まいまいにゃんこの方程式

シドニーはブラシ・ツリーの盛りは過ぎた様でした。
やっぱりアデレードより暖かいのでしょうか。

チェック・アウトはスムーズでした。
ホテルから空港へのシャトル・バスの料金をまだ払っていなかったので、
その支払いをして。
カウンターは昨夜とは違う人で、
やっぱり中国人の様でした。

そのバスが来るのを待っていると、
昨夜もいたにゃんこがいました。
灰色の、でっぷりした猫です。
写真を撮ろうかなー、でもまた日本人があんな事してるって思われちゃうかなー、
なんて思っていたら、
悠然とどこかへ行ってしまいました。
その後、私達がバスに乗り込んだら、
その道路をまた悠然と渡って行くのが見えました。
交通量それなりにあるんですけど。
慣れているんでしょうが、気を付けてね。


さて、空港では時間があるので、
カフェでちょっとひと休み。
今日はモカにします。
そこのマフィンがおいしそうだったのでそれと、
パウンド・ケーキを買いました。
日本で食べるつもりだったのですが、
後で考えると、すっごく高かったです。
因みに、マフィンはおいしかったのですが、
もうひとつスライスしてある方は、
ちょっとクセがあってあまりおいしくありませんでした。
フスマ？胚芽？何かそう言うものが入っていたみたいで。


窓から見える外の景色が、ちょっと霞んでいました。
そう言えば、カンガルー島を出る時、
ニュースでシドニーが砂嵐で大変ってやってましたっけ。
私はテレビのニュースを見られなかったので、
映像は見ていないのですが。
太陽も霞んで、まるで月の様でした。


さっきから、先に出る便で、日本人の呼び出しを盛んにやっています。
来ないんですね。
呼び出しは４人ぐらいから、段々減って１人か２人になりましたが、
ずーっとやっていて、
母が「乗れたのかしら？」と心配していました。
去年の私達の様です；


飛行機では、映画を２本見ました。
あ、あと２つ、短編も見ました。
あの、アカデミー賞を取った『つみきのいえ』です。
それと、『或る旅人の日記』
不思議な、味のあるアニメーション映画でした。


さて、映画ですが、まずは『リトル・ダンサー』
少年が主人公です。
もっと小さい子が主役かと思ったら、
思ったよりは大きい子でした。
後で調べたら、当時１３～１５歳ぐらいだったらしいです、中学生ですね。
小学生かと思いました。

炭鉱町で、バレエを始めた少年。
友達とのいろいろもおもしろいのですが、
少年と父親との関係や、父と兄との関係など、親子愛が中心の映画です。
子供のために、信念を曲げなければならなくなり、苦しむ父親。

コメディな部分もあるのですが、
母親の手紙のシーンがやっぱり一番グッと来ました。
少年にバレエを教える先生も、いい人です。
少年の友達の男の子、これがまたとってもかわいい子でした。

ネタバレになるので詳しく言えませんが、
ラストの衣裳はどおよ？でした；
それと、もうひとり、かわいい子が出ていました。
で、アダム・クーパーが出ていたのにはびっくりしました。


お次は『あなたは私のムコになる』の先行上映。
やっぱり恋愛映画も見ておきたいって事で。
でもこちらもコメディで、初めからかなりおかしかったです。

サンドラ・ブロックが仕事一筋の鬼編集長。
国外退去を免れるために、部下の草食系男子と偽装結婚をする事に。

サンドラ・ブロックって、こう言う役もやるんですね。
全裸になっちゃったりして（隠してますけど）、ちょっとびっくりしました。
相手役のライアン・レイノルズは、あんまり好きな顔じゃなかったんですけど、
優しい部下役がぴったりで、段々かっこよく見えて来ました。

ラストは想像がつく話ですが、
おもしろかったです。


おもしろかったのはよかったけど、
もうちょっと寝るべきでしたかね；