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カテゴリ:ジャスミン一家
親友が赤子を産み落としました。
今朝、赤子の写真がメールに添付されて 送られて参りました。 女子だそうですわ。 無事に生まれて良かったね~~♪ おめでと~~! しかし・・・ あげな生まれたてほやほやの赤子は・・・ なかなか感想を言いにくいものですわ。 「ちっちゃくて可愛いね~」とは返しておきましたが 決して容姿的には可愛くはなく (もう少しすりゃ可愛くなるでしょうが・・・) 「目元がママ似だね?」というほど・・・ 識別出来る顔をしておりません。 もう少し大きくなってから顔を見に行こうかな。 しかし。めでたい。おめでと~。 ←本日のオススメ。 モデルは・・・友人のMちゃんですよ。 襟元と袖口がレースのカットソー。 こんなしっかりしたレースは、 今探そうとしても少ないそうですよ。 スカートに合わせても良いですが・・・ ジーンズで着崩すのも可愛いでございます。 デカイね。。。 デブではないけど・・・デカイよね。 骨格が規格外だからかね? なんか・・・威圧感あるよね。 ・・・むむむ・・・失礼な・・・。 骨太ジャスミンとしては、ムキキと思ってしまう評価でございますが・・・ 評価の対象は私じゃなく・・・こいつ↓ 現在9キロ。規格外の猫「ふうた」さんでございます。 先日家に来られたお客様が・・・庭を闊歩するふうたさんを見て・・ 「ひっ!山猫がっっ!!!」とのけぞったそうですわ。 ・・・山猫。。。 見たこと無いけど・・・きっとフウタさんのほうがデカイと思いますわよ。 歩く姿はダンプカー。 うずくまってゴハンを食べている姿を上から見ると、空母のよう。 寝ている姿はまるで魚雷・・・。 趣味は「狩猟」。 暖かくなってからというもの、毎日「獲物」を捕獲しては家に運ぶ日々でございます。 (鳩・雀・モグラ・ヘビ・トカゲ・カエル・・・などなど) とにかく強そうな彼なのでございますが・・・ 彼にもいたいけな仔猫時代があったのでございますよ。 あれは・・・4年前。 梅雨に入り毎日シトシトと雨が降る鬱陶しい季節でございました。 はじめに気が付いたのは・・・昔から家に居た「テンスケ」さん(←猫)でございました。 網戸越しにじっと外を警戒しているもようのテンスケ氏。 「何みてんの~~?」 テンスケ氏のワキから顔を出して外を覗くと・・・ふと目にとまった白い影。 何やら生け垣のあたりに何かどうぶつが居るようですよ。 「なんじゃろ?」とテンスケさんを見ると・・・耳をダンボにして何かを感知している様子。 低い声で・・・ウウウウウ・・・と唸っておられます。 私も一緒に耳を凝らすと・・・キュウキュウキュー・・・と小さい声。 「猫????」 慌てて下駄をつっかけて外に出ると・・・ そこには何とも痩せこけて震えている子猫ちゃんが1匹。 生け垣の下で雨をしのいでおるようです。 「こっちゃ来い。」そう言って手を伸ばすと・・・生け垣の奥に引っ込んでしまわれます。 こりゃあ・・・飼い猫じゃないねぇぇぇ。 キュウキュウキュウキュウ・・・・ 子猫の切なげな声が絶え間なく聞こえてくる生け垣を見ながらため息をつきましたわ。 「さて。どうしよう。。。」 見た感じ・・・ガリガリに痩せていてハラをすかしているようですわ。 あの大きさなら、もう離乳食を食べ始めて良い頃。 しかし・・・大猫しか居ない家には・・・子猫用の離乳食は無し。 「ま・・・いっか。」 私はテンスケさんの『それ・・・俺のだし・・・』という痛い視線を感じつつ・・・ 猫缶を1つ開けると、お湯を足して緩くして・・・そっと生け垣のあたりに置きましたわ。 ニオイを察知して出ては来るものの・・・どうやら私が邪魔のようです。 私はその場を離れて、家の窓越しにゴキゲン斜めのテンスケさんと一緒に見守ることに致しましたよ。 すると・・・出てきた出てきた!!! 白とサバトラの混じった小さい体。 手足がひょろ長くて・・・白くて・・・ひょこひょこと跳ねるように歩くチビちゃん。 「かわいいね~~~~~~~♪」と思わずつぶやくジャスミン。 『・・・そうでも無いぞ』とテンスケ氏。 毎日ゴハンを差し入れしているうちに・・・だんだんとなつきはじめた子猫ちゃん。 1週間後には、自分から寄ってくるようになりましたわ。 はじめは「飼わない猫にゴハンあげちゃダメよ!」と言っていたママンも・・・ 「もう2匹も飼わないよ!!」