映画「アヒルと鴨のコインロッカー」を見に行けなかったので
先日、伊坂幸太郎の原作を読みました。
実はあんまり期待せずに読み始めたんですけど
結構面白くて、１晩で一気に読み終えました。
すぐ読めちゃうので、皆さん立ち読みでどうぞ。ふふ
で。ここ最近頭の中の、ＢＧＭが「風に吹かれて」。
ああ・・・ナント影響すれやすい私か。
単純すぎてイヤンナッチャウ。
ボブ・ディランでございます。
有名だから知ってはいたけど、ちゃんと聴いたことがないから
うろ覚えで口ずさんでます。
この人の歌って英語が難解で、
ちょっと聴いてもちっとも意味がわからない。
ちゃんとした和訳が知りたいわ。ＣＤ買っちゃおうかしら。
←本日のオススメ。
人気のストレッチミニワンピース。
夏に人気の伸び伸びストレッチ素材で制作しました。
広がった袖と短めなスソがポイント。
デニムに合わせてもカラータイツに合わせても可愛いです。
詳しくはＪａｓｍｉｎｅ．ＨＰでチェック。
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さてさて。
まだまだ続くよ葬式ネタ。


人は死んだらどこに行くのか？

身近な人が亡くなると・・・
こんな考えてもしょうもないコトを考えちゃったりしますわね。
ま・・・私自身は・・・死んだらなんもかんも終わり・・・だと思っておりますわ。
何も無くなった状態が「死」ですわよぅ。

みんな解っているのだけれど・・・
でも、そう考えるとちょっと怖かったりしますわよね。
だから・・・みんな考えるんだわ。

死んだらどうなるの？（タンバテツロウって人がこんな映画作らなかったかしら？）

「天国」？はたまた「地獄」？へ行くのか？

思いっきり浄土真宗な葬式で。
「じいちゃん！天国でばあちゃんと幸せに！！」そんな孫代表の挨拶をしたイトコに・・・
『うちは、クリスチャンじゃないんだから、天国なんか行くかいな。』と
思わず突っ込みを入れておったジャスミンです。

仏教にゃ、天国も地獄もありゃあ～せん。

行くんなら・・・冥土ですかいの。
しかしね。
仏教では・・・ほとんどの人は、生まれ変わるんだそうですよぅ。
何に生まれ変わるかは・・・その人の今の世でいかに生きたか・・・によって決まるらしいけど。
ま・・・そんなのも、生きてる人間が考えた都合のいいお話でしかないんですけどね。

通夜の晩。

「私、線香の番があるから・・・ジャスミンは家に帰って。
　猫どもにゴハンあげといて～～。」

ママンが私にそう言うのでね。
ジャスミンは、オヤジに車で送ってもらい式場から実家に帰宅。
死んだニンゲンの世話も大事だけど、生きてる猫どもの世話も大事ですわよね。

鍵を開けて、家に入りますと・・・ハラを空かせた２匹が
「にゃあ！にゃあ！にゃあ！！！！！にゃ～～～！！！」（←ハラ減ったじゃね～か。遅いんだよ！）・・・と
ドアの際に座り込んでおりました。

「ごめん。ごめん。　じいちゃん死んじゃってさ～～。」

そう話しかけながら、キッチンへ移動。

「はいはい！邪魔だから・・・餌場で待ってなさい。」

・・・そう言いながら、流しで猫缶を空けておりますと・・・目の前を何やら黒い影が横切りました。

心臓が・・・ドキン・・・と一度大きく打ちましてね。
イヤ～～～～～～～な予感とともに・・・その影のほうへと恐る恐る顔を向けますと・・・やっぱり。。。
予感的中。

「出た～～～～～～～～～～！！！！！！！！！！！！！」

ジャスミンは飛び上がり・・・
ジャスミンの飛び上がった姿を見て、猫２匹も飛び上がり・・・
オヤジはキッチンに駆けつけたのでございます。

「何事か？？？」

・・・・。

「ゴ・・・ゴ・・・ゴキ・・・ブリ・・・・・・・・」

うひょお！！！！！！！！！！！！！
今年初対面。。。。。。。。。。。。
ジャスミン、大概のものには怯みませんが・・・コヤツだけは・・・無理。

「父ちゃん！！やっておしまい！！！」

「何も殺すことは無かろう。」←人にはキツイが虫は殺さぬうちのオヤジ。

通夜の晩に、「やる」だの「殺す」だの・・・仏さんが聞いたら顔をしかめそうですわね。
しか～～し！！！！
ゴキちゃんですわ。。。
大変申し訳はございませんけれど・・・ゴキちゃんなのですわ。

「情け無用じゃ！！オヤジ！！！やってくれ！！！！」

オヤジに向かって合掌すると・・・オヤジも仕方なしに、丸めた新聞紙でバチン！

少し涼しくなっていたせいか、動きも鈍かったゴキちゃん。
ええ・・・

召し捕ったり！召し捕ったり！！！

「ああ・・・もう・・・・・・・私から見えないところに捨ててちょうだい。。。」←非情

「あ～～～。スマンね～～～。お前がここに出てくるけんじゃ。」←ゴキに謝るオヤジ。

「・・・・はやく～～～～どっかへやってくれ～～～～。」

ところが、ティッシュでゴキを回収するオヤジを見ていたら・・・
ジャスミン・・・「フ」とある疑問が浮かんだのでございました。

「ねえ。」

「ん？？」

「それ・・・」

「どれ？」

「それよ・・・そのデカイゴキ・・・」

「これか。」

「そう・・・それ・・・じいちゃんじゃないよね。。。。。」

「・・・。」

「・・・じいちゃん、ゴキちゃんに生まれ変わってたらどうしやしょ。」

「・・・だから殺すなと言うたろうが。」←何となくそんな気になるオヤジ。

「・・・。」

暫し沈黙。

・・・ぬぬぅ。。。。。。

しかし・・・この世は生きている人間に都合の良いような解釈でまわっているんだわ。

「・・・ええっと。
　まあ・・・じいちゃんだったとしよう。
　じいちゃんだったとしても・・・ゴキちゃんに生まれ変わったなんてちょっと気の毒じゃなかか。
　今・・・思わず、やっちゃったけどさ。。。
　きっと今度は違うもっと良いもんに生まれ変わっているわよ。。。」←都合の良すぎる解釈。

しかし・・・とりあえず。
ティッシュにくるまれたゴキちゃんに向かって、２人で合掌してしまったジャスミン親子なのでした。

教訓：やっぱり殺生はいかんな。。。殺生は。。。。。。