大阪府知的財産振興条例の制定を
この日記の冒頭にある(1)「コミック・コスプレを日本の基幹産業にすること。」そして、(2)「知恵の大国をめざせ!」あと、(3)「災害があっても、略奪がない、世界でも誇りを持っていいすばらしい国民性」などがある。今回は(1)と(2)について論じてみたい。実は国の方でも動きがある。知的財産基本法(平成14年法律第122号)の制定がそれだ。国に知的財産戦略本部が設置され遅ればせながら国家戦略としての体制が整いつつある。しかし、海賊版やコピーの規制など既得権利の保護に偏りすぎて財布のとぼしい若者が、最新のコンテンツに触れる機会を奪ってしまうとの批判もある。ここで、同法の第六条 地方公共団体は、基本理念にのっとり、知的財産の創造、保護及び活用に関し、 国との適切な役割分担を踏まえて、その地方公共団体の区域の特性を生かした自主的な 施策を策定し、及び実施する責務を有する。に着目したい。拙者の住む、大阪は特に、歴史財産も豊富でコンテンツ産業の題材も容易に手に入る地域である。ゆえに大阪府知的財産奨励条例などを制定し、上記批判にこたえるためにもお金を持たない若者に最新のコンテンツに触れさせる機会を増やすことやコンテンツクリエイターの養成発表の場の提供コンテンツの募集など大阪の立地を生かした、政策がまず必要なことと思う。ゲームであろうとアニメ・コミックであろうと若者の発想が産業になる時代なのだ。とりあえず国の知的財産戦略大綱のポイントの概略図を下に掲示しておく。↓