難病ＡＬＳ患者に愛の手を！

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  必要とされる人

  人間は身体と精神とで成り立っている。身体には大きなハンディをもっていても、心にはハンディがあるとは限らないのなら、きっと使命をもって生まれたのなら、自分にも連れ添ってくれる人がいるかも知れないと・・・・・・・・・。私は思った。それが夫婦でなくてもいい。私を必要とすることに生きてみようと、自分のできる範囲で人の世話ごともさせてもらった。自分の思いを文章につづりブログにも書いた。絵も描いた。ありのままの平凡すぎる自分をさらけ出すことによって、謙虚にもなれた。そして平凡で当たり前のことが何と素晴らしいことかと身をもって認識もした。ＡＬＳを患わなかったら出会うことのなかった出会い、こんな素晴らしい、優しい人々が私の前に現れた。そして、励まし支えてくれた。私は一人では何もできない。そんな私の手となり足となってくれる人がいた。わたしはありたっけの心をもってその人と語った。個性はゆずれないものもあるけれど、心と体のふれ会いの中で「必要とされる」絆があるということがわかった。この人について行こう、命をかけてついていこう、そう信じることのできる人はそんなにいるものではない。臆病な私は、自分に必要なことをアピールして、相手の必要なことにもできるだけの努力もした。ＡＬＳという難病ゆえに、車イスとベッドの生活に明け暮れる自分でも、必要とされる人になり得る資格をつくれるか自問自答しつつ、一日一日時を刻んだＡＬＳ協会宮崎県支部長や、キリスト教会の壮年会長、宮崎県難病団体連絡協議会副会長の任務を１３年間全うできたのも、多くの仲間の応援の賜物。今必要とされる人から脱皮して、必要とされる相互関係の輪を築こうとしている。これからの難病団体は、一つの団体の力では限界がある。これからは必要とされる団体の相互関係を築き、共に闘っていかなければ何も生まれない。年齢を重ねれば重ねるほど、不自由さがつのればつのるほど、愛も大きくなり、ますます相手を必要とし、愛しさが増す。ゆっくりでいい。心の大地をしっかり根ざす絆をつくりながら残命をつむぎたい。共に闘い、歩んでいける難病総合団体であってほしいと願う。山茶花（さざんか）の花花の少ない晩秋から初冬にかけて朝夕の冷たい空気に誘われるように咲き出す。 さびしくなった秋、冬の庭にいろどりを添えてくれるありがたい花です。

  2006.11.17

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• 一緒に考えよう

  札幌で障害者自立支援法による生活不安で精神障害者の女性が自殺しました。各地で起こってはならないことが起こっています。怒りが込み上げてきます白石区役所で障がい者 自殺生きる中でさまざまな葛藤があるのは当然だが、障害者が「生きていて良かった！」とそう思える日が「障害者自立支援法」という国の官僚の怠慢で遠くなってしまったよ どうしてこんな悲しい出来事が起きるのだろうか。障害者の中でも「自分の事は自分で、他人の事なんてかまってられないよ」という悲しい人間像になりつつある事実はとても悲しいことです金持ちは金持ちなりに貧乏人は貧乏人なりに障害者は障害者なりに難病者は難病者なりに質素の判断は異なってもそれなりに質素に生きることを選べばその人はより強く　より長生きして悔のない人生をおくれそうな気がするそれには国の怠慢な、横柄な、思いやりのない政治を断固として許すことは出来ない日本の国を変えよう今、変えなければ日本の国は潰れてしまう金持ちだけが生きている非情で醜い国になってしまうよみんながより良い国へと考えていったらきっと誰もが自殺することなく平安に生きてゆける、生きてゆこうと頑張れるはずさもう悲しい出来事は起こってほしくないと誰もが思うはずです健常者も障害者もみんなが一緒に日本の国を良い国へと考えていったらきっと誰もが尊い命を自らの手で捨てることはないはずだよみんな、どうしたら自殺者がこれ以上増えないと思うみんな、一緒に考えていこうよ

  2006.11.16

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  夢そして愛

  私は夢を見たその人は命をかけて私を守ってくれると言います６９ｋｇもある私を背負い、これまでの外出のままならなかった私を車に乗せてあちこちに連れて行き　私のさまざまな手伝いをしてくださり病院を出て　普通の生活に入ることをしきりにすすめますそんなもったいない話に　今の私はスンナリと踏み切れないでいた・・・眼が覚めると、それは私の果かない妄想でしかなかったのでしたすっかり紅葉に染まった軽井沢の別荘

  2006.11.16

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  静める心

  御神の限りない愛に包まれているから包まれているから牢獄にとじこめられても心には静けさが満ちる御神の限りない愛に包まれているから包まれているから拷問の鞭に打たれても心には静けさが満ちる御神の限りない愛に包まれているから包まれているから命をも奪い取られても心には静けさが満ちる－水野源三第三詩集より－昨夜から体がなんだかポカポカするような、少し風邪気味かなぁ～　かもこんな日はおとなしく心を静めようっと　神様に祈ることにしようっとピラカンサスの実火のような真っ赤な実をつけ、枝にはいっぱいとげがあるところから これに「ス」がついて「ピラカンサス」と呼ばれるそうです。

  2006.11.15

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  愛が交流する時

  命は両親によって生まれ、育てられていく天与のもの。そして、どんなに多くの人々のお陰で生かされているかを考える時、世の愛の形を再認識せざるを得ません。愛と愛が交流する時、生命は躍動することも人間だからこそ感じ得るのだろうか。常に介護を要する私たちＡＬＳ患者。あの人がいて、あの事があったから今日も生かされていると思うことは度々あります。つまらないなんて思ったらバチが当たる。この世に生命を授けて戴いた両親に、手を合わせずして何ができようか。まわりの人々に支えられている中で、何か恩返しもしたいと常に思います。けれど、いつも もどかしさの中で葛藤しか生まれて来ない。ＡＬＳというやっかいものだけど、心の浄化へ導いてくれる恵みでもある。与えられた自分の生命を、この地上で営むことが許される限り、一日一日を大切にして完全燃焼させることが、私たちＡＬＳ患者にとって命を尊ぶことに繋がると信じてやみません。　　　熊本県阿蘇郡南小国町の黒川温泉の紅葉

  2006.11.14

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  心を磨く

  悲しみの隣り合わせに喜びがあり失うという隣り合わせに得るという幸せがある紙一重に生きる私たちだからこそ心の持ち方で幸せにも不幸にも繋がってゆくのでしょう治療法もない　どうしようもないこの病気ＡＬＳでもどうしようもない難病を踏み台にして文を書き　絵を描き　自分の思いを世に伝えよう長所と短所も紙一重反省する心は失ってはならないがともに褒めあって生きていたいなぁ～と思います自分の手で字をつづり人に思いを伝えることがいつまで出来るかわからないけれど少しでも磨く心を忘れずに今日という日を大切に生きたいと思います可能性の目減りは仕方ないことその分　心を輝かせて生きられるよう努力しなければ鉄はサビを作る事によって鉄を失い人はグチを口に出す事によって自分を崩していく弱い自分ではあるがたとえメッキであっても自分を磨くことを忘れないで一日一日を精一杯生きようと思います雪降る高原のペンションこんな素敵なペンションに素敵なあなたと過ごしたいですね

  2006.11.14

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  感じることで

  感じることで　悲しみも知ることができる感じることで　苦しみも知ることができる感じることで　喜びも知ることができる感じることで　幸せも知ることができる感じることで　神様の愛を知ることができました難病ＡＬＳと出遭って自分の愚かさを知ることができました難病ＡＬＳと向き合って自分の力の無さを知ることができました難病ＡＬＳと出遭って真実の神に出会うことができましたやがて指先も動かなくなり自分の力では何もできなくなるかも知れません人が老いていくように・・・・・・けれど　考えること感じることは誰からも病気からも侵されることはない人間が人間であることの誇りはきっと呼吸が止まるまで　その時まで生きる　生き続けることでしょう・・・・・・道行く人に「難病ＡＬＳ患者に愛の手を！」と訴えかけている makibo です今年も(11/11)山形屋デ前でＡＬＳ啓発（撲滅）街頭キャンペーンを行いました小さな子供から大人の方まで今年も沢山のボランティアが手伝ってくれました

