子供にする鍼
子供にする鍼を小児鍼といいます。関西のほうでは、やっている先生が多いようですが、関東ではあまりなじみが無いかもしれません。関西方面の友達には子供の頃、鍼に行った経験を持っている人も何人かいました。喘息や虚弱体質などの治療や、最近はアトピーの治療などにも鍼が用いられています。小児鍼の場合は鍼といっても、刺さない鍼です。先の丸くなってる、小児鍼という、鍼を使います。その鍼で、ツボを刺激するだけです。私の場合は、普通の鍼を使いますがやはり刺しません。指と一緒にあてるだけです。子供は敏感なのでそれだけで、かなり効いてしまいます。うちの子供も歯痛のときや、喘息の時などに、よくやってあげました。痛みが和らぎ、気持ちがよくなってすやすやと寝てしまいます。寝ている間に、身体が自分で治療してくれます。指をつぼに当てるだけでも効きますが、やはり鍼を使うほうが効き目があるのが不思議です。指と、ツボの間に金属を入れることで、微弱電流が発生するのではないか・・・などと思ったりしますが・・どうも、科学は苦手なので・・鍼の種類によっても、効き目は違うようです。ステンレス、銀、金。それぞれ、体質や病状にあわせて使い分けたりします。また、ツボによって、こっちのツボには金、こっち側には銀・・のような使い方をする先生もいます。子供のうちに体質を改善しておくと、治りが早いので、大人になってから苦労しなくても済むと思いますが、なかなか子供に鍼をと思うお母さんも多くはありません。自分が普段から鍼をしているとよさがわかっているので、子供にもと、つれていらっしゃるパターンが多いですね。中には、妊娠中から鍼をして、生まれてからも鍼に来る、そんな赤ちゃんもいますよ!!こちらもお腹にいるときから知っているので、ことさらに、愛情を感じてしまいます。