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カテゴリ:塾
原稿用紙に書き出す前に、書く内容をメモしてみましょう。 [1]話題、[2]体験、[3]意見、[4]結論、というように分けて書き出してみると、全体の構成がわかりやすい。 たとえば、こんな感じ。 [1] もしも税金がなかったら、どうなってしまうのだろうか。 [2] 税金がなくても、自分のことは自分でするという人がいる。たしかに、自分で働いて住むところや食べるものを買えばよい。しかし、それではさまざまな公共サービスが成り立たなくなってしまう。 [3] たとえば、郵便局や警察、消防署などの公共サービスは税金がなければなくなってしまう。わたしたちの暮らしをささえるものは、税金で成り立っている。 [4] 社会全体のためにも、またわたしたち自身のためにも、税金は必要だ。 [1] 消費税が10パーセントに引き上げられるという。本当に必要か。 [2] テレビで脱税する政治家や、公費で豪遊する公務員の姿を知った。税金がそんなことにつかわれるのなら、納めたくない。 [3] たしかにニュースでそんな場面を見ることもあるが、自分の身の回りのも学校や図書館、道路など、税金が有益につかわれている例はある。それらのことにも目を向けなければならない。 [4] 税金を納め、またそれが何につかわれているのか、社会に関心を持つことが大事だ。 [1] 消費税は、たったの5%である。それが意味あるのか。 [2] 先日、ボランティアで募金活動をした。なかなか集まらず、小学生の子が10円玉を入れてくれても、「10円じゃなぁ・・・」と思ってしまった。しかしお金を数えてみると、思ったよりもたくさんのお金になった。 [3] 消費税もすこしに思えるが、全体としてみれば大きなものになる。一年間で10兆円ほどにもなるという。そして、そのお金がわたしたちの生活を支えるためにつかわれているのだ。 [4] これからは、誇りを持って税金を納めようと思う。 どうでしょうか。 こんな感じに構成すれば、論点のまとまった作文が書けます。 まず、書き出してしまうことが大事です。 書く前にあれこれ考えてしまうと、手も止まってしまいます。 トライ&エラーでいいのです。やってみて、だめだったら直せばいい。初めから完璧なものを目指さずに、初めは40点の出来でも、手直しをして60点、80点の作文が出来ればそれでいい。 試しに書いてみて、そしたら益田まで見せにきてください。 どこを直したらいいか、何を加えたらいいか、アドバイスします。 とりあえず三千冊くらい本読んで、文章書いて十五年の無駄な経歴を持っていますので、多少はアドバイスできると思います。 (。-_-)ノ☆・゜::゜ヨロシク♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/08/04 12:44:40 AM
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