『船上にて』 若竹七海
先日につづいて若竹作品。こちらは著者自らが選んだという短編集です。『船上にて』 若竹七海≪収録作品≫時間/タッチアウト/優しい水/手紙嫌い/黒い水滴/てるてる坊主/かさねことのは/船上にてそれぞれに印象が違っているのでいろいろ味わえます・・・が。「手紙嫌い」と「黒い水滴」は、なんだか重くて苦しくてやるせない気分になりました。ビルから突き落とされた女の子のダイイングメッセージの皮肉をかいた「優しい水」や、表題作は今までわたしが読んだ若竹さんの本らしくてちょっとニヤリとしてしまうような毒がきいています。そのなかでも、「かさねことのは」は、わくわくできてかなり気に入りましたその手腕というか、手法?はもう、今まで見たことがなかったのでやられました表題作はラストに収められています。船上での事件と、思い出の中の事件が重なっているお話なんですが、"昭和初期"、"船上"という設定から、先日読んだ「名探偵は密航中」の番外編みたいに感じました。それにしても「ナポレオン三歳の時の頭蓋骨」なんて、究極にアホだよなぁ・・・********************連休に東京ディズニーシーに行ってきました案の定、予想通りに、コミコミでした。スターライトパスポートで3時から入ったんですが、9月に新しくできたタワーオブテラーの待ち時間・・・240分?!ありえないですぅ~待っても180分が限度です!!でも、プーさんのハニーハントができたときは6時間待ちだったしなぁ・・・と、TDSの話は後ほど書きますが、どうやらそのときにお風邪をめしてしまった模様です日曜から石垣島に行く予定なのでがんばって治さなければ!!最近寒くなって乾燥もしてきたので、みなさんもお体ご自愛くださいませ