|
カテゴリ:ジャスミン一家
何だかムシムシするのに雨は降らず。
志気があがりませんね~。 体調を壊さないようにしなくては。 昨夜は、お友達でお客様のMちゃんに またまたモデルをお願いしました。 いつもありがとうございます。 なかなか素敵な写真が撮れておりましたので 近々HPにアップいたしますね♪ お店を閉めた後に一緒にゴハンを食べに参りました。 いや~~~。 色々語っちゃいましたわね~~。笑。 同じお年頃ですから悩みは同じです。 「わかる!わかる!」と焼酎片手に・・・。 でも終電でちゃんと帰りましたわ。 楽しゅうございました。また行きましょうね。 ←本日のオススメ。 和の印象の強いヨウリュウ素材の チャイナブラウスでございます。 こげん蒸し暑い時期は、涼しい素材が良いですね。 ロウケツ風のプリントもオトナっぽく お店でも人気です。 暖かくなったからか・・・虫が活発に動き回っていてイヤでございます。 昨夜マンションに帰ったら・・・ エントランス部分に今年もカベチョロ(ヤモリ)の弥太郎(←勝手に命名)が出てきておりました。 「弥太郎よ。 頑張って虫を食って食ってくいまくれよぉぉぉぉ~」とハッパをかけておきましたわ。 弥太郎ってば・・・小さいながら結構な大きな昆虫を丸飲みしていたりして・・・ なかなか信頼のおける相棒でございます。(相棒?) ヤモリ。 嫌う人も多いようですが、ジャスミンはむしろ好きでございますよ。 ジャスミンの大嫌いなものを食べてくれるのでございますからね。 良いヤツでございます。ええ・・・少なくともジャスミンの味方でございますわ。 背中は、優しいグレイッシュな土色で・・・お腹は柔らかそうなクリーム色。 チャームポイントは・・・驚くほど開くあのお口と・・・ つぶらで潤んだ黒い瞳でございましょうか? そうそう・・・あの小さい手のひらもなかなかキュートでございますわ。 「しかし街ん中でも居るのねぇぇ~。」 昨年、エントランスにて弥太郎を見かけたときには感心したもんですばい。 うちの実家は、ど田舎ですけん・・・ 夏になると「カベチョロ祭!開催中!!」とばかりにカベチョロがチョロンチョロンしとりましたわ。 家の外壁という外壁におるのでございます。 そうね。ひとつの窓に2匹くらいの割合か? 見ておりますとカレラにも一応(いっちょ前に)ナワバリというものがあるようで・・・ 同じ場所には同じカベチョロが毎晩顔を出すんでございますよ。 どうして同じと解るか?? ふふん。 伊達にカベチョロに囲まれて(←大げさ)育ったわけではございませんわ。 一匹一匹顔が違うんでございますよ。 (こんな違いがわかったところでネスカフェのCMにも出られやしないが。) 数年前。 そんな実家の夏の風物詩カベチョロンズの中に・・・彼がおりました。 その名もマイケル。(ジャスミン命名) あの若干白っぽい細長い顔。 美形かどうかイマイチ判断のつけかねるヤモリでございましたわ。 マイケル・ジャ●ソンにそっくりだったんでございます。 フゥ~~ッッッ! マイケルは、毎晩毎晩・・・私のアトリエに使っていた部屋の窓ガラスに出没。 気が付いた時は・・・体調4cmくらいの若造でございましたわ。 「小さいな。」 手足も小さい・・・けれど・・・ちゃんとカベチョロの形をしていてなんともキュート。 ジャスミンは毎晩彼の姿を見るのが楽しみになりましたの。 マイケルってば、小さいながらになかなか食欲旺盛。 網戸によってくる虫に狙いを定めると・・・間合いをはかり・・・ ジワリジワリと近づいては・・・「パクリ!!!!」 いや~~。 侍じゃわ。かっちょいいでございます。 ジャスミンは「マイケル」なんぞというバタくさい名前を彼につけてしまったことを後悔したものでございます。 彼が獲物に狙いを定め・・・じっと息を潜めているところを見るとき・・・ ジャスミンも思わずググっと息を飲んでみいってしまうほど、その瞬間は鮮やかで素敵でございました。 