  2006.11.13

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  ほほ笑み

  ある本に「ほほ笑み」の効用が記してありました。それは、食事がおいしくなり、呼吸が整い、心臓が楽になる。血液が安定し、浄化される。焦りやイライラがなくなる。疲れが早くとれ、安眠できる。肩の力が抜け、姿勢が正しくなる。目がきれいになり顔が美しくなる。言葉が優しくなり、声が澄んでくる。他人の言葉を素直に聞ける。花や風の心が分かり、植物や動物とも語れる。仕事に張りができ人生が楽しくなる。ほほ笑みは磨くほど効果が大きい。ほほ笑みはどんな逆境でも不退転の勇気を与えてくれる。何よりもほほ笑みに経費などかからない。私もほほ笑みを絶やさずに生かされていかねばと思います冬の足音

  2006.11.12

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  想い

  関東に住むＫ青年は、筋ジストロフィーという難病患者です。彼は「神さまに質問」という本の中で、自分は何の為に生まれてきたのだろうと、問いつつも選ばれたぼくは生きるという命の大切さを社会の人たちに教えることを神さまが与えてくださった使命だと思いたいし障害者は社会が忘れていることを思い出させる為に神さまが派遣されたのだと思うと結んでいます。Ｋ青年は、自分の想いを他人に伝えるための手段が、初めは手書きだったけど、次はワープロになり、それが駄目になり、寝ながらワープロを立てて、箸でキーを突き、最近は僅かな指の動きを感じてくれる光センサー付き装置で文章を綴り、歳月を培（つきか）ったといいます。彼のお母さんは、一晩に１８回以上も寝返りで起こされ、刑務所でもいいから一度ゆっくり眠りたいよと笑っています。そして、私はＫの母親であってよかったとも語っています。健康な子供をもったお母さんが知らない“きらきら輝くよろこび”を、Ｋのお陰で知ることができたとも言っています。死と向き合うことは生と向き合うこと、生きることの尊厳と素晴らしさを伝えるために、ウオーターベッドに横たわりながら、ただ一生懸命に残り少ないカレンダーの頁（ページ）を全力でめくっていくＫ、さわやかな個性のかたわらで「あなたのお母さんで私はよかった」と、さりげなくつぶやく母。辛くても一日は過ぎていく現実の中で、命の使者としてのありのままの想いを、まわりの人々になげかけるＫ青年。その想いを深まりゆく秋の日差しを浴びて、風になびくコスモスも木犀の香りも、色づきはじめた柿や黄金色に実った稲穂も、暖かく見守っていた・・・・・・。今年も可憐な姿を見せてくれてありがとうまた来年もきみの可憐な姿を見せてくれるね

  2006.11.11

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  与えれた尊いいのち

  人間にはそれぞれもって生まれた輝きがあるその人にしかできない使命もある笑うときには大いに笑い泣きたい時には思いきり涙を流し自分らしくあるがままの生き方に徹し日々を意義ある思いで歩めるのではないか差別をなくし　区別を受け入れ人間性豊かに堂々と生きたい自分に与えられた尊いいのちをまっ赤に燃やしたいくらべることを大いに活かしくらべることをチャレンジとハングリー精神で自らの成長を促しつつお互いが助け合い　補い合い譲り合って共に生きている素晴らしさを味わえるように難病ＡアＬラＳセと共に生き続けたい・・・宮崎県と鹿児島県境の「霧島」の紅葉

  2006.11.10

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  裸木のように

  世の中に悩みのない人はいないだろう幸せって自分の中にあるんだ幸せは手に入れるのではなく幸せを感じることができるそんな人にならなねばと思う大自然には無限のいのちがあるめぐみがありますこれらのおかげで人間は生きているんだ感動する心を失わず何をどうしたかよりもどういうところでさせて頂いているかみきわめながら求め合う人生ではなく出し合いの人生に幸せを感じようと思う私は冬の寒さに弱く硬直した両足を動かすのに大変ではあるが裸木のように冬の寒さを乗り越えていつか葉を茂らせ実をつけて大きなめぐみにできるよう今こそ数々の試練を乗り越え自分のことばかりにとらわれず人間は自然の中で生かされ一つ一つのハンディを乗り越えて苦しさや悲しさに耐えた ぶん喜びも大きくなるのだと治る見込みのない難病でもいつまでも裸木で終らないで心にいっぱいの葉と実をつけようと makibo は思うことでした日南海岸国定公園　「堀切峠」のポインセチア

  2006.11.10

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  本物の幸せ

  バラの花好む我に内緒にてあなたにバラの苗を植えおり幸せはその人の内にありなにもかも話せて　信頼しよりかかれる人のいることは何ものにもかえられない安らぎ心の絆をしっかりと結び残り少ない人生をあなたとともにしなやかに何よりお互いが必要とされる人間をめざしていつまでも輝いて生きていこう

  2006.11.09

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  いい知れぬ不安も

  「もう治らなくてもいいから、これ以上病状が進まないでほしい・・・」と願うのは私だけでしょうか 生きることに辛いこともいっぱいあります。ましてＡＬＳを背負い込んでの人生はなお更です でもそれに倍する人の優しさや思いやり、ぬくもりに恵まれました 失うことの隣り合わせには得ることの喜びもいっぱい ＡＬＳと容易にさよなら できないけれど、仲よく肩組んで生きていることの素晴らしさを一つでも多く心に刻み、もう悔しさの涙ではなく、今度は感動の涙を流せたらと思うＡＬＳという難病と背中合わせの人生には苦しみや悩みがつねにつきまとう身体の不自由になるおののき経済的苦しみ孤独の淋しさ良心への背徳死への恐怖いい知れぬ苦しみも不安も私にとっては幸せへのエネルギー自分の弱さを認めつつありのままをさらけだし自分に課せられた使命を全うする死の宣告から人生は変わった死を覚悟した者のしたたかさその中で生きる意味を問う半世紀息づいてきたけれどこれからが私の青春日溜りのつわぶきのように晩秋の野に光を灯したい存在を誇示したい不安からの出発はきっと私を大きく豊かにして大切な今を大切な人と背寄せあって生きるんだよと教えてくれたと思うひとりで生きられないわたしだから・・・・・・竜ヶ岩の滝の紅葉高千穂町の北部に四季見原高原（シキミバルコウゲン）という所があります。朝には下界の雲海、鹿が現れたりと自然を満喫できる絶景の観光地です。

  2006.11.09

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  尊いいのち

  私は最近の若者の「自殺」についてこう思います。尊いいのちを　そんなに自らの意志で絶ったらいけないよ一度きりの人生を　自分自身のいのちを　完全燃焼 させようよつらくても苦しくても　頑張って生きていれば　きっといいことがあるから使命をもって　尊いいのちを　大切にしよう地球より思いというこの「いのち」を大切にしながら、「生きていて良かった」と、しみじみ語られるよう、残された人生を悔いのないように頑張って生きようと思う makibo ですあのね　にんげんはねえ自分の意志でこの世に生まれてきたわけじゃねえんだなだから自分の意思で　勝手に死んではいけないんだよ相田みつおさんの「いのち」より冬山を思って

  2006.11.08

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  真実の愛をもって

  主から受けた愛をもって主から受けた真心をもって激しい戦禍を逃れて来たあの人々と共に生かして下さい主から受けた愛をもって主から受けた真心をもって病や飢えでやせ衰えたあの人々と共に生かして下さい主から受けた愛をもって主から受けた真心をもって生きる望みさえ失ったあの人々と共に生かして下さい水野源三第三詩集より私はこの詩を読み思いました。こんなに真実な愛をもって、人を愛することが出来たら なんと素晴らしい福音を伝えることができるだろう と。幼子のようにならなければ真実の愛は生まれて来ないことは知っています。ですから私 makibo は真実の愛を持ちたいと願い祈り続けるのです　2006年プロ野球ｻﾝﾖｰｵｰﾙｽﾀｰｹﾞｰﾑが開催されたサンマリンスタジアム宮崎宮崎市にある宮崎県総合運動公園内に2001年2月にオープンした球場です。名付け親は、あのミスタージャイアンツ 長島茂雄さんです。今は読売巨人軍が秋のキャンプに来ています。

