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カテゴリ:命・いのち
牛丼店で飲食中に勤務先の上司を殴ったとして、警視庁代々木署は20日、横浜市都筑区川和町、広告会社社員容疑者(32)を傷害の現行犯で逮捕した。
上司は殴られた弾みでいすから転落し、頭を強打して死亡、同署で傷害致死容疑に切り替えて調べている。同署によると、容疑者は同日午前2時45分ごろ、渋谷区初台1の牛丼店「松屋フーズ初台店」で飲食中、上司の世田谷区下馬1、同社役員(46)と口論になり、顔を数発殴った。カウンター席のいすから転げ落ち、床に頭を強く打ち、病院に運ばれたが、約1時間半後に死亡した。 ---------------------------------- 救急に関わる者の常識として 人は60センチの高さから、落ちて、頭を打つと、 脳が損傷し、死に至る衝撃を受ける。 今回も、イスの高さにもよるが 床からは1メートルはあったと推定する。 脳は、がんじょうな頭蓋骨に収容されているが 脳自体は柔らかく、もろい。 そのため、衝撃には、案外弱く、中の脳が簡単に破壊されてしまう。 普通の人の頭は地上から1.5メートの位置にあるので、転倒して、死亡することは、よくある。 また、屋外歩行中だけでなく、自宅内で転倒、死亡することも多いので要注意だ。 喧嘩をするときや人を殴るとき! 激情にかられるのは仕方がないだろうが、 相手を死なせては、何にもならない。 救急の知識は、身につけておいた方が、 相手のためというより 自分が人殺しにならないよう、自分の身を守るためにも 心得て置くべきだろう。 まさか、殴った相手が死ぬとは思わなかった・・・・ 知らなかったため、 彼は一生を棒に振るだけでなく、 人殺しの罪の意識にさいなまされ続けるだろう。 なくなった方の遺族も 彼を許すことはないだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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