沈んでしまう豊都 と 地獄の入り口
豊都には鬼城というところがありました。ツアーでつれていかれました。山の上ありました。ここは閻魔大王を祭っている寺とも地獄のテーマパークともいわれていますが、本当のところはわかりません。とにかく三峡クルーズに行くには立ち寄らなくてはいけないところみたいです。 鬼城の入り口 地獄の入り口だそうです。この鬼城にいくにはスキー場にあるリフトのようなもので登ります。豊都は三峡ダムに貯水がはじまると沈んでしまう町です。鬼城からみた新しい豊都川の向こうに見える高層ビル群は新しい豊都の町です。ビル群の足元まで川の水位が上がるそうです。川に沈んでしまうところに住んでいる人たちは同じ広さの部屋を,新しいビルの中ににもらえるそうです。鬼城のすぐそばには畑がありました。まだ農民が畑の手入れをしていました。もうあと2ヶ月半で水に沈んでしまう畑でした。農民は今もっているのと同じ広さの農地を代替地としてもらえるそうですが、すぐそばではなくて、広大な中国の他の場所を与えられるそうです。言葉も風土も違う場所に土地をもらってまた農民をする。 というのは本当にたいへんそうです。日本に帰国してから報道で知りましたが、実際は代替地をもらえない農民もいるそうです。