テーマ:最近観た映画。(40126)
カテゴリ:東宝シンデレラ
2018年に『きみの鳥はうたえる』、
2022年に『ケイコ目を澄ませて』を撮った三宅唱が、 松村北斗&上白石萌音で『夜明けのすべて』を撮ったと。 原作は、瀬尾まいこの同名小説。 濱口竜介とも並べられて注目される、 わりと通好みの映画作家ですが、 朝ドラコンビを迎えて本格的に商業映画へ進出? 公開は来年の2月9日。 おもに東宝系の劇場で見られるようです。 (配給は東宝じゃありませんが) https://theatertable.com/movie/?m=33 萌音の出演にかんしては、 「NHK朝ドラに乗っかって東宝の女優を起用」 …ってのとは別の面もあって、 もともと彼女が瀬尾まいこの愛読者でした。 2018年に「戸村飯店 青春100連発」を読み、 つづけて「そして、バトンは渡された」を読み、 2020年に発売された文庫本では解説を寄せています。 https://news.1242.com/article/161082 https://books.bunshun.jp/articles/-/5735
さらに、 同年11月のNHKラジオ深夜便では、 瀬尾まいこと対談した際に、 (萌音)私には夢があって。 瀬尾さんの作品が映像化されたら出たいっていう。とのやり取りがあり、 すでに作家本人から太鼓判を押されていました。 https://www.thefirsttimes.jp/news/0000310083/
そのあたりから映画の企画が始動したのでしょうね。 なお、萌音の「カムカム」出演の発表は、 同年の12月24日でしたから、 (主演のオーディションは夏におこなわれていた) 朝ドラと映画は、ほぼ同時期に始動していたのかも。 約1年後には、 松村北斗も「夜明けのすべて」を手にして雑誌に登場。 ダ・ヴィンチ2022年12月号 そして映画化が発表されたのは今年の2月。
◇ 三宅唱にかんして言うと、 わたしは、 GYAOで「きみの鳥はうたえる」をチラ見しただけで、 正直、ちゃんと観てないのだけど、 北海道出身ということもあって、 相米慎二に比較されることもあるみたい。 実際、 2010年の「やくたたず」の予告映像を見て、 相米が北海道で撮った映画をちょっと思い起こしました。 ↓相米が北海道で撮った映画についてはこちら。 https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202205140000/
以下は、蓮實重彦のインタビュー。 現在、わたくしが濱口竜介監督とともにもっとも高く評価しているのは、『きみの鳥はうたえる』(And Your Bird Can Sing, 2018)の三宅唱監督です。
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最終更新日
2024.06.18 11:33:48
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