  2006.11.07

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  ＡＬＳ街頭キャンペーン

  今年も「ＡＬＳ撲滅（啓発）街頭キャンペーン」の時期を迎えました。１９９５年から毎年開催している日本ＡＬＳ協会宮崎県支部の行事の一つで、県民の皆様に難病ＡＬＳ（アラセ）の啓発と、一日も早い治療法の確立を目指して行っているイベントです。昨年度の街頭キャンペーンです残された体の機能は僅かだけど、みんなの心を束にして、今年も「同病愛哀れむ」の心で、このイベントの成功に心を燃やしています。ＡアＬラＳセというどうしようもない難病だけど、この病気のお陰でいっぱいの出会いを頂きました。みんな私の宝です今年も親しくしていた同病の方が天国へと旅立って逝かれました。毎年悲しみは尽きないけれど、悲しみもバネにして、旅立って逝った方たちの分までとは言えないけれど、ＡＬＳの啓発に闘志を燃やして 自分自身にチャレンジ したいと思っています。「難病ＡＬＳ患者に愛の手を！」今年も１１月１１日（土）午後２時～４時まで、宮崎市橘通り山形屋デパート前で、皆さんのお越しを心からお待ちしております　ご支援を宜しくお願いいたします昨年度の街頭キャンペーン終了後に皆さんと記念写真を撮りました

  2006.11.07

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  花への感謝

  朝　顔朝ごとに爽やかさを届けてくれるあさがお感謝と喜びをもって神様の新しい恵みをありがとう向日葵ひまわりは太陽に向かって明るく明るく笑いかけているわが心も神様に向かって明るく明るく笑いかけよう

  2006.11.06

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  感じ合える心

  「冬来たりなば春遠からじ」もうすぐ寒い冬の季節を迎えますね 冬といいますと思い出すのがあの阪神大震災、新潟中越大震災で、厳しい寒さの中で、避難生活をおくる皆さんのこと あの厳しい寒さの中を、高齢の方からハンディを負った者、負っている者や小さな子ども、乳飲み子らが必死に冬の寒さに絶えて生きてきた 「冬来たりなば春遠からじ」まさに春 はそこまで来ている予感がします 野の草花 を見られる安らぎや平安を、寒さを乗り越えればこそ感じる喜び、恵みですよね幸せって　難病と闘う姿勢を放棄して共に生きようとするゆずりあいから芽を出すのだろうかそれが平和という心につらなっていくと信じてよいのだろうかmakibo はＡアＬラＳセという難病と１６年間も暮らしてきたでも　もう闘うことはやめようと思う恨むことも憎むこともやめようと思いますだって　この難病のお陰で出会えた沢山の心の財産を戴いたのだからこれからは一日一日をいとおしみながら生きていこうと思うmakibo にとってＡアＬラＳセという難病との出遭いはかけがえのない幸せへの源泉なのだと思います真の神様との出会い　かけがえのない友との出会いを与えてくれたのだからＡアＬラＳセを恵みとして　ありのままの makibo で明日を向えたらと思います　病気とも仲良く付き合おうと思います今を　最高の刻（とき）として・・・・・・・・・・夕闇に浮かぶ半月

  2006.11.06

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  あなたのためなら

  主のためなら青い空になれないなら　白い雲になれないなら小さな小さな星になろ　輝きつづける星になろそれでイエスさまを　あかしできるのならぼくはそれでいい　主のためなら深い海になれないなら　流れる河になれないなら小さな小さな雨になろ　地上に降りたつ雨になろそれでイエスさまの　恵み降らせるならぼくはそれでいい　主のためならある日　イエスさまが　ぼくにこう言われましたもし　おまえが綺麗な虹マスになれないならフナになりなさい　でも　湖でいちばん元気なフナになりなさいそして　私の恵みと愛をあらわすことのできる　フナになりなさいきれいな花になれないなら　空とぶ蝶になれないなら小さな小さな虫になろ　歌いつづける虫になろそれでイエスさまを　賛美できるならぼくはそれでいい　主のためなら作詞・作曲：金沢正博この歌詞は、私が通っている教会でよく唄われる讃美歌です。この歌詞のように、あなたもイエスさまを最愛の人に例えて唄ってみませんかきっとあなたにも、素晴らしい愛がもう一度、贈られてくることでしょう高原の月

  2006.11.05

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  タラントの価値感

  聖言（みことば）に「もてるタラント（能力技術等）で感謝をもって奉仕する者は幸いです。」とあります。不自由な体であっても、すべてに感謝の心で、「生かされている」「仕事をさせて頂いている」と謙虚な心を持つことの大切さを教えてくれる聖言ですハンディ者の言動に勇気を得ることができた！と、よく言われる庶民の方がいます。そのような方に限って、「私はどうして不満が多いのだろう？」「私ばっかり役が来る・・・」「他に時間を持て余している人だって大勢いるのに・・・」「みんな私より若いのに・・・」などと思ったり、言葉にしたりの暮らしをされているように思います。ある人がこんな話をされたことがありました。「またお母さんなの？どうして・・・」。そんな時そのお母さんは、「お母さんは年だから今の中にさせておかないと、先に死んでしまったり、役立たずだったりするからでしょう」と、苦笑いしています一年一年、行動力の衰えていく私、でも、少しでも残された機能を活かしてリハビリに頑張る私。ハンディをバネに！　ピンチをチャンスに！　マイナスをプラスに！悔しい思いをバネに、今できることをより深く実践し、知恵を働かせて自分の集中力を発揮できたらと負け惜しみを言ってしまう私でもあるが、あきらめとひらきなおりをうまく活用して、いまの自分に満足することにしています。健常者の方も、「生かされている」「仕事をさせて頂いている」という謙虚さを身に刻んで一つ一つのノルマを果たして、一瞬一瞬を大切に、老いもこれから生きていく中で容赦なくおそいかかってくるから、どんな時にもしなやかに受け止められるよう、どっしりとかまえる心がけに徹して下さいね空を飛ぶ鳥も白い花もいつか土に帰る火も灰も水もゴミもすべて受け止め沁み込ませる土土の上に私は立っている虫と花の種を宿す土の上に生きている宮崎県東諸県郡国富町法華岳の展望台から見た景観昨日は教会ピクニックがあって法華岳公園に行って来ました

  2006.11.04

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  性の問題

  性って生きる力なのだろうか？。ある若い筋ジスの患者が、性に関する興味を、情報を求めてネットを通して言っていた。「確かに全身の筋肉は萎縮はあるが、どんなに衰えても性機能は正常である筋ジス患者。かつてはある病棟ではマスターベーションの時間を設定した所もあると聞くし、手に力が入らぬ者に職員が何らかの介護をしたとも聞いている。それほど性というものが人間に及ぼす影響がいかに大きいかは計り知れない・・・」一部納得をしたりしながら、反面ではこのことを一考している makibo です。性って生きる力なのだろうか？改めて自問しつつ、こん問題をブログに公表し、多くのＡアＬラＳセをはじめ難病患者の皆さんに問いかけながら今後注目しなければならない境地かもしれないと思う makibo です。エイズの問題でかなり性についてもオープンに語られる今、果たして一つのベールに包まれた性の問題、ＡアＬラＳセ患者のみならず、重度の身障者たちが、もっとフランクに性のことについて討議し、より人間らしく健康な人と変わりなく暮らしていける時代にと願っている。かつて、何もできないくせに、こんなことには一人前なんだからと言われてきた筋ジス患者。今は性は若い人々には特に真剣に両性の支え合いはもとより、理解は生きていく上で不可欠な問題ではないだろうか？。共に生きる社会、性の問題に口を閉ざすことなく、オープンに性の解放がなされ、だからといって興味本位に扱うのではなく聖なる心を持って、生きている意味を根本から見つめていける環境づくりをしたいものです。　　１１月３日、生誕の日、私の愛する人へ心を込めて贈ります

