クライマックスシリーズってのは問題だらけ!今こそ球界再編を!
今年は私のご贔屓チームの一つであるロッテが3位に終わり、クライマックスシリーズの初戦も黒星スタート。心情的にはロッテに勝ってほしいのですが、やはり日本シリーズに2位や3位のチームが出場するのはどうも解せないものがあります。昨日もシーズン3位の広島とセ・リーグ覇者の巨人との試合があり、巨人が勝つには勝ちましたが、9回広島にあと一歩というところまで追い詰められる辛勝でした。この制度が始まった10年ほど前から何度か2位や3位のチームが勝ち上がるケースが多く、数年前から1位チームに1勝のアドバンテージが与えられるようになったものの、それでも下位チームに敗れるケースが時折あるのは、やはりこのシステム自体に問題があるように思います。短期決戦の場合はレギュラーシーズン通りに行かないもので、1位チームは公式戦終了から2・3位チームが戦うファーストステージの間は試合がなく、実戦から遠ざかるハンデを負うことなどが問題点といえるでしょう。もっとも、興行的には消化試合が少なくなるメリットはあるのでしょうが、この10年くらいの間にこうも2・3位チームが勝ち上がることが多い現状では、何のためのリーグ優勝なのか?という疑問を抱かざるを得ません。仮に今年の日本シリーズがロッテと広島になったとしたら・・・3位チーム同士の日本シリーズとなるうえ、広島など勝率5割にも満たない成績で日本シリーズを勝って日本一になったりしたら・・・ファンとしても違和感や疑問を感じないでしょうか?10年に1度くらい2位チームが勝ち上がることがあるくらいの確率ならまだしも、10年前後で3度も4度もあってはやはり問題です。これを機に、球界再編を断行する時期なのではないでしょうか?ここからは私が個人的に思う素人案なので、経済事情や企業事情、地域事情などは全く無視しての発言です。ただ、形としては理想ではないかな?と思う、理想論を述べます。(1)まず、日本のプロ野球そのものを改革、新たに6球団新設し、新リーグを結成。これにより、日本のプロ野球は3リーグ制、18球団により構成。(2)新リーグ6球団の本拠地は極力現存球団本拠地から離れた地域に設定。北海道東部・東北日本海側・北陸・甲信越・山陰・四国・九州南部・沖縄など尚、親会社の本社所在地は東京でもどこでも良く、あくまで球団のフランチャイズ球場を上記地域に設定するのが望ましい。現存球団の本拠地からできるだけ離れた地域に本拠地を置くことで、ファンの地域密着や過疎地への観客動員による地域活性化、経済効果が期待できる。(3)当面の間は戦力的に新リーグと既存リーグと隔たりは否めないことが予想されるが、ドラフトやFA・トレードなどで出来る限り新リーグに便宜を図る。(4)公式戦は1チーム当たり148試合制とし、リーグ戦100試合・交流戦48試合で行う。(リーグ戦20試合×5カード・交流戦4試合×12カード、それぞれホーム・ビジター半分ずつ行う)(5)オールスターは毎年3試合制にして各リーグ2試合ずつの総当り戦で開催。(全パ-全セ、全パ-全新、全セ-全新の3試合) (6)クライマックスシリーズ、日本シリーズは各リーグ優勝チーム+ワイルドカード(3リーグ中勝率の最も高い2位チーム)の4球団でクライマックスシリーズを5試合制で戦い、勝ち抜いたチームで従来通りの7試合制日本シリーズとして開催。(クライマックスシリーズでのワイルドカードの相手は必ず別リーグのどちらかに設定)こういう改革はいかがでしょうか?もちろん、問題点もあるかと思いますが、現状のシステムよりはマシかと思います。