LAUNDRY ROOM

ポルトガルのjasmimさんから教えていただいたレシピで、やっと「マンゴーチャツネ」を作った。 メキシカンマンゴーが結構高いので半量で作ったのだが、それでもjasmimさんのおっしゃるとおり、家中が香辛料と酢の臭い。 私は嫌いな臭いではないので、全然平気、むしろ『かぐわしい』と感じた程。 酸っぱいのが苦手という方以外なら大丈夫と思うし、出来上がりは「酢」とは違う、果物の酸味。 それに、とにかく美味しいので、ぜひお試しいただきたい。 作りたいと思ったのは↓コチラがきっかけ jasmimさんの7月4日ブログ

私が作るにあたっては、いくつか超えなくてはいけないハードル(笑)が、あった。まず、筆頭、メキシカンマンゴーが高い！
ちょっと良いのだと約６００円なので、４つはお財布に痛すぎる。もちろん、出来上がりの量を考えると、瓶詰めチャツネよりは安上がりなのだろうが。
そこで、全部半量にしてみる方針決定。幸い、いつも行く安いお店で、少し未熟だけれどひとつ３００円で売られているのを発見！
それも、まるで、私を待っていたかのように最後の２つ。

メインのマンゴーはまだ少し青いので、冷蔵庫の野菜室でしばらく寝ていてもらい、その間にモルト酢を探そうと－これは（日本なので）すぐにあると－思ったのだが、これが思いのほか難関。
どこへ行っても無い！

これだけたくさんの商品がある「楽天」の中でも、たった１店舗、一商品のみなのだから実店舗に無くて当たり前かもしれない。
ネットで探すと、皆さん、お探しのようだ。
どうやら、限られた店舗で扱われているだけで、商品もハインツのモノのみということ。
もちろん、私の住居の近隣にあるという情報は皆無。
少し意地になって、輸入食材の多くが揃う、近くの大丸ピーコックというスーパーの、香辛料の棚に、再度チャレンジ。

最近、殆どの調味料の類はここの店で揃うのでたいへん重宝なのだが、今回はハズレだった。
マンゴーは熟してくるし、仕方がないので「白ワインビネガー」で代用することにした。
（ビールの代用に、林檎ジュースよりは白ワインという、笑える発想・・・笑ってやってください）
それも１本、２５０ｍｌのものしかないので、足りない分量・約１００ｍｌは、ワインを少し多くすることで逃れることにした。

次の難関は、「チリの赤い唐辛子」
これはレシピを見たときから、ヤァーな予感があった。
やはり、どこを探しても無い。
家にある「チリソース」の瓶をみると、梅や醸造酢の酸味に、チリ唐辛子などが連なっているので、入れすぎないように気をつけさえすれば、これでいけるような気がした。
で、辛味はこれを代用品としても、唐辛子独特の青臭さを補うものが必要と考えて、京野菜の万願寺？とかいう甘唐辛子を使うことにした。
レーズンは、長野のお土産として友からいただいた、ヤマブドウのレーズン。これが、出来上がりの食感としてプチプチとして、食べるチャツネとしては大成功だった。
ということで、なんとかギリギリjasmim風になったのかどうなのか分からないが、たいへん美味しい「マンゴーチャツネ」ができたというワケ。

実は甘唐辛子、我が家は皆、大好きなのだが、大抵一袋にひとつくらいの割合で、たいへん辛いものが入っている。
そしてどういうわけか、必ずと言ってよいほど、その辛いものを息子が引き当てる。
なので、トランプのババヌキ（ババ引き？）のように、息子に引いてもらった(笑)が、今回はハズレたようだ（爆）  あとから全部のものを味見したが、今回に限り、辛いのは入っていなかった。


本当はjasmimさんの材料が望ましいが、材料調達が難しい方のために、今回の材料を、jasmim風のジャパニーズアレンジ版（^_^;）として、
一応書いておく。

マンゴー・・・２つ 赤ポートワイン・・・１２０ｍｌ 玉ねぎ・・・・１つ（みじん切り） レーズン・・・９０ｇ しょうが・・・１かけ（すって大匙１） チリソース・・・大匙１ 京の万願寺甘唐辛子・・・1つ（みじん切り） 砂糖・・・・２２０ｇ 白ワインビネガー・・・２５０ｍｌ 黄色のマスタードシード・・・大匙1 （味比べができるように、今のが残っている間に 次回は必ず「モルトビネガー」で作ります！）

※後日談
実は、大丸ピーコックで、仕入れ担当の方に、「それはどのように使いますか？」と尋ねられたので、今回の使用目的と、イギリスではたいへんポピュラーな酢で、あの有名な「フィッシュアンドチップス」には無くてはならないものらしいということや、ネットで検索したところお探しの方がたいへん多いのに売られていなくて、あるとしたら、「ハインツ」の商品が、限られたところで扱われている等々、
熱弁した私（よくヤルものだ!!）
そしたら、電話番号を尋ねられ、翌日すぐに電話が。
とりあえず最小単位の１ダースを取り寄せて、この近隣の支店にも引き受けてもらって置いてみようと思う、とのこと。
ついては私の分として、何本確保したら良いか？との電話だった。
業務用の、３５０ｍｌしかなくて、３××円程度だが、それでも良いか？とも尋ねられた。３５０ｍｌ、それだよソレ！と、思わず言いそうになり
笑いをこらえて３本、予約した。

大丸ピーコック○○店のＦさん、ありがとうございます！
仕入れ担当の方があなたのような女性で、私はラッキーです！


前回更新日時 2006/07/22　03:33:23 AM