れんれんの鉛筆はいっつもきっちりとんがっている。
塾の先生から「いつもきれいな筆箱で感心します。」ってメールが来た。
そりゃそうだ。
だってとんがってないと嫌なんだもの。
一緒に勉強しているとそういうことが多々ある。
そしてこの頃特に。
「も~鉛筆ばっか気にしないの~」って私のほうがキーってなることもしばしば。
だから学校から帰って、塾の前に必ず…
「とんがってないと嫌なんでしょ?ちゃんと筆箱見なさいよ~」って声掛けをする。
塾の先生のメールは続きがあって、
「ちょこっとでも先が折れると、次のに換えてしまうので、鉛筆が足りなくなることが
あります。」
そういう日もあるだろうなあ~。
「先生のもとんがりすぎてないけれどきれいに書けるよって話しています。
あんまりとんがりすぎると折れやすいなあと感じています。
細かいことですがちょっとお知らせしておきます。」
あ~盲点だったと、今頃気がつく私。
そうか、とんがりすぎは折れやすいのだ。
今度からちょっと手前で削るのをストップさせよう。
れんれんのこだわり…あってもいいけど、
こだわりすぎると結局しんどいのは本人だって思う。(ずっと一緒にいるほうもしんどいが)
その状況がキープ出来なかったときに、「まっいっか」とやり過ごせないと、
いつまでもそこから動けない。
「覆水盆にかえらず」なのだから。
それでも、ずいぶんと、やり過ごせたり、がまんできることが増えたなあと思う。
けど、こだわりってれんれんを見ていると、情緒とすごく関係しているなあって感じる。
頑張りすぎや、ストレス…そう新しい環境がスタートする頃など・・・・
ちょっとそういうときは、過敏になっている気がする。
鉛筆がとんがっていないと嫌ならば、たくさんたくさん鉛筆を用意するとか、
すぐに削れる状況を作っておくとか…もうちょっと大きくなったらシャーペンとか…
いろいろと環境を整える工夫も大切だと思うけれど、
それと平行してやっぱり、
「そうじゃなくてもうまくいくよ」ということをたくさん体験させて、
「まっいっか」や「うん、がまんできる」って思えるような成長の手助けもしてあげたい。
(しかも、優しく丁寧に伝えたいが・・・ママの修行が全く足りません。)
本人が気持ちよく過ごせることが一番だから。