とダメ出しをしていたオババも・・・ 小さいガリガリの子猫が、足元にじゃれついてくるようになると 「しょうがないねぇ~~」ということになり・・・ 「名前決めようか?」という話になり・・・ 「蚊が増える時期だからお外は可哀想」ということになり・・・ トントン拍子に『ふうた』という名前を頂き・・・ 病院で検査を済ませると、晴れてジャスミン家に上がることを許されたのでございました。 ま・・・先住猫テンスケさんは心の狭い甘えん坊タイプの猫さんですのでね。 慣れるまで大変でしたが。(←すねる) しかし。 この子猫のふうたさん・・・ただ者ではなかったのでございます。 大変なのは家に入れてからでございました。 乳離れするかしないかで捨てられたらしい彼。 とにかく・・・お腹が空いてしかたなかった体験をしていたのでしょう。 食べても食べても・・・満足しないのでございます。 「子猫だとこれくらいじゃろう?」と子猫用のごはんを与えても・・・ 自分の分はペロリと平らげてしまい、目を離した隙にすねているテンスケ氏の分の食事も平らげ 更によこせ!と鳴き続けるのでございます。 お腹がパンパンに張って(←満腹)いるのに・・・更に食べたい!!と要求する様は・・・ 「哀れ」という感情を通り越して・・・ 「気色悪い猫じゃ・・・」という感情をも喚起させましたわよ。 しかしね。要求するものを与えていては・・・胃が破裂してしまうやもしれませんわ。 だって・・・片手でヒョイと持ち上げられる大きさしかないのでござます。 限度というものがあるのでございますよ。 ギャアギャア鳴くチビ猫に「ダメよ!」と言って、知らんぷりしておったのでございます。 が・・・。 このチビ。。。強硬手段に出たんでございますよ!!!!! ある日帰ってくると・・・家がカレー臭い。 見ると台所の床に、カレー鍋が・・・転がっております。 そして・・・前夜大量に作っておいたカレーが床に散乱!!!! その片隅でカレーをむさぼる・・・チビ猫!!!!!! ぎゃあ!!!!!!!! ・・・今まで猫を何匹か飼ったことがございましたがね。 カレーを喰らう猫を見たのは初めてでございましたわ。。。涙。 前足を黄色く染めつつ狂ったようにカレーを喰らうフウタさん・・・そりゃ~恐ろしかった。。。涙 (つうかあのデカイ寸胴の鍋を小さい体でひっくり返した彼の根性が怖い。) 「カレーなんか子猫が食べたら死んじゃうかもね・・・」と暗く沈んだ我が家でしたが そんな心配をよそに・・・本人はケロリとしたもの。 元気いっぱいでございます。 それどころか・・・。 冷や飯を喰らう・・・残飯を漁る・・・みそ汁の鍋をひっくり返す・・・棒状のようかんに噛み付く・・・ ええ・・・あらゆる「食べ物」に反応し・・・我が家は戦場と化したのでございます。 ええ。食べ物から数秒も目を離せない。 それは食事の準備をするときも・・・。 コンニャクできんぴらでも作ろうか?と茹でておいたコンニャクを食われたこともございます。 茹でて水につけておいたタケノコ(1本)に彼の歯の後を見つけたときは呆然としましたわ。 (猫がタケノコを喰らうなんて。。。涙) イエに居ながらドロボウ猫さながら。。。涙 ちゃんとごはんを与えていたんですわ。。。子猫ながら、テンスケ氏と同じ量を平らげていたはずなのだわ!!! 「・・・末恐ろしい・・・。」 誰もがそう思いましたわよ。 大きくなったら・・・寝ている間に腕を喰われたりするんじゃないか?と人間としては恐々としておりました。 が・・・ある程度大きくなると・・・ 「ああ。ここにいれば食いだめしなくても、毎日ごはんが食べられるんだ」と確信したのか 急にドロボウ喰いを改めた彼でございました。 今じゃキチンと自分のごはんを食べ・・・ オヤツはよその家で愛想を振りまいて頂いているようでございます。 う~~~ん。平和になった? イイエ。 今度は新たな問題が。 フウタさんがドロボウ喰いをするたびに、その相伴に預かっていたテンスケさんが・・・ スッカリ味をしめちゃったのですわよ。。。 最近はフウタさんは自分のごはん以外はほしがらないのですが・・・ テンスケさんは人間さま用のごはんに興味津々・・・。 相変わらずな日々を繰り広げているジャスミン家なのでございます。。。 「何か問題でも?」なテンスケ氏↑ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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