  2006.11.03

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  思いやり精神

  コスモスの花 が秋の青空に向かって競うように咲いています。もうすぐ紅葉の候、車椅子 での散歩もやわらかい秋の陽ざしにつつまれてなんとなくのどかな気持ちです 今日はひと月に一回の受診の日、いつものように心温かいボランティアの車 で県立病院へと向かいました。私が今の病院に初めて行ったのが平成５年１月でした。当時は、朝８時に行って、終るのが午後３時すぎでした 待ち時間が長くて、そのうえ診察時間はなんと５分程度現在はと言いますと、予約もしないで１１時までに診察券を受付機器に入れて、そのまま２階の神経内科へ行き、診察券を窓口に提出。血圧機器で測って待つこと僅か３～５分「makibo さ～ん」と診察室からマイクで先生が呼ばれ診察室へ、主治医に問診、検査などをしていただき診察終了。その後１階の窓口に保険証と特定疾患医療受給者証を提出、院内で薬を貰って、すべてが終るまでに何と２０分 １３年の年月の経過と共に、医療事態そのものも、医師も、看護師も、事務員も全てが電子化されて、様変わりしたものだなぁ～とつくづく思います。でも、これは県立病院だけに限られている事態なのかも知れませんね 宮崎県内でも１３年前と比べると神経内科専門の病院もずいぶん多くなりました。優秀な先生や、患者さんに慕われている医師の多くは開業されています。これは神経内科に限ったことではないかも知れません。毎年１００億円もの赤字経営の病院であれば、患者さんもおのずと去ってゆくのかも知れませんねある総合病院で働いていた事務員をされていた方がこんな話を聞かせてくれたことがあります。「私は２１年間、ある総合病院で働いていて、 看護の大変さをひしひしと心身に刻んできました。医療の高度化、細分化に伴ない、とかく原点である心を見失いがちになりますが、さりげないやさしさの行動（言葉や笑顔）こそ患者の心の癒しなのだと思います。」このお話を聞いて私は、あのフローレンス・ナイチンゲール女史を思い出さずにはいられません。ナイチンゲール女史は、「看護とはただ病人のお世話をすることだけでなく、慈しみいとおしむ心、思いやりと愛情を持って看護する心を育みましょう。それが看護する者の責務です。」電子化された現在の病院 もう一度あのナイチンゲール女史の言葉を思い出して下さい。どんなに時代が近代化されようと私たち人間にとって一番大切に重んじなければいけないのは「愛」です。思いやり精神の心をいま一度はぐくんでほしいと makibo は願います宮崎県西都市の西都原古墳群宮崎最大規模の300万本ものコスモスの花が満開です

  2006.11.02

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  季節の中で

  日本の四季って、ほんとうに素晴らしいと思います春は菜の花、夏はひまわりの花、秋はコスモスの花、冬はシクラメンの花それぞれの季節の中に、それぞれの思い出があるものですコスモス満開の宮崎の秋は、紅葉の季節を迎えようとしています柿の若葉をゆする風が爽やかな朝一番先に聞くのはカッコウの声一番先に見るのはバラの花一番先に思うのは神様の愛水野源三第三詩集より日南海岸沿いには見どころ、観光スポットがあります。道中 フェニックス、ワシントニアパーム、ソテツ、ポインセチア、コバノセンナ、ハマユウ等、南国ムードの木々草花が植えられた海岸線、紺碧の海の美しさには誰もが感動する事でしょう 皆さんも是非お越し下さいね

  2006.11.02

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  誰よりも

  誰よりも深く深く悲しみを味わった主イエス様悲しみの中にあるあの友を御愛によって慰めたまえ誰よりも深く深く貧しさを味わった主イエス様貧しさの中にあるあの友を御恵みによって満たしたまえ誰よりも深く深く苦しみを味わった主イエス様苦しみの中にあるあの友を御力によって助けたまえ水野源三第三詩集より私たちには想像しがたいあらゆる苦難や障碍があり、それに自分ひとりの力で打ち勝とうとする、愚かさがあります。決して人は一人では生きて行けないのです。だから、自分に負いかかった苦難障碍を一人で考え悩むのは止めたいものです 決してあなたは一人ではないのだから・・・紫苑（しおん）の花根は、せきどめの薬になるそうです。 花言葉　「君を忘れず」　です

  2006.11.01

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  元気であれば

  私が訪問した患者さんの中で、まだ20代の若さでＡアＬラＳセに侵された一人の女性がいます。彼女は歯科衛生士の資格を得て、歯科医院に就職しました。卒業して、念願の歯科衛生士として、彼女は一途に希望と夢を抱いて勤めていました。ある休日の日、お姉さんの子供をおんぶしようとしてそのまま転倒したのです。彼女が23歳の時でした。総合病院に行き、検査の結果ＡアＬラＳセと告知。彼女は「うっそー」と、自分が難病に侵されていることを信じ切れなかったのです。しかし、病魔は彼女の体を次から次へと侵し続け、今では言葉も鼻から空気が抜けたような声でしか会話することが出来なくなり（呂律が回らない）、両手両足も筋力低下、車椅子生活になっています。私が今年３月、彼女の家を訪問した時、いつものように笑顔 で迎えてくれました。「最近は体の調子はいかがですか？」との問いに、彼女は首の筋力低下にも関わらず私の目を見ようと顔を精一杯上げて「うーーな・ん・と・か、が・ん・ば・っ・て・い・ま・す」と応えてくれました。私はその時、このように思いました。「親孝行したいときに親はなし」とよくいわれるが、せめてこの難病が治る日がきたら、このうえもない親孝行かもしれない・・・・・・と 涙が頬を伝わりました彼女が元気であれば、とっくに人並みの母親になっていたはずです。歩くことも、働くことも、結婚もできない闘病生活だけど、迷惑はかけているけれど、せめて両親と共に生活することで小さくても幸せを願いながら、生かされている喜びを感じてほしいと思います。苦労をかけている両親に常に感謝の心を忘れないで、母の日 父の日 には精一杯頑張って生きている姿を見せてあげて下さいね明日に向ってくじけずに大きな心を抱いて一度きりのこのいのちを精一杯生きてください宮崎県都城市庄内町「ひまわりの里」彼女（Ｙちゃん）の大好きな「ひまわりの花」です。ひまわりの里には８万本も向日葵が植えてあります。

  2006.10.31

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  御手の中に

  病にひとり苦しむ夜を主の御手に助けられて主の御手に助けられて光あふれる朝を迎えぬ雪が降り続く暗い冬を主の御手に支えられて主の御手に支えられて希望明るい春を迎えぬ悩み多きこの世の旅を主の御手に導かれて主の御手に導かれてあまつふるさとへ帰りゆきぬ水野源三第三詩集「御手」より人間には貧富の差こそあれ、自然という等しい恵みが与えられています。この自然の中で、安らぎを求めて常に意慾的に生きることは健常者であれ私たち難病者であれ変わりはないと思います。人間として悲しいことに必要とされないということが現実にこの世ではあります。自分たちはこの世でいったいどういう存在なのだろうかと・・・？人生はその人なりにいろんな展望があります。個性を重んじて決して押しつけでなく相手のことも思いやって自分らしく生きることがまた、社会をも平和にすると思います。決して自分だけがと自己険悪に陥ることなく、神様の御手の中に委ね信じて歩んで行かれることを切にお祈りいたします色づく小石川公園

  2006.10.31

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  安らぎと優しさを

  今こうして生かされている幸せそして秋の花々に出会えた喜び四季の移ろいの中の自然は私にとってやすらぎとやさしさをもたらしてくれます人としてこの世に生まれ生きることを許されて指名を果たしそれぞれの運命をのりこえる静かな日と平和な心はかけがえのない宝日々不自由さは増してきたけれど悲しむのはストップし可能性へチャレンジしたいまわりの人々との出会いを大切にしながらありのままの自分を受け入れながら好奇心を失わず前向きに生きて行こう心に流した涙はダイヤモンドそっとそっと抱きしめていつかやさしさの花にかえよう野の花も木々の芽吹きもこれからの時あと何回巡り会えることだろう日南海岸　堀切峠宮崎市から日南市へ向かう国道220号線カーブを曲がるとフェニックスの樹と、広大な太平洋があなたを迎えてくれます。

  2006.10.30

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  ボランティア精神

  マザー・テレサの言葉に『あなたも私たちと同じように、望まれてこの世に生まれてきた大切な人なのですよ』とあります。今朝のニュースで、また中2の生徒が自殺をしました　原因は「いじめ」によるとの事です。大切な命をそんなに無駄に自分の意志で捨てたらダメだよ　と、makibo は言いたいです。難病を患い、次第に不自由になる身体をもてあまし、介助なしでは日常生活を送れない私には、ハッ！とさせられる出来事です。数年前、福岡県のある市役所で、昼食で割り箸を使わない運動を始めたとニュースを耳にしました。貴重な森林資源を守り、自然環境を保護しようとする動きに、私は一人ひとりのささやかな行動が、大きな森を守る力になってゆくのだと思いました。今ではその動きが全国的に普及しつつあることは喜びに耐えません。自分にできる範囲で、古切手を集めたり、使い捨てのテレフォンカードや郵便切手を集めて、社会福祉に貢献したいとしている人たちを、私は尊敬します。また、道端で泣いている子供に声をかけたり、ほんの小さなことでも心からそう思い、勇気を出して一日一善を実行している人は、まさにボランティア精神に満ち溢れた尊愛する人だと思います。makibo もその一人に加えて頂きたいとの想いで、日本ＡＬＳ協会宮崎県支部を立ち上げ、同病者と共に難病と闘い、共に歩んで行こうと決心しました。別にすごいことでなくても、まず実行することだと思います。きっと爽やかな気持ちになれて、素晴らしいボランティア精神が養われて、きっと「いじめ」も「自殺者」も少なくなって、明るい社会になりそうな気がします　皆さんも今日からボランティアの心を行動に移してみませんか？。この世に使命をもって生まれてきた人間なんだと胸を張って生きられたら、きっと素晴らしいですよツワブキの花冬から春にかけて、若葉をつみとって 塩ゆでにするとおいしいらしいですよ。 葉を火であぶったものは腫れ物や湿疹に薬効があるそうです。

