今年から裏開催中心に
障害戦は今年から3場開催時は裏開催に組み入れられることになるそうです。JRAの番組表を見てると・・・同一日に障害戦を4・5レースに組んでる日もありますね。売上面での低迷により窓際に押しやられた感じですが、JRAとしては、99年からの障害レースグレード制導入以降、改革の成果が出ていないから、という理由らしいが・・・私の見解としては、あれで改革したと言えるのか、甚だ疑問です。ファンに注目させる努力をJRAは何もしていない。重賞にグレードをつけるだけで売り上げが上がるか!?だいたい、障害重賞はいつも土曜日やし、しかも8レースとかに組んでやがるくせに、売り上げが上がるでしょうか?グレード導入直後はG2は10レース、G3は9レースに組まれていたことが多かったとはいえ、ほとんどが土曜日でした。平地でも日曜日の方が土曜日より良いレースを組み込んでいるのに、障害戦はメインにも組まれないまま、僅か15年で見切りをつけられてはたまったものじゃない。土曜のメインは条件戦でも障害重賞が8レースというここ最近の番組を見る限り、JRAは障害戦を廃止したいだけとしか思えない。もっと長いスパンで改革に取り組まない限り、簡単に結果は出ないものです。数年は売上増を捨ててでも、しばらく実験的にでも障害重賞をメインに持ってくるなりしてダメならばわかるが、これではファンも納得いかない。本当に障害戦の魅力を伝えたいのならば、もっと番組そのものをテコ入れしないといけなかったと感じます。私の案としては・・・1、全開催日に必ず障害戦を最低1鞍ずつ組み入れる。2、未勝利戦は従来どおり午前中の最終毎日実施。2場開催時は両方で、3場開催時はメイン2場は毎日、裏開催は2日に1回以上実施。オープンは午後、オープン特別は9レース以降(できれば日曜にも)、重賞はメイン(できれば日曜にも時々入れる)。G1は日曜メインに。3、障害戦限定の新馬券導入。あるいは障害戦のみ馬券の控除率を引き下げる。4、障害戦に騎乗する騎手には騎乗手当てを現状より引き上げ、積極的に騎乗を促す。5、重賞の賞金が平地よりかなり安いため、平地と同等額に。6、G1馬は現状ではほとんど62キロ以上の斤量を背負わなければならないため、60キロくらいで出走可能なレースを増設。7、襷コースなどの障害専用コースの復活。などなど、アイデアはいくらでもあると思います。廃止するのはいろいろ試してからでも遅くはない。と、まあ、私なりにいろいろ考えてはいても、関係者が決めることなので何を言っても仕方ないのでしょうけど・・・今まで何度もJRAにはメールで抗議を再三してきた私ですが、廃止されるなら、それでも仕方ないのかな、と最近思うようになってきているのも事実です。もし障害戦が廃止されれば、私は確実に馬券を購入する機会が減るので、年に数回だけG1を買うに留まるでしょう。そうなれば、私の金銭的な負担が軽減されるので(爆)障害戦は本当に素晴らしいレースなのですが・・・ファンに軽視されてるのが非常に残念です。更に言わせてもらえば、私的には2歳の重賞など必要ないと思っています。なぜなら、実質500万~1000万下位のレベルやからです。特に夏の函館、新潟、小倉の2歳Sなんか、出走馬のほとんどが1勝馬。こんなん500万下と同等じゃないですか。私はここ10年ほどG1を含めて2歳戦は一切馬券を購入していません。出走馬がグレードに見合うレベルに達しているとは思えないからです。こんなレベルの低い番組を組むくらいなら、障害戦をもっと充実してほしいと願います。