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カテゴリ:ジャスミン一家
おっと!今日は300回目の日記ですわ♪
さてさて・・・私のマンションの近くのお家に空き巣が入ったらしいです。 怖いですね~~~。 私の部屋は、入られたところで・・・あまり盗られるようなモノはございませんので安心ですが・・・ それでも気持ちが悪いですよ。 寝る前、出かける前はきちんと施錠するようにしておりますが・・・ 最近の空き巣というのは窓ガラスを割って入ったりするそうで・・・施錠だけではどうにもならないらしいですよ。 う~~ん。怖いわ~~~~~~~~~。 実は・・・家の実家。 これまで、5度ほど泥棒に入られておりまする。。。 5回中・・・3回は夜。 しかも、家族が皆・・・起きて居る時間帯でございますんです。。。 そう。ジャスミン一家!皆!鈍い!!!!! 私がまだ小学1年生くらいの頃・・・その日は金曜日でございました。 そのころは祖父母も同居しておりましたし・・・伯母はまだ結婚出来ずに家におりました。 ひいばあちゃんも生きていたので・・・家族は全部で・・・8人。 それに住み込みでいたお手伝いさんが1人。 全部で9人という大人数が住んでおりました。 ジャスミン家は、人の出入りの激しい家で・・・金曜日の夜というのは特に忙しかったのです。 オババ(祖母)のお歌い教室が行われるのも金曜日。 ママンのお花教室が行われるのも金曜日。 玄関は、お教室にやって来る人の為に常にオープン! そんな慌ただしいある金曜日の夜・・・ 私は「もう寝なさい!」と言われながらも・・・何となくTVの前から離れられずにおりました。 ピアノ教師をしていた伯母は、ピアノの練習をしておりました。 オジジ(祖父)は時代劇に夢中。 父はちょうど会社の若い人達が来ていたので居間で飲み会。 いや~~あの日、ジャスミン家には何人の人間が居たでしょうね~。 そんなテンヤワンヤのジャスミン家に・・・一人の男が忍び込んだのです。 目的は・・・盗み。 いや・・・忍び込んだというのは・・・語弊がございます。 彼は堂々と正面玄関から入って、盗みを働き・・・そしてまた正面玄関から出て行ったのですから。 誰も彼を見なかったか??? イイエ。目撃者はおりました。 ただね。皆・・・「誰かの知り合い」だと思ったのです。 まず最初に出会ったのは・・・オババ。 オババはお歌い教室が一段落し・・・お客様のためにお茶を煎れに立った時でした。 一人の見知らぬ男が薄暗い廊下の隅に立っている。 しかし・・・ジャスミン家。色んな人がやって来ます。 外国人も多いので、たとえその泥棒が外国人だったとしても彼女は怪しいとは思わなかったでしょう。 (その時の泥棒さんは日本人でしたけどね。笑) オババは・・・彼を・・・父の友達と認識。 「こんばんわ~」と頭を下げると相手も深々とお辞儀をしたのだそうな。 次に遭遇しているのは・・・伯母。 伯母は調度、今の私くらいの年齢だったと思います。 ピアノを弾いていると・・・ピアノの陰に人の気配を感じたらしいのです。 首を伸ばすと・・・見知らぬ男が一人。 「?」しかし・・・「きっと誰かの知り合いだろう」と認識。 軽く会釈をして・・・ピアノを弾き続けたのでした。 第三の遭遇者は・・・父の飲み会に来ていた父の会社の若い従業員の男性。 居間のワキを黙って通り過ぎる男と、目が合ったんだそうな。 しかし・・・「ふ~~ん。男性もお歌いを習っているのか。」と認識。 軽く会釈をしただけで、話題にもならなかったのだとか。。。 3人モノ人間と遭遇しながらも・・・誰からもとがめられる事も騒がれることもなく・・・ 男はオジジとオババの寝室に潜り込む事に成功したのでございます。 そして・・・寝室のオババの化粧台から・・・オババがいつも無造作に置きっぱなしにしていた若干のお金と・・・宝石 オジジのスーツのポケットから・・・数枚のお札をしっけいして・・・ また来た道を同じように引き返し・・・ 彼の盗みは成功に終わったのでございました。 面白いのは・・・翌日になっても翌々日になっても・・・ 盗みに入られたということにだれも気が付いていなかったこと。。。 鈍いのにもほどがございます・・・。 ジャスミン家の阿呆家族が気が付くのは・・・それから2週間後。 うちに盗みに入った男が・・・違う家に空き巣に入り・・・捕まってから。 余罪を調べているうちに男が・・・「ここにも入った」とジャスミン家への犯行も自供したのだとか。。。 それが解った時・・・オババと伯母は抱き合って悲鳴を上げました。 「あの男だ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!」←遅すぎる!!! 言われてみれば・・・夜中に室内で帽子をかぶった男なんていうのは怪しい限り! 何故にその時ピンと来ないかね。。。(警察もあきれたらしかです) 盗まれたモノについては・・・ 「そういえば・・・鏡台においてたお金が無いな~と思いよったとよ~。 じいさんが使わしたつかな~~ち思いよった。」 (ちなみに祖父は「ばあさんが使ったち思いよった。」そうな。ルーズだ。) 宝石については・・・「どげんかとやったかね?」(=どんなのだったかね?) ・・・と覚えておらず(高いのは別にしまっていたみたい)。呆。 あとで犯人が語ったところによると・・・ 「一回目があまりにチョロかったので・・・その後1回・・・昼間に入りました。 もっと入ろうと思ったけど・・・ でも・・・あまりにも反応が無いので・・・罠かもしれない・・・と怖くなってもうその家に入るのは止めました。」 ・・・とのこと。。。。 ふうむ。。。 ちなみに2度目に入ったときは・・・父親の背広のポケットから数枚のお札を抜いただけでした。 (オヤジも「金は落としたと思った」と証言。緩い!!ユルイぞ!!!!) 被害額は大した事無かったですが・・・ちょっと鈍すぎますよね。。。 そんなニブイニブイジャスミン家には・・・その後数回の泥棒が入り込みましたが・・・ 入られたのに気が付いたのは・・・1度だけ。 その他は全て「犯人の自供による発覚」でございます。阿呆一家ジャスミン家。 現在は、オジジとオババが隠居家を建ててそこで2人暮らし。 うちの両親は、もとあった家に弟と3人暮らし。 人数が減ると・・・心もとないのでしょうね。笑。 警備会社と契約したり・・・鍵を増やして施錠を徹底したりしておるようでございます。 皆様も・・・防犯には充分お気をつけ下さい!!(ジャスミンが言うと説得力が無いですがね。笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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