  2006.10.30

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  お前って奴は

  ＡＬＳよ　お前って奴は　日本語名で　筋萎縮性側索硬化症（きん・いしゅくせい・そくさく・こうかしょう）って言うんだよななんて長ったらしい　難しい名前なんだもっと簡単で　誰もが読める名前にしなかったんだなんでも　今から400年前にフランスの　シャルコー博士が発見したんだってヨーロッパ地方では　シャルコー病と呼ばれているらしいじゃないかアメリカでは　大リーグのル－・ゲーリックが　この病に罹って　ゲーリック病と呼ぶそうじゃないかなんで日本だけが　きん・いしゅくせい・そくさく・こうかしょう　って長いんだもっと短くなんないの？　たとえば　ア（Ａ）ラ（Ｌ）セ（Ｓ）とかよＡＬＳとは　アメリカで正式病名が　(Ａ)アミトロフィック　(Ｌ)ラテラール　(Ｓ)セｪレローシィスの略だろうだったら　日本では　ア（Ａ）ラ（Ｌ）セ（Ｓ）　でいいじゃんかよ～このアラセっていう病気が　いまだに原因不明で　なんの治療法も確立されていないんだよなぁ～だから　難病(むずかしくて、かんちしないびょうきのことをいいます)って呼ぶんだよなぁ～ねぇねぇ　このＡＬＳ（筋萎縮性側索硬化症）　あっ 違った　アラセ の治療法を発見した人は確実に　誰がなんと言おうと　名誉高きノーベル賞だね日本の　いや　世界中の神経内科専門医を問わず　医療従事者の皆さ～んこのアラセの治療法確立に　チャレンジしてみませんかぁ～ＡＬＳあらため　アラセの呼び方　皆さんはどう思われますか宮崎県児湯郡都農町矢研(とぎ)の滝日本の滝百選」の一つにも選ばれた矢研の滝は　尾鈴県立自然公園内にある「尾鈴山瀑布群」を代表する見事な滝です。落差は73mもあります。　

  2006.10.29

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  憐れみ深い声

  憐れみ深い声があります憐れみの道を歩く者たちに対してその声は幸せをもたらします人の目には隠されたものがありますそれは神の顔の光によって照らされ心のきよい者を祝福しますマーク・ハンビー著「花かご」より人は愛することの絶えないものです。人は愛することができなくなった時、静かに眠りにつきます。人は決して一人では生きて行けないものですから・・・・・・・・・・・makibo論八甲田山蔦沼

  2006.10.29

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  ことばの使い分け

  私たちが普段使っている「ことば」友人や親しい人には、おはよう目上や師と尊ぶ人には、おはようございます と、さまざまな普段使っている「ことば」を使い分けます それが人として、一社会人としての常識だと思ってきました。ところが、現代の社会では使い分けることすらしない、出来ない人っているのかも 知れません今朝の番組で、必修科目の中で最も重要な科目は「国語」でした。私が小学校、中学校で最も重要な科目は「数学」でした。私は数学は大嫌い でした。というのは、社会に出て数学の中で役に立つのは「足し算、引き算、掛け算、割り算」が出来れば良いと思っていたからです。それに比べ国語は大好き でした。小、中、高の時は、あまり本を進んで読むほうではなかったのですが、大学の卒業論文を書く時に、「あ～もっと本を読んでおけば良かった」と思ったものです。現代の子ども達はパソコンゲームやメール、携帯メール、読書といえばフィクションのアクション本とかラブストーリーの本、漫画本に夢中になっているように見えます。時代は変わってきているのは事実です。が、人として生きているこの地球は温暖化現象はあるけれど、太陽も、月も、空気もなんら変わっていません。そして私たち人間が普段つかっている「ことば」もなんら変わりはないのです。それがなぜ、敬語や形容詞、動詞を使い分けることが出来なくなったのでしょう私は思います。これからの社会で生きて行く中で最も大切なのは「国語力」です。ことばの使い分けの大切さだと思います。だけどを、けど、ですましてしまう現代の子ども達、しっかりと形容詞、動詞を使い分けて下さいね 君たちが社会に出て一番困るのは君たちなのだから、しっかりと本を読みましょう。読書の秋ではありませんか秋の校庭

  2006.10.28

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  明日をみつめて

  雑草でもいい　　小石でもいい与えられた命を精一杯生きようと自分自身に呼びかけながら　希望をふくらませよう幸せって作ってもらうものではなく　作るもの友の優しさに感謝をしながら人間として生まれてきたんだからより人間らしく勇気をもって明日をみつめようと思う makibo です宮崎県日南市酒谷小布瀬の滝今から約200年前ある継母が充妻の子を殺害せんとしてこの滝の上に連れて来て突き落としたのであるが、知らぬ間に子供が自分の腰紐と継母の腰紐とを結んでいたので二人とも滝壺へ転落死亡した。このとき小布が枝にひっかかり残っていたので人は哀れと思い「小布瀬の滝」と呼ぶようになったと伝えられています。

  2006.10.27

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  愛する人へ

  いつも makibo のブログをご覧頂いている愛する皆さまへ、心から感謝のみことばを贈りますすべて、疲れた人、重荷を負っている人は、　　　わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾏﾀｲの福音書11・28よりマーク・ハンビー著「花かご」より別れた友人たちは、再び出会うことができます。人生の嵐が過ぎ去り、魂が痛みから解放されるとき、彼らは、永遠に続く友情に浸るでしょう。この世の富の惑わしが、彼らを引き離すかもしれません。彼らの歩む道は遠く離れるかもしれません。しかし、死による束縛が解かれるとき、再び、彼らは自由になるのです。別れた友人たちは、再び出会うことができます。この世の労苦から解放され、憐れみの冠を受けるとき、永遠に続く友情の何と麗しいことでしょう。これからも「難病ALS患者に愛の手を!」 makibo ブログをご愛顧の程、宜しくお願いいたします皆様の上に、主の祝福と豊かな平安が与えられますよう、心からお祈りいたします宮崎市の橘公園です。NHK朝の連続ドラマ「たまゆら」で一躍新婚旅行のブームになりました。二人は川べりに立って夕映えのなかにつつまれて夕映えをながめた夕映えは大川の水面にもひろがって来ていた静かな水の色が夕映えのなかへふくらんで　あたたかく溶け合っているようだった。　川端康成著「たまゆら」の一節より