「マイケル。お前が人間の男だったらねぇぇぇ」 などと網戸にむかって呟くジャスミンへの家族の自然はイタイものでしたが、 そげなことは気にしませんわ。 しかも。男マイケル!!チャレンジ精神が旺盛なのでございますよ。 小さい獲物では満足しないのですわ。 己の小さい体をも顧みず・・・デカイ獲物にチャレンジを繰り返すのですわ。 「そ・・・それはでかすぎるから・・・こっちの蚊みたいなのにしなよ」 そう網戸越しに語りかけても・・・ 「とめてくれるな」とばかりに私の言うことなんぞ無視。 いいねぇぇぇ。日本男児ここにアリ。 そして時には、口いっぱいに某羽根のあるてふてふまがいのデカイ獲物を頬張っていたりして・・・ そりゃあもうジャスミンに男前なところを見せ続けたのでございました。 そのうち4センチ程度だった彼の身体は・・・みるみる大きくなり・・・ 1ヶ月ほど立った頃には、それはもう立派なカベチョロにおなりでしたわ。 ジャスミンは毎晩彼の姿を見るのが日課になっておったのでございます。 そんな中。 悲劇が起こったのでございます。 ある日の夕方。 響き渡ったのは・・・ママンの悲鳴。 すわ!!何事じゃ??と駆けつけると・・・そこには何かをくわえた暴れ猫フウタ氏の姿。 どうやら、また外で何かを捕まえて来ちゃったらしいんですわ。 「何???ヘビ??」(ヘビはフウタ氏の得意技) 「か・・・かべ・・・かべちょろ~~~~!!!」とママン。 ママンは、は虫類両生類の類が苦手なのでございます。ゴキとは平気に戦うくせに。 か・・・カベチョロ???? もしや・・・もしや・・・もしや・・・マイケルだったりしないわよね?? あんだけの量のカベチョロンズがいるんですわ。 そんな偶然・・・あるわけ・・・ しかし・・・そのまさかなのでございました。 フウタ氏に加えられて若干まだ息のある、あの細面の聡明な顔立ちはまさしくマイケル。 た・・・助けなければ!!! 「マイケル!!逃げて!!!」 ジャスミンは煮干しを振りかざして叫びましたわ。 作戦成功。 フウタさんが一瞬、煮干しに目を奪われた瞬間・・・ マイケルはフウタさんの口から逃げることが出来たのでございます。 若干、弱ってよたよたとはしているものの・・・さすがマイケル。 愛らしく身体をくねらせながら・・・外へと逃走を図ったのでございます。 ああ。良かった!!! そう・・・胸をなで下ろした瞬間・・・ 「ぎゃああ!!!!」とまたママン。 「なんじゃい?」とママンの方を見ると・・・そこには・・・ フウタさんの後に散歩から戻ったテンスケさん(猫)の姿が。。。 そして・・・その口元にくわえられているのは・・・ ・・・弱ったマイケル。。。。涙。。。。。 決死の逃走は成功したかのように思えたのですがね。。。 逃げたドアの外には、すでに散歩から戻っていたテンスケ氏が居たようで。 老いぼれ猫のテンスケ氏の獲物となるには、ちょうどよくくたびれたマイケル氏だったようで。 で・・・またまたお帰りなさいのマイケル氏。涙。。。 獲物をくわえて入って来たモノの・・・ フウタ氏の食べているニボシに心奪われたテンスケ氏。 マイケル氏はそこに放置され・・・息も絶え絶え。 猛獣2匹にもてあそばれたマイケルは、その15分後に静かに息をひきとったのでございました。 嗚呼。聴くも涙。語るも涙の物語。 マイケルは現在、ジャスミン家の庭に眠っております。 まったくうちの猫どもはっっ!!! 食べもしないのに獲物をとってからに!! ま・・・目の前でマイケルが己の飼い猫に喰われて「旨いケル♪」なんてことにならなかっただけましかい?笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ジャスミン一家] カテゴリの最新記事
|