|
テーマ:日々自然観察(10125)
カテゴリ:歳時記
夕方、庭に出ていた麻呂父が、急に家に入ってきて 小声で「そーっとこっちにきてごらん、川の向こうにシカがいる。」 と言いました。 私も庭に出てみると、確かに、川の対岸の草むらに、 立派な角を持った大きな成獣のシカ2頭と、子ジカが1頭、 ゆったりと草を食んでいるのが見えました。 すぐにカメラを持ち出し、何度かシャッターを切ったものの、 どれもこれも手ブレばかり。 お恥ずかしいのですが、どうにか「それ」とわかるものを ここに載せますね。 なんとな~く、立派な角がおわかりいただけるのではないかと思います。 しかも、彼はカメラ目線。ん?ポーズとっている??
我が家より少し標高の高いところでは、 近年シカの群れがたくさん目撃されていて、 山の上の小学校でも、今年、2麻呂の学年が育てている稲の苗が 何本も根こそぎ食べられてしまったという被害もありましたが、 こんな民家のある場所にまでも下りてくるなんて。 野生の動物を間近で見られたことに感激しながらも、 ここまで人を恐れなくなった彼らの習性に危惧の念を抱きました。 しばらくしてから、3頭は林の向こうに消えてゆきました。 「これからも交通事故などに遭わないよう、元気に逞しく生きていってね」 心の中で祈りながら、彼らの白くて可愛らしいお尻を見送りました。 3頭は、どんな関係なのでしょう。 親子?兄弟? 今頃、夜行性の彼らは山の中を飛び回っているのでしょうか・・。 またあの雄々しく可愛らしい姿に会いたいです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 25, 2009 10:10:00 PM
|