに来ていたそうです。 萌歌も、去年あたりから江ノ島や鎌倉周辺を巡ってましたが、目下「AERA」の特集記事 では昭和の横浜を巡ってます。昭和といっても、わたしらの知ってる昭和じゃなく、戦前の昭和にまで遡って。はじめは昭和2年開業のホテルニューグランドから。「プリンアラモードやナポリタンスパゲティの発祥」「占領時代にマッカーサーの執務室があった」「チャップリンが泊まったことがある」とかはなんとなく知ってたけど、ジャン・コクトーが来てたことを今回の萌歌の記事で初めて知りました。コクトーと横浜に縁があったのね。 由貴ちゃんの「双頭の月」は、おそらく「双頭の鷲」からの引用なのだけど、これはハプスブルグ家の紋章であると同時に、ジャン・コクトーの戯曲&映画のタイトルでもある。ルートヴィヒ2世やエリザベートをモデルにした物語ともいえますが、要するにハプスブルク家の悲劇的な王家の人々の物語なのです。なぜ由貴ちゃんが「双頭の鷲」を「双頭の月」に置き代えたのかについては、そのうち音楽惑星さんのサイトで話すつもり。 萌歌は、最新の記事でジャック&ベティを訪ねています。プライベートでも、関内ホールや日ノ出町視聴室あたりに出入りしてるっぽい。一昔前なら"ディープな界隈"とか言われてた地域ですよね。カネコアヤノとかも日ノ出町あたりを地元の庭にしてるのでは?(笑) 萌歌は、関内ホールに「あんなに優しかったゴーレム」を観に行ったようです。「続・時をかける少女」の上田誠の舞台ですね。そして萌歌は「恋する惑星」以上に「花様年華」が好きになったと!わたしに影響されちゃった?…なんちゃって。なお、アレック・ソスの写真展に行った話も気になったので、こちらも音楽惑星さんに協力してもらって「ON THE ROAD」と「BY THE MISSISSIPPI」の関係をまとめておきました。 ≫ジャック・ケルアックとアレック・ソス 昨夜のライブの話に戻りますが、由貴ちゃんが凜のデビューに言及したのは今回が初めてだったはず。わたしらの予言どおり「シンデレラストーリー」が再演されたこともあるけれど、音楽惑星さんは5年前に「長女をメディアに出したらいいのでは?」と東宝にメールしていたらしい。もしかしたら自分の責任かも…とすこし気にしてるようです。今回のラスト曲「永遠のひと」は、やはり凜を意識した選曲だったように感じる。 ところで、東宝シンデレラたちは1年前の年末年始も大忙しだったけど、今年もやはり日テレを中心に出まくっていて、すでに「初耳学」には白山乃愛ちゃんが出演してたし、一昨日は「しゃべくり」に萌音が山本耕史と一緒に出演、そのあとの「おもちゃ屋MISIA」には美波が出てました。NHK朝ドラには紘菜が出演中。昨夜はテレ朝で「科捜研の女」が最終回、次の月曜はフジで「エルピス」が最終回。12月28日には、萌音が司会を務める日テレの「今年イチバン聴いた歌」に由貴ちゃんが出演するらしい。そして1月10日からはNHK版の「大奥」がはじまる。日テレの「ファーストペンギン」が素晴らしかった森下桂子の脚本で、由貴ちゃんは春日局の役。堀田真由も、山本耕史も、貫地谷しほりも出てくるので楽しみです。 ライブ配信は12月27日まで。 https://news.tv.rakuten.co.jp/2022/12/saitoyuki-archive.html 4ヶ月連続企画 斉藤由貴セレクション…なんてのもあるらしい。 https://www.homedrama-ch.com/news/408 何もかも変わるとしても [SHM-CD]+YUKI SAITO 2021~2022 SPECIAL LIVE CD お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.28 16:23:44
[東宝シンデレラ] カテゴリの最新記事
|
|