感情の起伏が激しい週間
月曜日、お乳が張って痛むので、乳汁分泌を止める薬をもらいに病院へ行きました。検診?退院直後ではなさそうだけど、クーハンに新生児を入れた若いお母さんとすれ違いました。手がふさがっているだろう、と、私は自動ドアのスイッチを押して脇に立って通り過ぎるのを待ちました。急いで出よう、と思ったのでしょうか。腕にかけたクーハンのかごが傾いて、赤ちゃんが滑り落ちた!私はサーっと血の気が引いて、診てもらい!と声をかけたものの、あの高さからあんな子を落としたら大丈夫じゃないだろう、と、唖然としてしまいました。雑でぶっきらぼうな感じ…診察室から赤ちゃんを抱いて出ると、またクーハンを腕に下げて、ぷいっと車に乗って去って行きました。落とすなや!!死なすで。そんな風に扱うなら、いっそ自分が引き取って育てるワ!!めらめら怒りがこみあげてきて。…嫌だ。自分の子じゃないのよ。落ち着いて。敏感になりすぎて、おかしくなってるのかな…。その足で、骨壷を抱いてお寺に供養に行きました。駐車場横に、所狭しと水子供養の小さなお地蔵さんの山。風車が立ち、人形やよだれかけが沢山吊るしてあります。でもこれは、別のお寺ので、私たちの行くお寺のものではありません。76段、階段を登ったところ。西国三十三所なだけに、美しく、お遍路さんな気分。けど、分娩から日の浅いこの体には、相当こたえるわ。お経をあげてもらい、焼香をして、お坊様に相談しました。永代供養はよほど事情があって家に置けない場合だけ受けますが、あるならお墓に入れたほうが良いですよ、と言われました。てっきり寺に預けてお地蔵様を立て、墓に入れないものだと思っていたので、(駐車場にあったのはそれね)ちょっぴり嬉しかった…お坊さんがそう言われるなら、と、お墓におさめることになりました。ひとまず供養まで済んで、ほっと、一息。大変なものだな…。***************************木曜日、次男を病院へ連れて行きました。喘息かな…な症状が日増しにひどくなって、昨夜はテオドールを、3年前兄ちゃんの入院時に処方された飲み残しを発掘して、どうにかしのぎました。入院一歩手前なひどさだけど、血中酸素濃度はギリセーフなので吸入と飲み薬で様子見ることに。これで効かなければ入院です。薬局では、MAXな配合だけど、どれだけ酷いの?と驚かれました。で、驚くほどよく効いて。数日間全くご飯を受け付けなかったのですが、猛烈な勢いで食べだしました。食べるわ、喋るわ、笑うわ。…すごーく、判りやすいわ。この1ヶ月、この子も頑張ってきたもんな。早く、お母さんに戻らなきゃ…。寝室の掃除と、シーツカバーや毛布を洗濯…。1ヶ月のホコリを…。いたたた…。腰辛い…。***************************今日は、1週間後の診察。入浴もOK。もう普段どおりで大丈夫ですよ。と言われました。湯船に浸かるのは、本当に久しぶりで。ぽかん。としていました。お乳、止まんないのよね。搾ってこっそり仏壇にあげたりもしましたが、母屋に見つかると気味悪がられそうで、おおっぴらにはしません…。与える相手がないと、これ程寂しいものですかね。お乳足りなかったら、やるよー。吸ってくれたら、どの子でもいいの。喜んで乳母するわ。…こんな自分も、やっぱり、おかしくなってる?***************************先週の土曜日を、思い返しています。空手。次男が、今の道場に居る子達と、あんまり合いません。先生が自分の道場を開いたので、前から居る子は殆どそちらへ移ってしまいました。遠いので、うちも通いたいけど、ちょっと無理。二人組みになるとき次男を、みんな避ける感じです。一緒にやろ!と言っても、つう…。と退けられます。スパーリングはいい感じなのに、理論的な攻撃や防御の練習は苦手。もたつく姿が、親の目にも頼りなくはあるのですが…そんなやつらよりよほど強いのに、なめられてんなよ!!しっかりしろ~!!腹が立ってきます。上手な子はどんな相手でも合わせて練習できるものなので、格好だけで相手を見下すような子は、本当はあまり上手ではありません。だから、いじめられてかわいそう、とか、そんなことは思いません。逃げないで、見返すようにしっかりふんばらなきゃ、駄目です。あ~むかむかする。あんた、そんなやつらより出来るだろう?!さっくりなめられてんな!!頼りなくて、こんな姿見てたら、死んでも死に切れない。このまま死んだら、きっと、『しっかりせんか~!!』叫びながら、貞子のようにずるずると墓から這い出してきてしまう。なんて、鬼母な私。