|
テーマ:今夜のばんごはん(50499)
カテゴリ:My Handmade・・
子どもの頃、母がよく作ってくれた晩ごはんのおかずを、突然思い出しました。
それは、たまごの信田(しのだ)煮。 なんだか、懐かしくて、あの味に会いたくて、私も作ってみたくなり、母に電話をして作り方を 教えてもらいました。どうして今まで忘れていたのでしょう、あの味を。 昨日FMから録音した、高関健氏指揮、東京フィルのブラームスの交響曲第1番を聴きながら 晩ごはんの支度です。 高関氏は、音楽の勉強をし始めた頃、ブラームスから多くを学んだとのことで、その結果、 ブラームスを最も得意としているそうです。 そういえば、私が氏の生の演奏を聴いたのも、ブラームス、それもヴァイオリン協奏曲でしたっけ。 Deadな音響の「あのホール」(ね~、ももこさん!・笑)で、高関氏は持てる力をすべて 出し切って、渾身の指揮をされました。 そんな高関氏の1番は、あたたかくて、やや明るめな色彩の世界。 たまごの信田煮は、油揚げを開いて袋状にしたところへ、生卵を割り入れて、口を爪楊枝で 縫うように蓋をし、甘辛く煮たもの。文字通りの「おふくろの味」です。 出来上がった信田煮は、高関氏のブラームスのような、あたたかく包容力に溢れる美味しさでした。 初挑戦のたまごの信田煮 旬のうどのサラダと青菜のおひたしを添えて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 10, 2008 10:11:43 PM
[My Handmade・・] カテゴリの最新記事
|