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Mar 19, 2007
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シュンタの異変に気づかされたのは、昨年の秋です。
11月4日土曜日。前日の文化の日からの3連休の中日でした。
朝、いつもと同じように、目をさまし、私のベッドの上からスッと降り、パパのベッドの後ろを通り、立ち止まり振り返り私を見ました。
 「ママ、連れてって!」
なのだろうと思い、
 「待っててね、シュンタ!、今起きるからね。」
うん、というようにまた歩き出しかけて、突然、咳き込みました。
 あら!? と思いましたが、外へ出る準備をしていましたら、今度は、吐きあげているのです。吐瀉物は、私のところからは見えません。
 「おい、シュンタ、大丈夫か?」
パパも、起きあがり、シュンタを見ています。私が近寄ると、食べたものの姿はありませんでしたが、ヌルーとした半透明な液体・・・粘液に近い状態のものが床に吐き出されていました。これは、なに?と近寄ると、ライトオレンジ色な感じです。
 「どうしたのかしら。胃液かなあ」
そうしている間に、また咳き込みました。
こんどは、さっきより、量は少なく、しかし、はっきりと血のようでした。
 「papa、大変よ。シュンタが血を吐いた!!」
 「なんだって・・・」

まず、シュンタを通路へ出しました。
papaの部屋のサッシ戸を開けると、ブイとシュンタの昼間の部屋への通路です。
一度目と、二度目の吐瀉物をよくみていますと、通路でシュンタがまた吐きあげました。

今度は、はっきりと血液とわかりました。透明感があるように感じるきれいな赤い血でした。

だれでもそうでしょうが、血は人間に良い感覚を与えません。死を忌み嫌いますように、出血は、どこからでも、ほんの少しでも、見たくないものです。

どうしたのかしら、と思うと同時に、ウイルス性の腸炎を拾ってきたとき、上からも下からも出血したことを思いだし、また悪い風邪でもうつったのかもしれない、など良き方に解釈したりしていました。
今から、考えると、自分の想像のつく範囲内で、コトを済ませてしまえるような考え方をしていたのでしょう。

ランへ連れて行き、歩いたり、ブイとはしゃいだり、まったくいつもと変わりのないシュンタに、半分は、安心してみたものの、どうも、3度吐いたということが、気になってこました。

いつも、いろいろなことをお願いしている動物病院が、土曜日は診察日になっていましたので、診てもらうことにしました。

ビクトリアだったら、なにも考えずにすぐさま病院に出かけるのですが、シュンタは、大の病院、医師嫌いでした。

元来、この犬種は牧羊犬です。牧羊犬として羊を外敵から守るのが仕事です。時にはオオカミや熊とも戦える強さも持っていると言われています。
ビクトリアは、女の子であること、赤ちゃんのころから怖いもの知らずに育ってきたこと、などで、あなたのルーツは番犬でしょ、と言いたくなるほど、よほどうさんくさい人でなければ、どなたにでも、でかい身体をすり寄せていく子です。

シュンタは、その点全くダメでした。知らない人間には、とことん吠え、その50キロを超える身体で立ち上がって、威嚇するように吠えます。

もともと、グレートピレニーズの男の子が、みな、優秀な番犬であり、社交性欠如犬なのかもしれません。でも、シュンタの社交性欠如は、ハンパじゃありませんでした。
シュンタには、小さな頃に人間不信になるような出来事がかなりあったに違いないと考えています。そのことも、あとからお話しようと思っていますが、ナニカが原因でトラウマを抱えていると私は常々思っていました。

お医者さまを嫌いになったのは、私たちにも責任があります。
シュンタは、生後7ヶ月で身長、体重ともに 1年2ヶ月年上のビクトリアを追い越しました。
男の子と女の子の違いにびっくりする毎日でした。

ペットショップの狭いケージのなかで、小さくなっていた、毛も少なめにしか見えなかった幼犬時代の面影は、全く消え、真っ白なやわらかく、長い毛がみっしりと生えそろい、立派なピレの男の子になりましたが、成長とともに社交性欠如などの言葉で、対処できないほどになっていきました。攻撃的な犬になっていきました。

このままでは、トリマーさんにまで、嫌われるようになりかねない、なにか、事故があってからではどうしようもない。処分犬には、したくありませんでしたので、方法を考えました。

 まず、去勢する。
 そして、訓練を入れる。

この去勢手術の麻酔を打つまでが大変でした。もう、そんなに嫌なら手術を止めようか、と途中で考え直したほど、2畳ほどの小さな処置室で、逃げようとして暴れ回りました。さらに、術後のエリザベスカラー生活。これで、シュンタの医者嫌いは、根強く入り込んでしまいました。

おかげで、今回の病気以外、全くお医者さまにかからずに、5年間を過ごすことが出来ていました。それが胃から吐きあげた血だとしか思ってなかったのですが、喀血だったのです。
エンジェルーブイとシュンタpapaのベッドでのコピー.jpg





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最終更新日  Apr 3, 2007 12:03:37 PM
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