しがみつかない生き方
香山リカ氏の「しがみつかない生き方」という本の紹介が新聞に掲載されていました。この中の『生まれた意味を問わない』というのがあって、これはかなりぐっと来ました。おりしも、これに近い事を考えていたからなのですが・・・。何かにならなくちゃいけない様な気になっていたんですね。もちろん、夢を持って生きる事はすばらしいことだけど、その夢に縛られる事はとてもつらい事でもあります。つい、自分を追い詰めてしまう呪文のようになってしまう。特に、何かにならなくてはいけない、ならなくては生きていけないかのような切羽詰った感情を持ってしまいがち。そんな風に生きるのはつらいことです。わたしはそうして、うつ病になってしました。私は介護の仕事が好きでもっと色々勉強したくて社会福祉士と精神保健福祉士の国家資格を取ったけどそれで何になるのかと考えた時、ヘルパー?ソーシャルワーカー?となってしまいます。もっとシンプルでよかったはずなんです。原点に戻って、ヘルパーをやればいいんだとやっとわかったんですね。なんかなんでもできそうな、何かにならなくてはいけないようなそんな気になってしまっていたんです。まんがもそうです。好きならそれでいい。好きならただ描けばいい。この本は是非読みたいですね。