愛子大佛 と 定義如来
仙台ロフトで和菓子の授業が済み、仙台駅から山形に向けて仙山線に乗りました懐かしい仙山線。両親がドライブがてら愛子(あやし)駅まで迎えに来てくれたので宮城県内で下車。3人で自宅までドライブの始まりです。 まずは、愛子駅北側の高台に鎮座する愛子大佛を目的地にしました。愛子大佛は皇太子御夫妻の長女・愛子さまの誕生を祝し身宮安泰を御祈念申し上げる守り本尊として建立したそうで大佛は奈良・東大寺の大仏(毘盧遮那仏・高さ15メートル)をモデルにしていて姿も高さもほぼ同じで、重量は約15トンあるそうです。 階段を上り大佛の真下にいるのは父です。そしてぐるっと一周。大佛をこんなに近くで見る機会がないからびっくりしました。どうやら近くには子愛子観音(子安観音)があるらしいので次に行くときはそこで参拝してこようと思います。 そして、私が行きたかった定義(じょうぎ)如来西方時に向かいました。3年前、子宝授与祈願で祈祷しお札を頂いていました。今回はそのお札のお焚き上げと、お借りしていたお人形をお返しに来たかったのです。 本堂には外から手を合わせ、祈祷せずお札を納めてきました。 本堂の左手前に“天皇塚”があることを知りました。長命水といわれ年中水が枯れる事がなく湧き出ている水で清め天皇塚まで進みます。この天皇塚には、2本の欅が植えられており、成長するにつれて連理の姿になったそうで縁結び子授けの神木として拝まれるようになったそうです。私にも御利益あるように拝んできました。そして、貞能堂(本堂にも同じつくりで設置されています)にお人形をお返ししてきました。張り紙にもあるように、子供を身ごもった際に2つにしてお返しするお人形です。感謝の気持ちをこめてお返ししました。 今回は子宝授与祈願を申し込まず祈祷していないので次に主人と行く際に、祈祷後目を瞑るか、後ろ向きで一つお借りしてこようと思います。子授け人形の隣には、安産おまくらもあります。いつか、まくらをお借りし、出産後2つにしてお返ししたいと強く思うばかりです。定義の名物は厚さ3cmのアツアツ揚げたての三角あぶらあげ120円です。 自分でお醤油と七味をかけ頂きます。定義のお土産屋各店舗で油揚げを扱っていますが、「定義とうふ店」でないと、この美味しさには出会えませんので御注意ください。 心もお腹も満たされた親子旅でした。