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カテゴリ:ボディーワーク
この間、お話した患者さんですが、いろいろ治療は継続中。 立つのに苦労している患者さんです。 アレクサンダーやフェルデンクライスを読んだりしながら 思いついたことを実験してみました。 立ちあがるときに、 今までは首の位置や体重のかけ方が悪いのではと思っていたのですが、今日立ち上がるのを見ていたら、ふと気がついたことがありました。 横や前に椅子をおいておいて、その肘掛につかまってベッドから立ち上がるのですが、その際に一気にえい!と力を入れているのに気がついたのです。 それは多分、もっと体が悪かったころの癖が残っているせいなのではないかしら・・・ 脚が思うように動かなかったときに、しっかり膝を固定して、脚をふんばって、たちあがっていた癖が体についてしまっていると思えました。 脚に力が入りすぎていることで、スムーズな膝の伸展がブロックされているようでした。 そこで、正面の鏡を見ながら、膝の伸展と腰の回転、椅子を少し横にずらして、ひねりを加えながら、立ち上がる実験をしてみました。 体を持ち上げようとせず、顔を上げて鏡を見ながら、膝を伸ばすことと、腰をひねることをスムーズに同時に行う練習をしてみました。 やはり、おもったとおり、それだけで大分力が抜けてスムーズな下半身の動きが出てきました。 何回か繰り返し、座っては、同じ軌道を描いて立ち上がる。 ちょっとしたことで、ずいぶん動きが楽になるものなのですね~!! 思い込みや、恐怖心があると なかなか力を抜くことができません。 ボディーワークの勉強をちゃんとして、いろいろ役にたてたいな!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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