証の生活
私は、クリスチャンになって今年で14年になります。難病ALSに侵されて、それまでの人生を振り返り、「此の侭の人生ではいけない!。」と思い、イエス・キリストに救いを求め、教会の門を叩きました。今回は、私たちクリスチャンの「あかしの生活」について、クリスチャンハンドブックからご一緒に学んでゆきたいと思います。クリスチャンは、主からこの世に遣わされて証しの生活をしています(使途1:8,5:32)。ですから地の塩、世の光、キリストの香りとして使命を果たすように、「あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行ないを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい」と命じられています(マタイ5:16、2コリント2:14,3:3)。この世とこの世の生活は永遠のものではなく過ぎ去っていくものです(1コリント7:13)。クリスチャンは来たるべき永遠の国を目ざして生きていますので、この世では「旅人であり寄留者」です(ヘブル11:10,13)。この世に捕らわれてはなりません。だからといってこの世を恨み、人間的側面を否定するのは信仰的態度ではありません。神は今ここにも摂理のみわざをしておられます。むしろ勇気と希望をもって祈りつつ神の栄光が現れるために神の召命に応えて生活していくべきです。これがクリスチャンの戦いです。地上の主のお姿は毎日の生活のなかで常に仰ぎ見る模範です(ヨハネ13:14,15、1ペテロ2:21-24)。日常生活の心得をいくつか記しますと、1.誠実で不正や偽りを退け、神のみこころ、つまり何が善であって神に喜ばれるものかをわきまえ知らなければなりません(ローマ12:2)。すべての汚れた思いやわざやことばを悔い改めましょう(エペソ5:3,4)。積極的に神と隣人を愛して、そのために十字架を負い、迫害と苦しみに耐え抜く精神を養わなければなりません(マタイ16:24,25、ローマ5:3-5)。2.男女の交際は良識を働かせ、どこまでも清い交わりを心がけ、他の人々から誤解を受けないように十分注意しましょう(1テモテ5:2)。3.昨日救われたばかりのクリスチャンのように恵みに溢れていたいものです(1テモテ1:14)。行動よりもむしろ存在そのもの、人格の在り方が一番大切なあかしであるからです(ルカ11:36)。4.また私たちのうちにある希望とか救いについていつでもはっきり説明できるようにしておきましょう(1ペテロ3:15、1コリント2:2)。私は、今、あかしの生活をしています。このように言えるようになったのは、主イエス・キリストが「私たちの罪のために十字架上で死んで下さり、三日目に死人のうちより甦って下さった事実を信じたからです。」このブログをお読みになって、今でも「そんな事があるものか!」とか「一度死んだ者が甦ることなど有り得ない!!」と思っているかも知れません。が、しかし、今から2000年前に作られた聖書に「嘘」「偽り」など決してないことを、私は断言します。=日本福音キリスト教会連合=クリスチャンハンドブックより抜粋しています。お付き合い下さった皆様に心から厚く御礼申し上げます。あなたの健康と平安を心からお祈りいたします高原にもようやく新緑が見え始めました