  2006.10.27

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  生きるということ

  私の尊愛する一人に、星野富弘さんという首から下が全く麻痺し、動かなくなった方がいます。星野さんは大学時代に、器械体操の選手として活躍されていました。大学を卒業するとともに、中学校の体育教師となり、24歳の時、鉄棒の模範演技の際、誤って鉄棒から落下して頸髄損傷になり体の首から下が麻痺し、治る見込みのないという残酷な事実を突きつけられました。星野さんは、入院していた時に同病だった患者さんが順調に快復したことに嫉妬を抱き、自分の内面に潜む思いがけない醜い感情や弱さに苦しみました。そんな時、病院のスタッフの方が一冊の本を貸してくれたのです。その本は、あの「氷点」で一躍脚光をあびた三浦綾子さんの「塩狩峠」という本でした。「列者の車輪の下に身を投じて止め、多くの人命を救った」というノンフィクションのストーリーに、星野さんは、「自分も何度も死から救われた」ことに改めて感謝の思いを起こし、本の中の一人の鉄道員の生き方と、その愛の深さにとても感動しました。続けて、「道ありき」「光あるうちに」の三浦綾子さんの本を読まれました。星野さんは読みすすんでゆくうちに、胸の一番奥底でしっかりと巣喰ってしまって、他人には見られないように隠してきた真っ黒な悲しみの部屋に、ひとすじの光が射し込んで来るのを感じられます。三浦綾子さんは言いました。「生きるというのは権利ではなく義務です｣「生きているのではなく生かされているのです」と 星野さんは、その後初めて聖書を読むようになります。大学時代のクリスチャンの先輩から頂いたものでした。「そればかりではなく患難さえもよろこんでいます。それは患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出す・・・・・・・・・」　聖書の一節より星野さんは、このみことばを読んで、薄暗い明日に、かすかな光が射し込んでくるような気持ちになり、「信じられなくも信じたい」「今の苦しみは、苦しみだけに終わることなく、豊かな人間性や希望につながっている」ことを確信し、クリスチャンとなられます。星野さんは言われます。「宗教嫌いだった私は、先輩が置いていってくれた聖書を何年も開こうとしなかった。事故後、いくども生命の危険に見舞われた時、なんども『死にたい』と思った。聖書のみことばによって、それを脱っすることができ、状態が安定したのです。」と 星野富弘さんは、その後9年間の入院生活をされます。入院中に詩や絵を描き始め、1981年に初の詩画展を開かれ、1991年に故郷の群馬県東村(現・みどり市)に富弘美術館をオープン。クリスチャンの女性とも結ばれ、「愛、深き渕り」「風の旅」「鈴の鳴る丘」「銀色のあしあと」などの詩画作品集や随筆・対談など数々の本を出版され、群馬県名誉県民にも推挙され、現在も執筆活動に勤しんでおられます。神様が　　たった一度だけこの腕を動かして下さるとしたら母の肩をたたかせて　もらおう風に揺れる　ぺんぺん草の実を見ていたらそんな日が　本当に来るような　気がした私 makibo は、星野富弘さんの本を読んで、「生きる義務」を学ばせて頂いたような気持ちです。makibo がどんなに絶望しようが、どんなに生きたくないと思おうが、「いのち」というものが一生懸命生きようとしている限り、『生きる義務』があるんだなぁ～と思いました宮崎県日南市酒谷坂元地区の棚田

  2006.10.26

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  祈り

  『花かご』＝敬虔と真理の勝利＝欧米で時代を超えて、愛されている感動の物語。マーク・ハンビー著書の『花かご』という本を、皆さんもすでに読まれていることと思います。ねたみから罪を着せられ、不条理の苦難を受けた父と娘。一途に神に信頼し続けた父と娘、神さまの祝福と奇跡が起こります。祈りは　幼子でさえ口にすることのできるもっとも簡単な言葉です祈りは　天におられるお方に届くもっとも崇高な旋律です私が道であり　真理であり　いのちなのですとおっしゃるお方あなたを通して天の父のみもとにまいります祈りの道を何度も通って行かれたお方どうぞ私に　祈ることを教えてください『花かご』＝敬虔と真理の勝利＝より秋の木道

  2006.10.26

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  ベストフレンズ

  昨日は久しぶりに友とワイン を飲みました。私が難病ALSに遭って、家族と別れ、失望 の中にいた時に、その方はS町の福祉課におられ、親身になってこれからの生活支援のことを一緒に考えてくれた方でした。正直に言って、makibo のベストフレンド!といっても過言ではない方です。そのベストフレンドの方に、ある難病患者が残して逝った詩を送ります　お仕事を少し休めて呼んで下さいね人生はキャッチボールやさしさが欲しいなら　　やさしさを投げよう愛が欲しいなら　　人に愛をほどこそう強く投げれば　　強くかえってくるよ人生はキャッチボール憎しみは憎しみを呼び　　思いやりは思いやりを呼ぶ苦しみのとなり合わせに　　よろこびがあり与えられるということのとなり同士「ありがとう」と「すみません」がとびかう街かどには　　常にさわやかなそよ風が吹き　　ほほえみが絶えない　　(平成2年5月 S)ありがとう makibo のベストフレンズさん宮崎県日向市 の 日向岬です。岬の先端には十字架の形に似た「クルスの海」と呼ばれている岩もあります。　

  2006.10.25

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  心の扉を開いて

  いちょうの葉がさらさらとゆれて二人の語らいをそよ風が聞いていましたねあなたと出逢ってあれから12年が過ぎました愛は希望であり感謝の心を教えてくれたあなたに心から感謝いたしますいちずにひたすらに静かに私はあなたに祈ります生きるということがすばらしいことも愛することが尊いこともあなたは教えてくれましたいちずにひたすらに静かに私はあなたに祈りますいちょうの木の下でひらひらと舞う黄色い落葉を見つめながらいま生かされている感謝をいま生かされている幸せをいちずにひたすらに静かに私はあなたに祈りますこの難病ALSに出遭わなければあなたにお逢いすることはなかったでしょう主よ感謝します銀河系よりもっと大きな感謝の想いを私の救い主イエス・キリストにお捧げいたします宮崎県日南市飫肥(おび)　宮崎空港から車で1時間の所にあります。大手門から藩校振徳堂へ通じる横馬場通り、伊東藩別邸の予章館から鯉の遊泳地明治の著名な外交官小村寿太郎生誕地付近には武家屋敷の古い石垣が続く。商人通りは白壁と格子、瓦屋根に代表される日本建築の美を表現した旧商人町です。“歩いてふれあう商家の街なみ”には水瓶や樽を店頭に置いた商家、格子に壁灯篭や番傘を飾った商家、屋根瓦に大樽を乗せた商家など、江戸風に演出された小道具が道行く人を魅了させてくれます。それらの城下町風情を背景に記念写真におさまるのもいいし、軒下に設けられた“ばんこ”に腰をおろし、しみじみと“心のふるさと”感に浸るのもまたいいものですよ

  2006.10.24

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  いのち

  私たち人間は　　この世に生を受けて　　一生を終えるまでに　　いろいろな試練 がありよろこび　　悲しみ　　楽しさ　　苦しさ を味わいある者は百歳まで　あるものは二十歳で　いのちの重さを燃え尽くすこの大宇宙の小さな地球 の中で　尊いいのちを授けられた今動物 であれ植物 であれ　それぞれのいのち を大切にして　共存していることを私たちは見逃すことはできない　　与えられたいのち の限り　　精一杯生きようそれが神さまに報いることになるのではないだろうか『生きるというのは権利ではなく義務です。』　「道ありき」 三浦綾子著書『生きているのではなく、生かされているのです。』　「光あるうちに」 三浦綾子著書　　　　　　　　　　　日南海岸　堀切峠の朝焼け

  2006.10.24

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  純白のウエディングドレス

  鹿児島県の筋ジストロフィー患者のＳさんは結婚 しましたＳさんは50歳になって、もう結婚は諦めよう と思っていたのですが、病院に毎日来られるボランティアのＫさんとの出逢いがあって、見事結婚されたのです。筋ジスという難病は小児慢性疾患の一つで、遺伝する病気として一般人から恐れられている(嫌がられている)難病です。誰もが筋ジス患者が一般人と結婚することなど予想もしていませんでした。車椅子の純白の背広姿のＳさんと、純白のウエディングドレスのＫさんは、バージンロードをゆっくりと歩いて、誓いの言葉を述べました。「年齢を重ねている二人ですが、今青春真っただ中の私たち。今できるうちに、今できることをやっておかねばと、積極的に旅も計画して全国各地に車を走らせ、同じ病気の仲間たちを励まし生きてて良かった!と言えるよう二人で力を合わせて頑張ります。彼女、私好みの色へと、その純白を染めて行こうと努力します。」Ｓさん、Ｋさん、ほんとうにおめでとうございますＫさん、Ｓさんの手となり足となって、生涯を共に生き抜いて下さ～いＳさんは私たちＡＬＳ患者に夢 と希望 を与えてくれましたほんとうにありがとうございますmakibo も頑張りま～す 　純白のウエディングドレス

