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カテゴリ:HERB & FOOD
■イギリス土産の1200円前後のティーコージー
節々がやや痛みはするが、とりあえず熱はすっかり下がり、読みはじめなくては・・・と気になっていた本(漫画ではなく-(笑)-)も、2日間ウトウトしながらだが、読むことが出来て、ちょっといい休憩だったのかも知れないと思い始めている。 今回のような急の発熱、でもわざわざ病院の門をくぐるほどでもないという体調不良の時、私にとっての最良の治療薬は、やはりハーブ達。 とにかく、一旦ぐっすり寝て様子を見ようと思った初期段階では言わずと知れたカモミールティー ハーブティー全般に言えることだが、特にカモミールは、熱湯ではなく玉露を入れる時のような温度(75℃くらい?)のお湯で、5分ほどの時間をかけてゆっくりと蒸らし抽出をする。 お湯が冷めないように、蒸らしの間は、ティーコージーのお世話になる。コーヒーも大好きだが、ハーブティや紅茶も頻繁に煎れる私に欠かせないのが、このティーコージー(ティーコゼ)だ。 最近、よく見かけるようになったが、まだまだ、有名陶器メーカーの、うんとお高いものか、手作りの、厚さの足りない、あまり触手が動かないものばかりで、長い間ひとつキリしかないものを洗い換えもないまま使い倒してきた。 なんでも外国製をヨシとするわけではないが、今までのソレは、長いイギリス滞在から戻った友が、地元で普通に生活必需品として売っているものを土産用に纏め買いしてきたうちのひとつで、大きさ・形・柄のイヤミのなさ・適度な中綿の厚さ、そして洗いへの耐久性、全てが二重丸。 しっかり生活に根付いている雑貨だけのことはある。 洗濯すると乾くまではティーコージーがないままお茶を入れるが、やはり全然温度が違う。 2杯目3杯目のおかわりでも温かいお茶が飲めるのはこのティーコージーのおかげだ。 見かけの形だけまねて作っても、この邪魔にならない程度のふうわりとした厚さは、なかなか真似ができない。 で、最近、イギリスの田舎へ観光ではなく用事で行くという知人に、なるべくその土地っぽいテキスタイルデザインの、「主婦感覚な」ティーコージーを買って来てくれるよう、頼んだ。 日本円にして、わずか1200円だったという我が家のおNEWが一番上の写真のもの。 今まで我が家で使ってきたもの(2枚目の写真の、上側のもの)より、やや大きめ。 あるいは、今までのものが、何度もの洗濯で少し縮んでいるのかもしれない。 新しいものも、厚さ・形とも申し分なし。 嬉しいのは---ちょっと今、言葉が出てこなくて申し訳ないが、独特の書体の飾り文字での名前が入った、古い写生のような絵柄のハーブの数々。 色も、汚く見えないギリギリのアースカラーで、特にジンジャーの根の形は、とても面白い。 まるで、ハリーポッターのマンドラゴラのようには、見えない? ちょっとだけ、イギリスの田舎町の主婦たちを身近に感じられそうな錯覚を起こしそうで、これからの秋の夜長に大活躍してくれそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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