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カテゴリ:つれづれ
「カンブリアン宮殿」が好きでよく観ている。
(東京TVチャンネルで月曜日の10時から) 村上龍がナビゲーターなので、 お世辞みたいのも、お愛想もなくって 何か好き。 (村上龍が好きなわけじゃないんだけど…) 今日の社長さんは、日本理化学工業の社長さん 社員の7割が知的障害者という。 「生産性が落ちて企業としてはどうなのか」という問いに、 「彼らに合わせた生産の仕組みにすることで、 もちろん多少は生産性は下がるのかもしれないが、 企業として困るほどではない。」 と、お話されていた。 ほかにも、 彼らはとても真面目で…ということや、 思いやりがあり…ということを語ってらした。 印象に残ったやりとりのひとつに、 村上龍が、 こういったことはヒューマニズムになりがちだが、 弱者を支援していく社会ということは、 それが社会全体の安定につながるのではないか。 人というのは本来、誰かを助けたり支えたりしていくといったもので幸せを感じられる生き物だ。 つまり弱者支援によってブーメランのようにまた返ってくるものがあると思う。 …というようなことを投げかけたら、 そのことに深く同意された後で、 「このような素晴らしい人生に感謝している」と感謝の言葉を口にされた。 長い間、彼らと働く中でたくさんのことを学ばせてもらったと、 本心から思っている人の言葉だと感じた。 ヒューマニズムやきれいごとなんかにしない強さを持った社長さんに、 勇気をもらった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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