  2006.10.23

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  目を閉じて

  『結婚する前は両目を大きく開けて、結婚してからは片目を閉じろ』古今東西の格言の中で、名文句の一つですよね東京家政大学教授の樋口恵子さんの著書に、『相手に対する目の開け方も、大きく開けるばかりが能じゃない。見て見ぬふり、悪いところに目をつぶる、というのもまた大切なことなのだ』　と書いてあります。親が子を育てるまなざしにも、時にはこうした開き方閉じ方のバランスとタイミングが必要ですよね。また、見えたからと言って、すぐ口に出して小言を言うばかりではなく、じっと見守り、祈るよりほか、仕方のない場合だってありますよね。人間関係の複雑さの中で、人と人との距離を保つことの大切さを思い合わせながら、真実も時にはぼかして見つめることも必要です。人の過ちを見すごしてあげる時もまた、がんじがらめに責めるのではなく、逃げ道を作ってあげることも必要ですよね。人は過ちを犯して、自責の念でいっぱいの時もあります。そんな時、許してあげることもまた、その人への思いやりの場合だってあるのではないでしょうか。ただ、横着さが身に余る時はこの限りではないですよね。でも、片目をつむってやれるゆとりは、人間関係を上手に保つ上で大切なことだと思います。日常生活の中で、両目をしっかりと開いて生きなければならないけれど、心の目をうまく操作して、時にはトリックもまた必要な時だってあるかも知れません。人間関係の上で腹が立つことは山ほどあるけれど、相手の立場になって思いやる優しさは、人への寛容にもつながるのではないでしょうか。過ちを犯したら、二度と繰りかえさない心の引き締めと反省は心がけなければ、いつも許してもらえるという甘えを排し、自分にきびしく生きなければならないと思います。ALSと同棲して16年、私もずいぶんと人を責めもしたように思います。また責められもしました。その時のしこりは心の片すみで悔しさと化したものですが、目を閉じて心を静めることの大切さを知ってから、なんとなく心がぎくしゃくとしなくなり、平安に満ちたスマイル が生まれるようになりました。思いやり、隣人を自分自身を愛するように愛し、いたわり合う愛、心底から思いやる心があれば、　　　　　　　　他人の子供でも注意すべきことは怠ってはならないと思う makibo です日南海岸国定公園のイルカ岬日南海岸を走る国道220号線沿いのパーキングスペースの所です。宮崎市方面から南下すると丁度日南市との市境付近にあります。イルカが見えるところからこの名前が付けられました。イルカが飛んで飛んで泳いでいる姿が見えますよ。見落とさないように(~_~;)この日はうねりがあり、波だっておりますが普段は静かです。皆さんも自然界の壮大な太平洋の海に泳ぐイルカを是非ご覧ください

  2006.10.23

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  憎む心よりも

  ALSというどうしようもない難病を背負って生かされている中で健康に憧れると同時に健康の素晴らしさを誰よりも知ることができたいつの日かこれらの運命にしばられる日々から許される時が訪れることを祈っています人生は一度きり憎む心より許す心の素晴らしさを人として知ることができるように不足だらけの私だけど日々の指針として生かされていたいと思います人は　心の転換によって幸せにも不幸せにもなります「許す」という大きな心を目標に日々の不自由さを常と思いながら今を自分の可能な生きがいに向かって精一杯はばたいていたいと思います治療法の見つかる日までALSを友としてあるがままの自分が納得のいくよう細大の努力を忘れまいと思います日南海岸国定公園の最南端　宮崎県串間市宮崎空港から車で約2時間の所にあります。都井岬の野生馬(御崎馬とも呼ばれています)西洋馬と比べ体高が低く、体もずんぐりしてて一回り小さいです。源義経が断崖を一気に駆け下り奇襲をかけた「一ノ谷の戦い」も、当時の日本馬が岬馬のように重心が低かったからなしえた業とする専門家もいます。子供の頃よく行って、馬に追っかけられてエ~~;ン エ~~;ン と泣いた思い出もあります

  2006.10.22

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  負けないよ

  難病ＡＬＳに遭って１６年間生かされている makiboこの感謝の気持ちをあなたに両手で数え切れないほどいっぱい伝えたいでもね、時々孤独感に陥るときが今もあるんだそれは次第に不自由になる身体を見つめていると、歩くこと働くこともできない私だからそんな時は大音響で好きな歌手のコンサートとか、迫力ある映画を観て、気分すっきりするんだだって、慰めや同情はいらないもん私には神さまがいつも側に居て「ガンバレ！頑張れ！、がんばれ！」って励ましてくれるものたとえ、明日は厳しくても、今を生かされていることに感謝して、心の翼を広げたいんだこれからどんな障壁や苦難が押し寄せようとも、今を自分なりにマイペースを保ち続けていたいそして、いつの日かＡＬＳが難病でなくなる日が来ることを信じて、今を生かされていたい夢は必ず実現する と信じて、今を精一杯生かされていたいんだmakibo は負けないよＡＬＳ患者で世界一長生きした人 としてギネスブックに載るまではmakibo は負けないよそれには、あと３０年間も生かされていなければいけないだって、宇宙物理学者のホーキング博士は今３７年間も生かされているんだものmakibo は負けないよ頑張るよ　我（が）ん張（ば）るよ　我を張らないでね宮崎県西都市西都原古墳公園のたばこ畑春には菜の花、桜の花四季折々の花々が一面に広がっています今の季節は、コスモスの花が満開の時を迎えています

  2006.10.21

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  ほんとうの闘い

  人生はその人なりにいろんな展望があります。個性を重んじて決して押しつけでなく、相手のことも思いやって自分らしく生きることがまた、社会をも平和にするのだと思います。難病ＡＬＳと同棲生活を送り、歩くことも働くこともできない makibo だけど、まだまだ限りない幸せは待っていると信じています。“人生って、ほんとうに素晴らしいものだ” と、心底から言えるように可能な限り自分を磨き、生きることの素晴らしさを噛み締めながら、人生の勝利を得たいと思い祈ります。常に自分に厳しく、人には秋風のように爽やかに、感謝を持って生きたいと思います。いたずらに人をうらやむことなく、人のよろこびも素直によろこべるゆとりをもって生きたいと思います。世界中の天災や飢えに苦しむ人々に、少しでもいいから善意の愛を捧げたいと思います。自分の人生は自分自身のものであり、自分で切り開くことによって、キラキラ と輝くと思います。決して対比したりすることなく、自分なりに「生まれてきてよかった」といえる人生を、たとえこのまま健康を取り戻すことなく終えるとしても、まっとうしたいと思います。要するにＡＬＳという病気との闘いではなく、この難病ＡＬＳゆえに、生まれるさまざまな状況を一つ一つ乗り越えて、自分に打ち勝つことによって、その人なりの納得のいく人生にしていくかが「人間として命を授かり、１０万人に一人の確立に当たった」ＡＬＳ患者のほんとうの闘いだと思います。だんだん坂をのぼる父と息子

  2006.10.21

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  いのちの大切さ

  いのちが　　　　　　　一番大切だと　　　　　　　　　　　　　思っていたころ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生きるのが　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苦しかったいのちより　　　　　　　大切なものが　　　　　　　　　　　　　　あると知った日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生きているのが　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　嬉しかった星野富弘詩集より宮崎県えびの市生駒高原のコスモスの花が満開

  2006.10.20

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  視力２．０

  ７年前に、こんな話を聞いたことがあります。日本人の視力の平均はどれくらいになるのか分かりませんが、最近、中近東の人で視力が３．０という人が発見されたという話を聞いて驚きと、えっ！、そんな人ってどのように視力を測るの？と疑問視したものです。ある新聞によれば、モンゴル人の視力は平均２．０だと。東京の空の何倍もの大きさに見える空のもとで、大草原の中を羊 の群れを追っている生活環境が、この平均２．０という驚異的な目を育てているのだろう、とモンゴル族研究家は説明していました。超高層ビル群の東京の空と、はるか彼方まで続く大草原のモンゴルの空では、目の疲れも違うし、ましてパソコンとにらめっこしている私たちと、透き通った環境で育っているモンゴル人との平均視力が２．０というのも当然の事であると思います。しかし、私たちも長時間パソコンをしたりテレビを観たりなど夢中になっている現代社会は、まことに目にとって受難の時代というべきではないでしょうか。だから、しばしそうしたものから目を離して遠くを見るように心がけることも大切なことですよねことは、単に、目の問題だけではないと思います。普段、私たちはどんなに狭い、歪んだ世界に生きていることでしょうか。小さなことにこだわり、愛し合わなければならないところを憎み合ったり、誤解したり、疑ったり、そんな繰り返しの日々を送ってはいないでしょうか。また、自分自身の人生についても、将来や永遠を見つめることができないで、ほんの２、３年先のことしか考えることしかできない、いわば近視型人生観にとどまってはいないでしょうか。私たちは年金とか医療、そして今後の介護保険の行く末だけにしか人生設計を考えられないとしたら、こちらは金眼というか、欲のかたまりの金視型人生観ということにならないでしょうか。もっと永遠という視野から人生をとらえられる「健全な視力２．０」の視力よもう一度 蘇れ と、願いたいものですよね。ちなみに私 makibo は遠近両用メガネを着用してま～す宮崎市のフローランテ宮崎から望む４５階建てのシェラトン・グランデ・オーシャンリゾートホテル

