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La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

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June 21, 2006
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カテゴリ:歳時記

1麻呂のピアノのレッスン、いつもの時間に先生のお宅へ伺いました。
今日は夏至。現在の先生のところへ通うようになってから初めて迎えるこの季節です。
冬場は真っ暗な道ですが、この数週間は本当に明るく、森の中で、1麻呂は小さな白い花を、
わたくしは大きなシダの群生を発見して、「こんなところにこんなものが生えていたんだね、
気づかなかったね」と、楽しい会話をしながらの道中でございます。

今日は殊更、辺りが明るく、森の中に入っても、ずっと奥にある木々まで見渡せるほどです。
カラマツやモミの木の上には、明るい薄暮の空が広がり、ふと、北欧の森の中にいるような
錯覚にとらわれました。
先生のお宅のレッスン室は、外装も内装も全て木でできていて、開け放された両開きの
木製の窓からも薄暮の森を見ることができます。まだわたくしは、北欧の森の中にいて、
そこで1麻呂のピアノを聴いているような気持ちでいるのです。
レッスン後、外へ出ると、森の針葉樹の葉がたっぷりの香気を放出しているのか、フィトン
チッドを含んだ心地よい空気が辺りを包んでいました。
西の空のほのかな明るさ、「白夜」とはこんな感じなのかもしれない・・と思いを巡らせました。
きっと北欧の各国では、ここ数日、夏至祭が盛んに行われていることでしょう。
スウェーデンでは、街の広場に夏至祭用のマイストング(ポール)が建てられ、その周りで
老いも若きも一緒になって、歌ったり踊ったりのひとときを過ごすのです。
幻想的な、長い薄暮の光にすっかり惑わされ、心だけが北欧へ旅をしたわたくしでございました。

   SAS A340
   わたくしを「本当に」北欧へ連れて行ってくれるSASの翼






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Last updated  June 22, 2006 06:06:09 PM
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