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カテゴリ:ジャスミン一家
昨日は、お休みだったので例のごとく日記もお休みして、久しぶりに実家に帰りました。
実家の2匹の猫と1匹の犬に大歓迎を受け、楽しいひとときでした~~。 さて本日の装いはこちら・・・ 相変わらず、見にくい画像で恐縮です。 何度も登場したこのワンピース。 大好きなんです。この柄!!花火のような・・・。 今日はお洋服以外にウチの人気商品のブレスレットを画像でご紹介です。 夏は腕を出すシーズンですので、ブレスレットはあると便利なアイテムです。ジャラっとつけて楽しんで下さいね!! 前述の通り昨日は、実家に帰りました。 久しぶりの実家。(現在は、お店の近くに一人暮らしをしています。)良いですね~~。落ち着きます。 久しぶりに帰ったら、父が何やらパソコンで調べモノをしています。 「何してんの~~??」猫を両腕に抱きかかえながらのぞき込むと・・・・ 『バンコク行き格安チケット』の文字が・・・。 「10月にタイに行こうち思いよっとたい。」(洒落ではありませぬ。方言ですたい。) 父もアジアが大好きです。 仕事でもあちこち行っていますが、プライベートでも時間さえあればアジアの国に出かけて行きます。 なかでも一番のお気に入りは中国。中国の歴史バカなのです・・・。 私もなのですが、父は私以上にアジア顔です。(いや無国籍顔というべきか・・・。) 中国では中国人に、タイではタイ人に、韓国では韓国人に、・・・とにかく行く先々で現地語で話しかけられるという特技を(いや、顔を)持っています。(※アジア限定) 昔、まだ私がお店を出す前・・・ 私は父の仕事について上海を訪れていた時のことです。 商談をホテルの部屋で行うため、ちょっと大きなホテルに泊まっていました。 ある日の朝、私達はホテルで朝食をとっていたところ・・・ (そのホテルは中国のホテルにめずらしく、朝食のビュッフェのバリエーションが豊富で、パンやコーヒーも美味しいものがたべられました。) クラッシックなぞ流れる、朝の光が差し込むレストランで・・・ 『う~ん。気持ちが良い。』 コーヒーを飲みながら、ふと、顔を上げると、ウチのオヤジ(父)は薄汚れたシャツを着て髪は寝グセをつけたまま中華粥をむさぼっています。 (一応、会社経営をしていますが、身なりはいつも小汚いオヤジです・・・。仕事の時くらい・・・とは思いますが、本人曰く「人は外見では無い。」・・・と。) 『ああ、こういうホテルには素敵なダーリンと来なくちゃだめよね・・・』とため息をついたそのとき・・・ 向こうから、スーツをビシッと着込んだ中華系の男性が私に向かって一直線に歩いてやってきます。 『あら。親が同伴なのにナンパかしらん??』(←そんなわけない。) などと内心にやけていると・・・ 「○×◎☆□○・・・?」 早口の中国語で何やら私に尋ねています。 「ソーリー。私、中国語はわからないのよ~ん。よかったら英語で話していただける??」 (そう話している間も中華粥をむさぼり続けるオヤジ・・・) すると、スーツのハンサムチャイニーズは不審な顔をして、 中華なまりの英語でこういったのです。 「おい、そこにいるのは(父を指指しながら)杭州から来た労働者だろ??他のやつらはどこに居るんだ??」 どうやら、私は、貧しい田舎から労働者を集めて上海に連れて来て企業などに引き渡すブローカー(?)と間違われ、オヤジは『杭州の労働者』と間違われたようです。 粥を食べ終わり、食後のフルーツをむさぼり始めた事情を把握していないのんきなオヤジにあきれつつ、人違いであり、ヤツも日本人である事を丁寧に説明した私でした・・・。 父と旅をするとこんな事ばかりです。(疲) 日本人のビジネスマンはいつでもどこでもキッチリしすぎるくらいキッチリした格好をしています。 どんなに暑い国でもネクタイをしていたりして、そこまでしなくても・・・と思う事もありますが・・・ 父のように、ネクタイもなし、Yシャツもなし・・・というのはいかがなものか・・・。(しまいには、作務衣でうろつく始末・・・。) その代わり、どこに行っても危ない目には遭わないようです。第一印象が日本人でない上に、日本人とわかっても、どっからどう見ても金を持って居るようには見えないからでしょう。 現地の人間とすぐにうち解け、酒を飲み、あげくのハテには意気投合した他人様の家にお邪魔して食事をごちそうになる・・・なんてことをしてしまいます。(よく今まで生きているものです。危ない人もたくさん居るので、「海外で家においでよ」と誘われてもよっぽど信用のある人以外にはついて行ってはいけません。父は特別です・・・。) しかも、酒の席で意気投合すると必ず名刺を渡し、 「日本に来たら是非連絡しろ。家に泊めてやる。」 などと言うので(日本語以外話せないくせに、よくコミュニケーションがとれるものだ・・・といつも不思議ですが・・・)本気にした外国の人々が訪日した際、家に突然電話をかけてくる・・・なんてこともよくあります。 今までも、家に帰ると、知らない外人が居間に座っていたりして驚かされることは度々です。 そういう人の中には、今では家族ぐるみでお友達・・・という大親友もいたりします。 この仕事を始めた今、そうやって各地に友達を作ってくれた父のおかげで、 私はアジアなら大体どこに行っても困りません。 現地の父の友達が、何かあったら対応してくれます。 父にはおおいに感謝しなくてはならないかもしれません。 しかしながら、毎回、作務衣か中国で買ったデカパンをはき、草履履きで、日本のイミグレーションや手荷物検査場で引き留められている彼の姿を見るにつけ・・・ もうちょっと身なりだけは小綺麗にして欲しい・・・と願う娘なのです。 加えて、 「家の娘は30になろうとしているのに、結婚する気配がない。嫁にもらわんか??」などと海外で私の縁談を進めるのも止めて頂きたい・・・。 相手は本気にします! 一度、中国人男性から電話があって 「スミマセン。あのときハッキリ言えませんでしたが、実は僕は、結婚しようと心に決めている女性がいます!!」(←英語) 見たこともない男性に交際を断られるこのむなしさよ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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