  2006.10.20

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  真の満足

  大学受験を控えている高校生諸君、一にも勉強、二にも勉強、すべてが第一志望校への合格の夢実現のため。ただ、この苦しみの向こうに、なにか素晴らしい人生、が待っている 夢と希望に燃えた学生生活を送っていることと思います。そして、めでたく合格 した時のあなた自身の喜びも、また両親の喜ぶ顔は生涯あなたの心に残ることでしょう。でも、その時の歓喜の思いは社会に羽ばたいて、親から独り立ちし、社会の荒波 に押し寄せられ、人生半ばで挫折してしまう例があることも覚えてほしいと思います。ある高校生が、見事に志望校に合格しました。本人はもとより父、母も、親戚中がお祝いに駆け付け、盛大に合格祝いをしました。青年は両親の経済的理由から新聞配達をして学費を免除してもらい朝刊から夕刊を毎日３００件ほど配達し、夕刊の配達を終えた後は、今度は集金、新聞拡張にと、それはまともに勉強する時間もなかったのです。それでも青年は見事４年間の新聞配達を全うし卒業しました。青年は一流会社のＹ社に入社し、前途洋々の社会人生活をエンジョイしていました。２４歳で結婚をし、２５歳で一男を授かり、家庭円満な生活を続けていたのですが、ある日、突然、彼が３０代後半に難病ＡＬＳを患ってしまうのです。一気に家庭に暗い暗黙の世界が押し寄せてきたのです。このお話は作り話ではありません。実際に今も、日本の、いや世界のどこかの国で起きていることなのです。人間の満足は、真に自分が生かされていると実感する以外にはないだろうと思います。人はなぜ存在し、なんのために生きるのかの答えを、創造者なる神に見いださない限り、人生の真の満足は得ることは困難だと思います。皆さんの中にも、「こんなはずではなかった」と、思われている人もいると思います。また、マイホームを得ることだけが夢で、あらゆる面で辛抱し、過労死寸前まで働いて、働いて、ついに得たマイホーム ですが、「これだけが自分の人生のすべてだったのか・・・」との、やりきれない虚脱感にさいなまれるという話も、よく耳にします。真の満足を得たいと思っているあなたに言います。「真の満足感を得たいのなら、あなたが持っているプライドを捨てなさい」「隣人を自分を愛するように愛しなさい」「見栄を捨て、謙遜になりなさい」「愛は理性です。愛は寛容です。愛に勝つものはないことを知って下さい」「難病に遭ったことをいつまでもクヨクヨ考えないで下さい」「ケセラセラで生きていって下さい」そうすれば、あなたにも真の満足が得られるかも知れませんよ那須高原のリゾートホテルです。一度でいいからこんなところに泊まってみたいものですね

  2006.10.19

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  小さな時の流れに

  どんなに先の月日でもその日は必ずやってくる出会いがあり別れがありよろこびがあり悲しみがあり語らいがあり沈黙があり人は一生を終えるであろう一日も早い治療法の確立を願い一日でも長くこの世に息づくことを祈った両親の瞼には鈍い蛍光灯の光を受けて涙がキラリと光った難病者にとってその家族にとって小さな時の流れがどんなに貴重なのか知る人は少ない

  2006.10.18

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  アダムとエバ

  あなたは「神話」をどのように考えておられますか？。神話はあくまでも神話、あんなものなど信じないと言われるかもしれませんね。アダムとエバのお話は聞いたことがあると思います。旧約聖書の創世記に出てくる人類初めての人間の男と女ですね。二人はエデンの園で幸福に暮らしていました。ところが、「園の中央にある善悪の知識の木からは食べてはならない、食べると必ず死ぬ」と神さまから報告を受けていたのに、悪魔の誘惑に負けてしまいその実を食べてしまったのです。アダムとエバのお話は、決して寓話や神話ではありません。人類の歴史そのものなのです。むしろこの二人こそが、現代神話の原型をつくったと言えるのではないでしょうか。現代にも「神話」は生きているように思います。たとえば、一流大学、一流社会は幸福への鍵、好きな人との結婚は精神の安定、一定の収入と地位は生活の保証、持ち家と優秀な子は家庭の平安、そして仕事への自己投入が人生に充実をもたらす、などです。これらは、いわば現代の神話ということができるのではないでしょうか。人々は、これこそ人生最良の道と信じ、この道に歩もうとします。ところが遅かれ早かれ挫折し、その行き着くところは絶望であり、虚しさであることに気づきはじめるのです。この現代神話をよく考えてみますと、そこには三つの価値観があると思います。まず第一に、暮らし向きが良いこと、第二に、外観、人の目に良く映ること、第三に、頭が良く、仕事ができること。この三つが人を幸福にするという考え方です。この神話は今に始まったことではないのは、先にお話したアダムとエバのお話に、現代神話の価値観の原型が、そっくりここにあることに気づかされます。二人はこの三つのものに心を奪われ、エデンの園から追放される結果になりました。二人の家庭は悲惨なものとなったのです。現代神話に挫折し、絶望している人々に、私の救い主イエス・キリストは、『すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。　　　　わたしがあなたがたを休ませてあげます。』　（マタイ 11・28）　と、語りかけておられます。社会の中で誘惑に負けそうになった時、人生に疲れきって挫折し、絶望感に陥っているあなたに、「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる」と、パンだけで生きるのは現代神話の道、「神のことばによる」のが、ほんとうの意味で生きる道だということを、知っていただけたら幸いに思います道の駅フェニックス前、絶景の日南海岸宮崎空港から車で２０分位走った所です美しい景観を是非皆さんも堪能してください

  2006.10.18

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  いいじゃないか

  雑草でもいいじゃないか　　小石でもいいじゃないか俺たちは与えられた命を　　精一杯生きればいいじゃないか可能性の目べりは仕方ないさ　　その分　　心を輝かせて　生きられるよう努力すればいいじゃないか鉄はサビをつくることによって鉄を失い　　人は愚痴を口に出すことによって自分を崩してゆく弱い自分だけど　　たとえメッキであってもいいじゃないか自分を磨くことは忘れないでいようよ　　一日一日を精一杯生きようじゃないか宮崎県宮崎市の国の特別天然記念物「青島」周囲約1.5ｋｍ程,最高６ｍ程度の小さな島。橋でわたる事が出来ます。周囲は約1000万年から800万年前の地層（硬さの違う砂岩と泥岩）が侵食により独特な形状へ変化した岩で囲まれています。干潮の際には沖合い100mにも及ぶ見事な景観となり、子供の頃、よく貝を取りに行ったものです。その形状が洗濯板に似ている事から｢鬼の洗濯岩」と呼ばれています。この小さな島、青島には熱帯亜熱帯植物をはじめ多くの植物があります。

  2006.10.17

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  因果応報

  日本には「因果応報」という、古くさいばかりか、嫌な感じもする言葉があります。私が難病ＡＬＳに遭った時、ある人は「前世があまり良くなかったんだ」とか「先祖を大切にお参りしていないからだ」とか「親、兄弟、親戚らと仲良くしていなかったからだ」などと、特に明治、大正生まれの方に言われたことがありました。確かにＡという原因があれば、必ずＡの結果、Ｂの原因があればＢの結果というのは、ゆるがせ得ない人生の原則でしょう。しかし、因と果の間に、「ふれあい」「出会い」「縁（えにし）」というものが入ると、このストレートのコースに、変化と新しい展開が起こり得るのではないでしょうか。神さまは、疎にして漏らさない義なる神であられるのに、止みがたい愛とあわれみの心から、広大無辺で、緻（ち）密な愛の摂理の中に、福音の縁、愛の出会い、いのちの「ふれあい」をちりばめてくださる方です。３８歳の時、難病ＡＬＳを患い、３度の自殺を考えた私でさえも、この愛の福音に「ふれあい」、まったく新しく生まれ変わる事が出来ました。日本の「因果応報的」な考え方を捨てて、あなたも「神の愛の福音」にふれあってみませんかなぜ人は病むのか、苦しむのか、万人に納得できる解答はないかも知れない。しかし人は、自分の痛み、苦しみにあった時、素直に、ありのままの姿の自分をみつめることが出来ます。と同時に人のありのままの姿を見ることも出来るのです。人への思いやり、やさしさを味わうもっとも良い機会となるのです。病や苦しみが私たちに、もっと味わい深い人生に導いてくれることを、あなたも信じてみませんか。苦しみが祈りへの小路、まことの神に出会う道であることを、聖書は語っています。『苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。　　　　　　　　　私はそれであなた（神）のおきてを学びました。』　（詩篇 119・71）宮崎県都城市関之尾の滝　｢日本の滝100選の滝｣　

  2006.10.17

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